• 締切済み

鍼灸治療の効果

鍼灸治療というのは一回目の治療からなにかしら効果を感じるものでしょうか? 先日頸部痛のため鍼灸治療を受けたのですが、一回目の治療後、あまりはっきりした効果が感じられませんでした。 初回の治療後はそんなもので、さらに回数を重ねれば効いてくるのか、 それとも、今の鍼灸治療が自身にあっていないのか判断しかねている状態です。

みんなの回答

  • acupun
  • ベストアンサー率46% (28/60)
回答No.2

「慢性的(3年前くらい)な首の痛み」 ⇒【頚部の構造】 頭蓋骨の底の部分(茶碗でいえばの糸尻の部分)には大小様々な内在筋が左右20対も組み合わさって、頭を支え動かし続けています。「首」と名の付くところは、とても大事ですが、とりわけ頚部は、大切な脳ミソと身体をつなぐケーブル(神経・血管・リンパ管など)の通り道ですから、ここにシコリを作っていたり、コリが発生していれば首を絞められているのと同じです。とりわけ脳の老廃物が捌けにくい訳ですから、頭がパニクります。 「張っていて、左右に傾ける動作がしずらい」 ⇒【頚肩の運動】 ご自分で運動なさるならまず、肩の方を大きくゆったりと、回します。上へ、後へ、そしてストン、上へ、後へ、ストン・・・背泳ぎの感覚で、好きな歌をワンコーラス分くらい。 先に首を回してしまうと、頚や肩の筋肉を引っ張ることになり、疲れて弾力を失った筋線維を、枝毛・切れ毛のように、千切ったり傷つけたりするからです。「こり」という自覚症の有無に係わらず、筋肉に注目してみて下さい。 ご自分で、錆び付いた処が特定できますか? 「整形外科では鎮痛剤」 ⇒【身体からのサイン】 「痛い」「だるい」「痺れる」「突っ張る」「こる」「むず痒い」・・・(マヒは別物です) 事故であれ、スポーツであれ、日々の多彩な動きであれ、傷つき・錆び付き・栄養は持ち出され・不完全燃焼の老廃物はこびり付き・・・極めてバランスの悪くなった軟部組織の中で、ダブルパンチ・トリプルパンチを喰って悲鳴を上げているのは、多くは筋・骨格であることが理解できます。 そして、そこは絶好の治療ポイントでもあります。ですから、薬物で症状だけ黙らせてしまうのは得策ではない。   「鍼灸にはあと2~3回」 ⇒【体重の内訳】 体重のおよそ50%が筋肉、同じく20%は骨、締めて70%が身体を支持し、動かすための装置ということです。残り30%の脳ミソや内臓は、その中に埋まって護られている。 従って、筋肉を良好に保つということは、とても大切なことで、結果的に全身的な症状もよくすると言う期待が持てる訳です。 究極は血の巡りで、フレッシュで健康な血液が求められる。それは日々の飲みもの・食べ物から。 その上で、この機会に、できる限り解しきってもらわれること。 もしくは、同意書を貰って、気長に。全身を見回すことも大切ですから。    

  • acupun
  • ベストアンサー率46% (28/60)
回答No.1

初めまして。鍼灸師です。 「頸部痛のため鍼灸治療を受けた」 ⇒先ず最初に、鍼灸院に行かれたのですか? だとすれば、信頼してくださってとても嬉しいです。確かにプライマリーケアとしてお役に立てることはとても多いですから。 が、この度の頚の痛みの原因は? その痛みは、どう言う時に? どうした時に? どの様に? どの部分に? どれくらい? 広範囲のコリなのか、部分的にシコリが存在しているのか・・・ お尋ねすることは、たくさんありますし、触診もして見なければ・・・ その上で、例えば鍼灸療法が適応するとします。 お医者さまが、お薬を処方なさるように、私たちもあなたのお身体に合わせた刺激量を考えなければなりません。  また、少々の瞑眩(メンケン≒加療反応;鍼をすることによって惹き起される反応、運動し過ぎた時のような疲労感ですとか、様々な自律神経反応etc)が出ても、短期間で治したいのか、時間をかけてゆっくり治したいのか、あなたの側のご都合もお有りでしょう?  (私方の場合、現役でお仕事のある方は即効性のある方を選ばれます。故障した筋肉を出来るだけ深部まで解す方法です。) 「一回目の治療後、あまりはっきりした効果が感じられませんでした。」 ⇒初診の方であれば、さすがの私も「メンケンお覚悟 !」とは申せませんね。 最近は「トリガーポイント注射療法」と言うキーワードで、シコリをターゲットに処置をなさるお医者さまが、増えていると伺います。 また、お医者様のカルテ記載は、何かの場合に大切ですから、ホームドクターを決めて措かれることも必要です。  出来れば鍼灸療法のご理解のいただける方がいい。なぜなら、鍼灸療法の“同意書”と言う物を出してくだされば、低廉ですが健保が有効になりますから。    【CAM(補完代替医療)】 西洋医学の不得手を補う療法として、イギリスやドイツでは10%ほども、はりが活用されているそうです。(日本は未だにママコ扱いです。)  【ペインクリニックと鍼灸院のハリの違い】 ≪注射療法≫ トリガーポイントにジャストミート、麻酔効果で痛みを緩和し、硬結をゆるめる。“神経ブロック”とは異なります。 ≪鍼 療 法≫ 直径コンマ数ミリの鍼で、注射針では届かない深部まで、細かくほぐし血流を改善、潜在自然の治癒力を引き出し、病巣の再構築を促す。 と言った具合です。  以上は、外科・整形外科的な運用を述べましたが、その応用範囲はとてもこの紙面では語りつくせません。 小児鍼から内科的な運用、産婦人科的には不妊治療の一翼を担うなど等。  お役に立ちましたか?細かな疑問が生じましたら、またQを掛けてみて下さい。調べられることは、頑張ってみますので。

noname#99537
質問者

補足

慢性的的な首の痛みです。3年前くらいからでしょうか。 張っていて、左右に傾ける動作がしずらいです。 整形外科では鎮痛剤を処方されました。 鍼灸にはあと2~3回行ってみようかと思います。それであまり変化がない場合は、また考えるかなと・・・

関連するQ&A