それは、他の動物に食べられる種というのは
食べられても絶滅せずに生き残ってこれた繁殖能力が高い生命体だからです。
繁殖力が高い種を食料にする種が居なければ
その繁殖力により鼠算式に数が増えて行き
終いにはその種が増えすぎる事によって2次被害が発生したり
自らの食料確保すら難しくなって絶滅してしまう恐れもあります。
今の生態系というのは、他の種に食べられる種ほど
数多くの子孫を残す性質が強く、逆に頂点に立つ動物ほど
子孫の数が少なかったり、繁殖期が少ない傾向にあります。
そのバランスが保っているからこそ、今の生態系があると言えるので
ピラミッドのどこが欠けてもバランスは崩れる事になるのです。
つまり、ピラミッドの頂点に立っている種を守る事は
その下の種を守ることに繋がり、下の種が増える事で
上の種は生き残っていけるという両者のバランスが吊り合ってるのが
今の現状なので、簡単に言えば「どっちも大事」という事なのです。
補足
なるほど生態系のピラミッドが関係しているのですね。 例えば、ワシやタカなどの猛禽類だと具体的にはネズミということになりますよね。それは生き物のバランスに限っての話なのでしょうか? 生態系の住み家というか環境、例えば「猛禽類を守ること」は「森を守る」ということにつながるのでしょうか?