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QA99
QA99 The value of such a passage cannot be analysed: it can only be said that given such a subject, this alone is the right method of treatment. Hesiod's diction is in the main Homeric, but one of his charms is the use of quaint allusive phrases derived, perhaps, from a pre-Hesiodic peasant poetry: thus the season when Boreas blows is the time when 'the Boneless One gnaws his foot by his fireless hearth in his cheerless house'; to cut one's nails is 'to sever the withered from the quick upon that which has five branches'; similarly the burglar is the 'day-sleeper', and the serpent is the 'hairless one'. 試し訳 このような経過の価値を分析することは出来ない。そんな課題を与えられて、これが唯一取り扱いの正しい方法であるということだけは云える。 ヘシオドスの言葉使いは主にホメーロス風である。 しかし、彼の魅力の一つは恐らくその前のヘシオドス風農夫の(叙事)詩から導かれた古風な趣のある(言葉の)使い方にある。このように北風が吹く時のこうした季節は、例えば、骨のない者が 'the Boneless One彼のもの寂しい家の中の火の気のない炉床のそばで自分の足をかじる時である。人の爪を切るということは「五本の枝(指)を持つその上の活き活きしたものから衰えたものを切ること」である。 同じように、夜間の強盗は「日中に寝る人」であり、その悪魔は頭に「毛のない者」である。 質問 (1)'the Boneless Oneについて 「骨なしの一つ」、大文字、固有名詞、分からない。 (2)thus the seasonに「ついて (3)the quick upon that which has five branches'five branches'について Quickは活き活きしたもの,branchesは指のことでしょうか 爪を切ることの意味を述べているように思えるが、良く分からない。 *'hairless one'について ‘’がついているので、由来の意味があると思われるが。 *'to sever the withered from the quick upon that which has five branches'について これも‘’がついているが、これは著者の強調の意味と思われるが。
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the Boneless One は、もちろんハムのことではなくて、「骨のないもの」「無脊椎動物」ですが、これは「ポリプ (polyp)」のことを意味していると思われます。「ポリプ」(*) というのは、「刺胞動物」のことで、代表がイソギンチャクです。 * http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%97 「指」というものとイメージが結び付くと思います。 また、「盗人(ぬすっと)」のことも、ズバリその言葉を用いずに day-sleeper 「昼寝ている者」という言い方を用いる。「昼は寝ている」ということは「夜は起きている」ので、「盗人」のことを意味することになるのでしょう。 「骨の無いものが火の無い炉端で足をかじる」というのは、イソギンチャクのような生き物が、暗い海底に潜んで獲物を待っている情景と通じるものがあります。 また、「骨の無いもの」と同じように「頭に毛の無いもの」という表現で「蛇」を表している。'hairless one' というふうに ' ' で括っているのは、Hesiad が作中でそのような表現を用いているという印です。 このように「奇妙な比喩表現を用いていることも魅力のひとつである」というわけです。 thus the season ... の部分について 「たとえばボレアス(ギリシャ神話の風の神で北風の比喩)の季節のことを・・・と表現してみたり、・・・」などと訳すこともできるかもしれません。 ちょっとランダムに思い付きを記してみました。
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- SPS700
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(1)'the Boneless Oneについて 「骨なしの一つ」、大文字、固有名詞、分からない。 骨の無いの、one =人、者、の。 (2)thus the seasonに「ついて このため(=農家の迷信などを使っているため)季節は。。。と描写されている。 (3)the quick upon that which has five branches'five branches'について Quickは活き活きしたもの,branchesは指のことでしょうか 爪を切ることの意味を述べているように思えるが、良く分からない。 よく the quick and the dead 「生者と死者」と使います。 爪を切るのは、五本枝のある生きたものから枯れた部分を切り離すこと。 *'hairless one'について ‘’がついているので、由来の意味があると思われるが。 *'to sever the withered from the quick upon that which has five branches'について これも‘’がついているが、これは著者の強調の意味と思われるが。 いずれも農夫達の持っていた考えというつもりで、一種の引用扱いにしたのかも知れません。 ご質問にはありませんが、 1。the season when Boreas blows is the time when 'the Boneless One gnaws his foot by his fireless hearth in his cheerless house' は「北風の吹く時は、物寂しい家の火の無い炉端で、骨の無いのが人の足を齧る時である」これ「骨の無いの]以外の一般農夫ではないでしょうか。「骨の無いの」自身の足だと his own foot になると思います。 2。おしまいの the serpent is the 'hairless one'. は「蛇は『頭に毛の無いもの』だ」 ですね。
お礼
この回答により、訳を見直し、再質問を設定しました。 よろしくお願いします。
補足
(1)the Boneless One (2)hairless one (3)serpent 回答を読んで気がついたのですが、ひょっとして、同じ意味かも知れない。 もう一度、やり直して見ます。 ありがとうございました。
お礼
(1)boneless one (2)hairless one (3)serpent は『仕事と日々』にないようです。 他の作品の引用らしい。 この回答を参考に、訳を見直し、再質問させていただきました。 基本的な間違いが多いので、問題点をご指摘していただきたいと思います。 よろしくお願いします。
補足
(1)boneless one (2)hairless one (3)serpent この三つについて、何か共通していると薄々感じていました。 これは著者の言葉ではなく、ヘシオドスの言葉とすれば 重要な言葉だと思います。 勤勉に働く人の反意語と分かれば、もう一度、「仕事と日々」を調べてみようと思います。 今日はQA96のAndromacheのことを調べるのに、『イリアス』を読み直して、大変でしたが、一つ一つ調べるしかないようです。 重要なヒントをいただきました。 ありがとうございます。