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宅録や機器について知識を増やしたい
先日MTRの操作についてこちらで質問したのですが、回答をいただけないまま次ページに行ってしまい、解決は望み薄となりました。 とりあえずメーカーに質問メールを送ったので(これもおそらく通り一遍な回答でしょうから期待できませんが)そちらを待つことにします。 今はMTRをなんとか使えるように頑張っていますが、DAWというソフトを使いPCで録音すると、もっと高度なことができるようですね。 そこまでハイクオリティな録音は望んではいないのですが、宅録についてもう少し基本的な知識やセオリーみたいなものを持っていないと、言葉の意味すらチンプンカンプンで、なかなかやりたいことができません。 こういうことってどうやって知識を増やしていけばいいのでしょうか? MTRの操作で分からないことがあっても、説明書どおりにやってもうまくいかないし、ネットで検索しても出てこないし、分からないことがあるたびにメーカーに聞くのもどうかと思います。(サポートセンターもありませんし) 詳しい方はどのようにして覚えられたのか教えていただけたらありがたいです。
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No.3です。 これは、全く完全に「私の個人的な見解」なんですが…(^^ゞ もちろん、MTRとPCのどちらでも録音活動ができる環境にある(環境が手に入る)場合…というのが前提で、使用者が初心者である場合と限定した時には、私は「まずはMTRをマスターした方が良いぞ」派です。 操作は、相対的にはPCの方が楽な場合が多いんです。 ただ、MTRは、操作的には若干不自由な分だけ、マスターすれば「基本的な操作」がしっかり身体に身に付く…というのが、私の個人的な持論なんですよ。 PCの方が、操作性に自由度が高い分、逆に「目先の、楽で効果が高い(高そうに感じる)、まぁ基本から見て邪道技(^^ゞ」に飛びついてしまいやすいという弊害もあります。もちろん、録音作品は結果良ければ全て良しではあるんですが、ちょっとずつ経験を積んでいくと、最初は「これでばっちり」と思っていた結果が、だんだんと「あれ、これってちょっと変かな」と気が付いてくるシーンがままあります。 そういう時、PCで操作方法が「基本と違う邪道技」を中心に身に付いてしまっていると、不満な点から脱却するのに相当な回り道を余儀なくされることがままあります。 (こちらのQ&Aでも、そういう状態でせっぱ詰まっている質問は、ちょくちょく見かける所です) ハードのMTRの場合、MTRによって差異はありますが、相手がハードで応用性は低いですから、良い録音をしようと思ったら「絶対に外せない手順」というものが出てきます。この基本的な手順自体は、録音機器を扱う上で絶対に知っておいて損のない手順ばかりです。 PCでは、自由度が高すぎて、この黄金手順?をおろそかにしても、そこそこの結果が出せたりしますが、いずれ壁に突き当たります。MTRでは、手順をおろそかにすると確実に音に反映するので、いやでも手順は身に付きます。 そういう点で、理解自体はMTRの方がちょっとしんどい面はありますが、状況と時間とやる気が許すなら、私は「MTRでまず基礎を完全に身に付けよう」派なんですよ(^^ゞ もちろん、両方平行して勉強するってのは、それはOK。 大事なのは、「MTRだとこんなに手間なのに、PCだと簡単じゃん」というパターンが出てきた時です。そういう時に、あえてPCでもMTRと同じ手順でやってみることですね、そうすると、手間を省いた時と手順を守った時の差や、「手順自体が本来持っている意味や理由」がわかります。そこんとこを理解した上で、PCの楽な手順をあえて選択するのは全然構わないのですが、「PCならこんな事しなくて良いのに、MTRではこんなややこしい手順が必要だなんて、MTRが技術的に遅れている!」的な発想を持ってしまったら、必ず遠からずぬうちに、PCでも技術的に大きな壁にブチあたります。 先輩面して(^^ゞ、そういうあたりにはくれぐれもご用心下さい。 (つまり…私がそういう観点で、もの凄くつまづいて往生したことがあるんです(^^ゞ)
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- kenta58e2
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書籍等については、他の回答者の方から良い物が沢山紹介されていますので、私的にはいまさら…ですが(^^ゞ それら書籍を紐解く前段階では、こちらの記事なども目を通しておかれればどうかなと。個人的には、自分が初心者の時にこういう記事が読めてれば、あんな苦労はしなかったのに…みたいな(^^ゞ http://www.sighne.jp/music/index.html http://www2.117.ne.jp/~vision/paf/index.htm ただ、これは余計なお節介てなもんですが… 書籍を読んでも、自分の機材やソフトで実際に書いてあることを(特に機材の調整法等は)自分の手でやってみないと、なかなか知識自体も身に付かないですね。 さすがに、質問者の方の前問は、該当機種を私が所持してないこともあって「あれあれ?どこがおかしいのかな?」で止まってしまいましたし、該当機種の説明書も大概不親切なので、なかなか難しいとこでしたが、それ以外の「一般論」としては、機器操作で詰まった時に「当面詰まった操作方法だけ、ピンポイントで『即決答』を求める」(逆に言えば、「自分が今困ってる部分の回答だけわかればよいので、余分な話は聞きたくない」(^^ゞ)という『態度』で質問していると、レベルが進むたびにネズミ算式にわからないことが増えてくるので、そういう人は大抵はすぐに挫折しますね。(まぁ、私に言わせれば、最初から向いてない) 前問の件についても、これは大抵説明書も酷いので、メーカーに聞くのもありかと思いますが、一度おさらいのつもりで、説明書に書いてあることを最初から(詰まってる該当部分以外から)いちいち操作してみるというのも、かなり良い勉強になりますよ。意外と、知らなかった(もっと楽で効果的な)操作方法がわかったり、機能のもっと良い応用方法に気が付いたりします。 一部のベテランが「最良の参考書は機器の取扱説明書」と言うのは、結構真実です。 まぁ、あんまり参考にならない駄文ですが…がんばって下さい。
お礼
ありがとうございます。先日の質問は、機器の不明部分の説明を書くだけでかなりの文字数になったので、それ以外の背景的な脈絡は大幅に割愛しました。 いまも説明書をあちこちを行ったり来たりしながら試しているのですが、うまくいきません。もしかしたら故障?とも思えてきました。これについてはメーカーの解答を待つことにします。 リンクのサイトもしっかり読んでみます。上のほうのサイトは基本用語から丁寧に説明されているようで分かりやすそうですね。 もしかしたらMTRよりもPCでやったほうが理解しやすいのでしょうか?PCは日常的に使っているし、メンテナンスも自分でできますのでそれなりに詳しいですし。
A No.2です。 すいません、先ほどの回答の書籍リンク切れしてますね。 私の別な回答からのコピペだったのですが、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 もし本のタイトルは間違っていないので、お手数ですが検索してもらえたらと思います。
お礼
いえいえお気になさらないでください。 丁寧にご回答いただいてとても感謝しています。 ありがとうございます。
うーん、そうですねぇ・・・。 私自身音楽のビギナーのころ(といっても今もそれほど長くやってるわけじゃないですが)、同じようなことをリアル師匠さんに相談してもあまりはっきりした回答が得られなかった経験があります。 おそらく彼らは「これをやったから今の知識があるんだよ」という具体的な心当たりがなく、雑誌や機材を調べ、少しずつ積み重ねていった知識の結果、知識が付いているんだと思います。 そういう私なんですが、少なくても音楽に関するあらゆる分野の知識をさわりだけなら抑えているつもりです。 具体的に何をしたかというのは ・音楽制作関係の解説書籍を読み漁った これだけですね。 音楽理論・ミキシング・マスタリング・レコーディング・シンセサイザー関連など、あらゆる分野のさわり知識を抑えようとしてました。 最初はD○Mマガジンやサ○レコを読もうとしてたんですが、やはり雑誌だとほどんとの連載や企画はある程度知ってる人向けに書かれていて、全然読めなかった経験があります。 なので結局ちゃんと解説してくれる専門書籍に行きました。 今思えば用語が全然わからなくて、飛ばし飛ばし読んでいるうちに全然意味を把握しないまま読み終えてしまうということが多かったように思います。 なので、わからない用語が出てきたら面倒ですがいちいち調べましょう。 それまでは雑誌を読んでも意味がわかったりわからなかったりしていたのですが、ある日突っかかりもなくすらすら読めるようになった記憶があり、勉強嫌いな自分としては新しい発見をしたような鮮烈な体験でした。 今まで読んだなかでこれはよかったと思うものを貼っておきますので、よかったら参考にしてください。 ・作編曲・音楽理論 「誰もかかなかった作曲のタネあかし」 http://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTB01081881 ・ミキシング・マスタリング・エンジニア系 レコーディング・ミキシングの全知識 http://www.rittor-music.co.jp/hp/books/onkyo_data/04317306.htm マスタリングの全知識 http://www.rittor-music.co.jp/hp/books/onkyo_data/08317307.html エンジニア直伝!エフェクトテクニック http://www.rittor-music.co.jp/hp/books/onkyo_data/03217306.htm エンジニア直伝!レコーディングテクニック http://www.rittor-music.co.jp/hp/books/onkyo_data/02217307.htm
お礼
いろいろとご紹介くださりありがとうございます。 時間があれば少しづつ読んでみようと思います。 私はジャズを勉強しており、それとは別にバンドでオリジナル曲も作ります。その勉強やデモ曲製作のツールとして多重録音が便利だと思い、MTRを買ったというわけです。 しかし買ったはいいものの、難しすぎていくら説明書を読んでもわからないことだらけで思うようにできません。でもせっかく買ったのだからと、ある程度の時間を割くのはしょうがないと思い頑張っているのですが、その程度のことではなかなか難しいようです。 今は楽器の練習に一日3時間はとっています。しかしそれでもぜんぜん足りません。仕事から帰るのが夜遅いので、夕食と風呂以外は寝るまでほとんどずっと楽器を弾いている状態です。 それを少しでも効率的にしようと、マイナスワンのカラオケを作ろうと思いました。出来合いのマイナスワン音源もたくさん持っていますが、目的の曲が無かったり、演奏のニュアンスが違っていたりするので、自分で作るのが早いと思ったのです。 それで「簡単にデモ曲が作れる」という触れ込みのMTRを買ったのですが、どうもその「簡単」のレベルが私の想像とまったく違う次元であったようで、機器の習得に時間を費やして肝心の楽器練習の時間が大幅に割かれてしまっても本末転倒です。 なので、できるだけ簡単に要所だけ覚えられればいいと思っていたのですが、ご意見を伺っているとそういう単純な話ではないようですね。 私の場合生活パターン的に手を出してはいけない分野なのかもしれません。
- mozofunk
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自宅録音のことを勉強したいなら、参考書としては 社団法人日本音楽スタジオ協会が発行する 「サウンドレコーディング技術概論」 兼六館出版株式会社 ISBN4-8762-05508 C3055 等で理論的なことを勉強するもよし、 リットーミュージック社から月刊ででている 「サウンドレコーディングマガジン」などを読みあさるのが良いでしょう。2007年頃の特集でバンドの録音をシリーズで連載していたりしているので図書館などへ行って借りよう。 http://direct.ips.co.jp/book/Template/Goods/go_BookstempRM.cfm?GM_ID=RM1458&SPM_ID=3&CM_ID=00410001021059&PM_No=&PM_Class=&HN_NO=00410 http://direct.ips.co.jp/book/Template/Goods/go_BookstempRM.cfm?GM_ID=RM230703&SPM_ID=3&CM_ID=00410001020174&PM_No=970&PM_Class=N&HN_NO=00410 http://direct.ips.co.jp/book/Template/Goods/bt_contents.cfm?GM_ID=RM1140&SPM_ID=3
お礼
ありがとうございます。サンレコなどの雑誌は、録音自体にあまり興味が無かったので買ったことがありませんでした。 時間があれば探してみようと思います。 今はジャズを修行中で、楽器の練習だけでも時間がぜんぜん足りないぐらいで、その練習の補助としてカラオケを作ったり、自分のプレイの分析のために客観的に聞けるように録音するのが目的だったんです。 普通のレコーダーでも単純な録音はできますが、カラオケを作ったり、今やっているバンドのオリジナル曲のデモ音源も作らないといけないので、手軽にそういったことのできる機器としてMTRを買ったのですが、それを使うのもままならない、という状況なのです。 なので、効率的な楽器練習のツールとしてカラオケを作るために、多大な時間を宅録に裂いてしまうわけにもいかず、かといってそれを勉強するのにも一朝一夕にはできないとなると・・・・ もうすこし家電のように誰でも簡単に使える機器ができればいいんですが・・・
お礼
何度も詳しい説明をいただけてありがたく存じます。 たしかにどんな分野でも、基本的な手順の習得を怠ると、それを応用した便利機器を使うにしても「なんでこんなことがわかんないの?」というケースに陥りかねないですよね。 正直、MTRとPC録音とどちらがどんなメリットがあってどちらが自分に向いているのかいまひとつ分かりませんでした。しかしMTRが基本と聞いて、もう少し今の機器を頑張って使えるようにしようという意欲が沸いてきました。 とりあえず今は必要トラック数の多重録音とエフェクト、ミックスダウンなどはできます。 この機種にはドラムマシンとベースシーケンサーがついていて、それを素材として組み合わせて利用すれば、ギターしか弾けなくても手軽にリズムトラックも合わせることができるということなのですが、そのリズムトラックのエディットで手を焼いています。 どちらかと言うと録音機器の質問と言うより、打ち込み関連の事柄なのかもしれません。もう少し頑張ってみます。