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夢十夜について
夢十夜の第一夜にでてくる、色、例えば黒、白、赤 これらはそれぞれ何を意味しているのか教えてください!
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- riyoma
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夢十夜は夏目漱石の文学作品をおっしゃっているのですよね。映画等についてはわからないので、すいません。 「夢十夜」全般に言えることですが、作品に色の表現がよく出てきます。夢の中の話を語っているということで、色彩についてはわかりやすいように表現されています。『墨を流したような」とか『暗闇のような』といった比喩的表現ではなくて、具体的に『黒』という表現になっています。 短編なので長々しい表現を控えたということも考えられますが、色を断定することによって読者の中にわかりやすいイメージを持ってもらえるという効果を狙っていると考えられます。 内容について読者がイメージをしやすいことによって、わかりにくい夢の話を理解しやすいように工夫しているといえます。 白といっても『真白な頬』『真白な百合』の両方があります。頬の持ち主である女が、100年経って百合になるので、そういうつながりを色で表現しているのでしょう。 女性を表現している赤は『唇の色』で、黒は『真黒な眸』です。 つまり死ぬ様子が見えない若い女性が、なぜか死のうとしているということです。その女性を忘れられなくて100年見守る男性の話です。 確か作者の若い頃に亡くなった若い女性がいて、その人のことが忘れられなくていくつか作品を書いたようです。この「第一夜」もそういう作品のひとつのようです。
- sky1103
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黒は女の人の目ですよね? 生き生きとしている感じで死ぬ感じが見えないと言うことを表しています。 白は女の人の肌。死にそうな人ならもっと青とかになっていそうなのに綺麗な白。これも死にそうに見えないと判断した男の理由を根拠付け。 赤も同じく、血が通っていて死にそうにみなないということを 表しています。 これは私の学校での説明なのであっているかは解りません。
補足
100年という時間はどのような時間を表しているのですか?
お礼
とっても参考になりました。 迅速な回答ありがとうございました。