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今後の第一次産業を発展させるには
わが国の第一次産業は現在衰退化しています。 この衰退化している一次産業を発展させるにはどうすれば好いのでしょうか。 皆さんの考えを教えてください。
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マズは第一次産業は現在衰退化している問題を見つけることですよね。 日本の場合マズ労働人口の高齢化にありますが、その理由は農業がきつい仕事である事です。 じゃ・・・なぜきついかというと、日本の土地は高低差が大きく、大規模農地が作れないということにあります。 米国のように大規模のうちを大規模なコンバインをつかう・・なんてことは出来ないわけです。 又、耕作面積を少ないわけです。 企業がどれだけがんばっても、採算は米国には勝てないわけです。企業は利益を追求するものですから現状では大変厳しいといわざるをえません。 で、日本の数多く残ってる農業を見ると付加価値商品が多いことが多いといえます。 おいしいお米、甘いマンゴー、大粒のイチゴ・・・・ つまちバイオ産業を基幹とする品種改良がまず重要なわけです。そしてその知的財産の保護が重要です。 しかし、今現在イチゴのトチオトメなど日本で作られた品種が韓国で大量に無断栽培している現状が問題です。 農林水産省をはじめ、農業系大学、各企業による品種改良。そして日本政府の外国に対する知的財産権の保護が急務であると考えます
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- electron11
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一次産業とは農林水産業の事ですが 何故衰退したかご存知でしょうか? 1、日本は高度経済成長の結果 円高になりコストが高くなった 先進国は皆同様です 2、その為に外国産が安く入ってきたのです 結果 競争力を失い国産品が駄目になりました 3、高学歴化の為に3k(危険、キツイ、汚い職業)を敬遠しがちな結果でもあります 従って 上記を解決しない限り無理なのです その解決法は 1、に対して先進国は補助金で対応してます 2、には 合理化&高付加価値化しかないでしょう、農地の大規模化&機械化&自動化、品種の開発と保護 3、には 大学を減らす事 勉強したい者は沢山いるはずは無いのです 楽して給料を沢山稼ごうという心から来るのです 学歴偏重とも言います その結果 名前だけの大卒が増えたのです 子供みたいな大学生は既に40年も前に登場してました 農業について 農地の大規模化は難しいところがありますけれど 現在は各農家から農地を借り受けて大規模農業をしている方もおりますが飛び地になったりで効率が悪いのです 戦後やられましたが もう一度 農地整理が必要かも知れません 思い切った農業改革が必要に思います このままでは無くなってしまいかねません 年々気象が激しくなっているのは感じていると思います、旱魃で食糧難の国が出ているのはご存知でしょう ある年外国から食料が入って来ない となるかも知れません 食料自給率40%ですから。
- tadagenji
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農業を会社にすることです。最も近いのがJA組織ですが、これは協同組合という非営利団体となっています。 現在、企業化で大規模農場を経営して特定の銘柄米を作っていますが、農地は、百姓以外所有できないことになっているので借地です。 ゴルフ場経営に似ています。 製造工場と同じように、土地所有、販売自由など規制をなくして、企業の自主判断で経営させれば、社員としての農業が出来るようになる。 人口の少ない地方に就職口ができれば、若者等労働希望者があつまり、町・村の活性化にもなる。 人口が増えれば生活必需品の店や関連商売が成り立ち町自体が発展する。 アプローチはいろいろあるが、その土地に適した米なり野菜なりを集中して品種改良を伴いながら、画一的でない民間なら可能だと今までの製造業を見ていると感じられる。 終身雇用も復活が可能というより技術力などの蓄積のためにそうせざるを得ない労務形態になることでしょう。 企業は、どこも設立目的は、「利益を求めて社会に貢献する」となっています。 アダムスミスの言う経済人です。
お礼
回答ありがとうございました。 農地が、百姓以外所有できないことは知りませんでした。 企業化について詳しく教えて下さりありがとうございました。
- usokoku
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「発展」という言葉をどのように定義するか、で答えが分かれるでしょう。 単に、生産高を上げるのであれば、価格を上げればいくらでも生産が増えます。ただし、現在の若手労働力が資本主義の原則に従って「就業する価値がある」職業であるという価格競争力を持った労働体系を確保することが必要です。 逆の方法もあります。重税をかけて、現在の生産体制を疲弊させます。 その後、海外から適当な無賃労働力を購入して、無賃労働で生産を行うという方法です。この方法は、中南米のどこだったか、現地人を使ったプランテーション経営を行い、現地人がほとんど全員死亡した後、不足した労働力をアフリカから黒人奴隷として輸入してプランテーション経営を行った国があります。記憶が間違いなければ、渡航禁止勧告国になっていたはずです。 法人化という内容も有りますが、明治の農場経営を思い出してください。 有島農場がわかりやすいかな。 当時貴族が行っていた西洋を模倣した農場経営ですが、極端に簡略化すると、農民に対して過剰な土地代を請求し集めるか、経営を放棄するか、というような状態になっていたわけで、有島は、全借金を農民に引き継がせることで農場経営を放棄しました。 ある農場では高額過ぎる地代で離農が相次ぐ状態でした(那須野が原博物館に展示されたいた昭和初期の那須野が原の農民の状態を示した展示物)。 数年前、鳴り物入りではじめた企業の農業参入ですが、かなりの法人が離農・撤退を決定しているようです。 「労働力の流動化」ということで、政府が派遣労働などを推進した結果低賃金労働が恒常化し、かつ、研修という名を借りた低賃金重労働が農業法人で行われている(簡単に言えば、基準法違反又はそれに類した状態)結果、若手労働力がさっさと見切りをつけて離農している。 単に法人化しただけでは、近い将来破産するだけです。 「スクラップ アンド ビルド」、古い生産があがらない設備を廃止して新規の効率の良い設備で生産を上げる、という政策がかっての日本の主力産業、炭坑、で行われました。結果は、最後に残った負債を全部背負った夕張市が示しているでしょう。 旧態前の古い設備(小規模農業設備)を廃止して、大規模化をすすめ、新規設備に変えて行くという方法が、破綻するということは、夕張鉱山や夕張市の状態から見当つくかと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 私の知らない事が数多く書かれており、とても勉強になりました。
- hesaid
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環境問題や食料問題が深刻な事態になれば、発展するでしょう。 そんな深刻な事態になるより先に、最新鋭の自動車や電化製品よりも大事なモノがあることに早く気付くべきでしょうねえ。
お礼
回答ありがとうございます。 私も早く第一次産業の大切さに気付いてほしいものです。
- tadagenji
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企業化させるべき。 商社などが外国で、農産物の農園を経営していることから企業化のノウハウは十分に有る。 しかし、農地法などの改正をして規制をなくさないと企業化は不可能です。
お礼
回答ありがとうございます。 お手数ですが、企業化についてもう少し教えていただけますか?
お礼
回答ありがとうございました。 とても詳しく書かれており、勉強になりました。 確かに、知的財産の保護は必要だと思います。