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Googleマップの航空写真で沿岸が緑色になっているのは汚染のせい?
とくに中国の沿岸が顕著で、他の地域たとえば南アジアや各国の一部湖沼などでも見られます。汚染の結果だと推定されますが、専門家の科学的な知見をお願いします。
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- teigan
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回答No.1
一概に汚染と決め付けてはいけませんが、可能性が高いことはあるでしょう。 Googleマップに使われる写真の撮影日は全くのランダムです。また写真での海面の色は汚染ばかりではなく、カメラの撮像素子による差異や海流の影響、陸上での大雨による河川からの大量の濁質流入、更には海底の噴火や噴出水など様々な要因で変化しますから、たまたまそうした影響を受けたときの写真かも知れないのです。 また河川は一般に、ダムが少なく、流域で雨量が多くかつ地質が侵食を受け易いほど、多くの濁質を河口から排出しますが、日本の河川の流域面積は中国大陸のそれとは比較になりませんので、濁質が多くても汚染とは限りません。 更に、海水を緑色にする原因は微生物の他に硫黄分なども考えられます(日本でも青森県や秋田県あたりでは緑色をした温泉や湖があります)し、日本より緯度が低く気温や水温が高い地域であれば微生物の増殖も早くなりますから、緑色をしていれば汚染、と決め付けるのも早計です。 ただ、見た目が緑色の海水に光合成微生物が多い可能性は高いですから、その点でその海水が富栄養化している「可能性が高い」とするのは正しいでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございました。 ただ、 >たまたまそうした影響を受けたときの写真かも知れないのです。 数ヶ月のあいだいつ見ても特定地域だけが緑色という事実の説明になっていないように思われますが? >日本の河川の流域面積は中国大陸のそれとは比較になりませんので、濁質が多くても汚染とは限りません。 中国以外の国の大河の河口付近はあんな色をしていませんが? >日本より緯度が低く気温や水温が高い地域であれば微生物の増殖も早くなりますから、緑色をしていれば汚染、と決め付けるのも早計です。 緯度が低い一帯でも大半は青く見えています。 以上のとおり、かろうじて最後の一文以外は納得できかねます。