アベヨンしんちゃん

質問

阿部慎之助選手は捕手からコンバートして打撃に専念したほうがいいと思うのですが。
捕手としての実力を皆さんは評価しますか？
（注）コンバートしても守るポジションが無いということは無視してください。あくまでも仮定の話としてです。

回答No.6

spec17

私は評価していません。

もし、阿部の捕手として実力が問題なければこのような質問がでてくることすらないはずです。

城島も入団当初は打者に専念した方がいいと言われることもありましたが、レギュラーとして何年かを過ごしているうちに自然とそのような声は消えていきました。
他にも打撃の良い捕手は必ずと言っていいほどこのようなことを言われます。
そして、本当に転向するか、レギュラーとして成功してその声をかき消すのか、のどちらかのパターンになるのが普通です。

レギュラーとしてこれだけのシーズンを過ごしていながらも、まだ打者に専念した方がいいと言われている選手は初といってもいいくらいです。
つまりはそれだけ頼りないということです。
また、逆に打者としての評価が高いというのもあります。

グライシンガーからは嫌われていて、グライシンガーの登板日は捕手ではありません。
正捕手不在のチームや捕手がローテーションするメジャーならばよくある光景ですが、一正捕手を１年間使い続けることの多い日本野球界ではこれは珍しい状態です。
これも阿部の信頼感の無さの表れの１つです。
（もちろん、グライシンガーが単にわがままというのもあると思いますが、それを首脳陣が強く言えないのは阿部の実力によるところもあります。少なくとも、古田、谷繁、矢野クラスの捕手ではこのようなことはありません）

ゴールデングラブの受賞回数も少ないです。
谷繁、矢野がいる中でとるのは難しいのはわかりますが、本当に名捕手なら優勝した時には獲って当然です。
これだけの防御率を残して優勝した年でも、それは投手の力であって、純粋に捕手としてだけの力を見たら谷繁の方が上と、プロの記者の目にも見えているということです。
（ゴールデングラブの選考基準があいまいとか、記者の見る目が本当正しいのかという意見はあると思いますが、ここでは置いといてください。少なくとも、僕ら素人よりは確実に上のハズです、きっと）

捕手、阿部が全くダメとは言いません。
でも、そこまで凄いとは正直思えません。

回答No.5

jkpawapuro

大リーグでスタメンを奪われた城島がどこまで復活するかわかりませんが、彼を除けば阿部の守備力は日本では圧倒的で群を抜いているでしょう。

昨年肩を怪我したせいで序盤には守備は振るいませんでしたが、シーズン終盤には日本屈指の強肩が完全に復活してきていますし、ゴールキーパーと呼ばれるワンバウンド阻止力は明らかに日本一です。
若い頃と違いリードも安定し、チーム防御率もここ数年極めて優秀、リーダーシップにあふれ若い投手に信頼されぐいぐい引っ張っています。
彼を捕手から外して誰を捕手にするというのでしょうか？
彼の捕手としての守備力を否定するひとは、ここ数年巨人戦を見ていないとしか言いようがありません。

コンバートして打撃が今より落ちるのか、あるいは40本以上のスラッガーになるのかはわかりません。
でもそんなことより捕手としての阿部のほうが数段大事でしょう。

なお野村監督ですが、彼の発言は完全に自分の利害というか、対戦して戦いにくい相手を口撃することに主眼を置いています。ときどき自分が御しがたい利害を超えた選択をするような相手は、徹底的に口撃して潰そうとします。名将ではありますが、額面どおりに発言を受け取ってはいけない人ですよ。

回答No.4

delta02

個人的には彼の守備に関しては然程の評価はしていません。
若い頃の無駄に打者の裏をかきたがる悪癖は鳴りを潜めましたし、総じて落ち着きました。
一般的な捕手以上のレベルの守備力は備えていると思います。
ですが、「一流」かと言われると微妙なところ。
捕手を見る目では我々素人よりも余程目が高い楽天元監督の野村氏が、ＷＢＣの際に阿部と城島を「打者が見えていない」と評したことがあります。
野村の評価する「捕手」とは投手を見、打者を見、自分を見られる、状況把握に長けた捕手でしょう。
その点で野村氏は阿部や城島を捕手としてはあまり評価せず、古田や矢野を評価しています。
（反面、打力の点に関しては阿部・城島両者を大きく評価している）
また、ワンバウンドボールへの対応や捕球技術を見ると、谷繁、矢野の域には及ばないと思います。

阿部のコンバート案が話題にあがるのは、彼の打者としての評価が捕手としての評価より高い故のこと。
打者としては天才レベルの評価に対して、捕手としては十人並みより少し上という評価。
捕手としての彼にとって代われる人間はいても、打者としての彼にとって代われる人間は中々いない。
例えば古田がいくら打率が良くても彼を他のポジションにコンバートすることなど誰も考えなかったはずです。
捕手は体力的にも精神的にも厳しいポジションであり、かつ故障も多い。
実際阿部は肩や腰の故障を経験しており、捕手としてのフルシーズン出場は今後も難しいでしょう。
その天才レベルの打撃を中軸で使いたい、できるだけ長く使いたいとなれば、守備の負担を減らすのは至極妥当な考えです。
中軸の小笠原・ラミレスが30代後半に差し掛かってきており、次代の４番候補筆頭は阿部。
30代を過ぎて４番で捕手というのは、現代の野球では負担が大きすぎます。
阿部より若い人材でよほどの長距離打者が出てくれば別として、今でなくともいずれコンバートせざるを得なくなるとは思いますが。
捕手が変わるとチームも大きく変わります。
チームが強い内に次の捕手を育てないと、今の阪神、ここからの中日の様な問題に直面するでしょうね。

余談ですが、捕手の守備力をチーム防御率を軸に図るのは一種の暴論ですよ。
チーム防御率はチームの投手陣次第で、捕手の能力を測る上では一つの指標の域を超えません。
例えば横浜の投手陣を阿部がリードして防御率2.94が出せるかといわれれば、それは絶対に無理です。
投手の能力が低い、調子が悪いというのは捕手がカバーしきれない面があります。
どうしてもチーム防御率で捕手としての能力を測るのであれば、複数年にわたるチームの防御率を評価対象にしなければ意味が無いでしょう。
また、今季のセは個人成績を見れば分かりますが、明らかな投高打低。
（打率十傑ですら３割を割っている選手がいる）
例えば2005年と比較すると６チーム総失点合計が468も少ない年ですから、今季の「数字」だけで評価するのは現実にそぐわないと思います。
さらに余談ですが、回答者の方に狩野のリードを酷評されている方がいらっしゃいますが、阿部のデビュー当時と状況は同じですよ。
初めてシーズンを通して一軍マスクを被った選手をその一年で評価するのは酷というもの。
実際狩野のリード自体１年間で大分変化しています。
捕手の評価は３年通じて正捕手をやって、初めて俎上に上げられるものだと思います。
まぁ、城島の加入によりその機会も奪われることになりそうですが。

回答No.3

3nathing

阿部は捕手です。阿部を捕手として使った時の打率と他のポジションにつかせた時の打率、大して変わりません。捕手として使うことに何のマイナスもありません。
何より阿部と言う捕手は、昔から野球を知っている人からは特に「守備の、配球の下手な捕手」という色眼鏡でいまだに見られることが多いです。若い頃の彼のイメージを重ねることは良くあることですが、阿部に対しては本当にそれが顕著です。
出ている試合数、年数、受けた数、貢献度、チーム防御率、信頼度と、どれを考えても、捕手の能力として今の日本球界でトップレベルであると言えます。
昔はよく守備力、リードを批判されていた阿部でしたが、２,３年前からそんな声は一切聞こえてきません。彼の捕手としての能力を劣っていると考えている人の多くは、昨今の野球をニュースでしか見ていない程度の人でしょう。実際にTVでもなんでもいいですから試合で配球を見てから言って欲しいものだと、私は常々腹立たしく思っています。
長文失礼しました。補足ですが、今コンバートをするべき捕手は、守備位置が奪われることなど関係なく、狩野君だと思います。彼のリードは本当に酷いです。

回答No.2

noname#197024

日本一にもなったし、チーム防御率が２．９４ですか・・・
キャッチャーとしての実力は低くはないと思いますよ。
古田さんがいたヤクルト、城島選手がいたダイエー・・・
”打てるキャッチャー”がいたチームは日本一になってるチームが
近年多いし・・・
わたしはコンバート反対です。彼がキャッチャーにいるからこそ
打てる人が一人多く使えるわけで・・・
キャッチャーだからこそ、あれだけの打撃力は貴重だし魅力だし、
相手にとっては”脅威”以外の何者でもないでしょうから・・・

回答No.1

toshineko

捕手としての実力は「中の上」位の評価ですね。
打撃に関しては「上～上々」ですが、捕手というポジションであることでの上積みがあると思います。
いわゆる「読み」といわれる部分で、捕手とその他のポジションの選手では違いが出てきます。元ヤクルトの古田捕手などはその典型です。
捕手をしていないとこの点で「中の上」程度の打者で落ち着いてしまう可能性があると思っています。今のように時々鶴岡との併用で行くのが最も良いのではないでしょうか。パリーグならばＤＨとの併用ができるんですけどね。
まあ阿部が打てている限りは、他の捕手のリードが阿部のリードを上回っていないという証明でしょう。