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中高年の再就職について
あいかわらずの不況ですが、大学の新卒者でさえ就職がきびしいと聞いております。 中高年者がリストラなどで再就職を余儀無くされるケースも少なからずあると思うのですが、実際に再就職は実現しているのでしょうか。待遇面などでの条件が下がる事は当然受け入れるべき事としても、はたして求人そのものが存在するものなのかと気になっています。 世帯主がなんとか家計の主収入として妥協できるレベルの求人がないとしたら、職を失った中高年の現状というのはどういったものなのでしょうか。 私の勤める会社もここ数年売り上げが低下の一途で、近い将来自分の身にも降り掛かる問題として、切実に心配しています。なんらかの価値あるキャリアを持っていればまだマシかもしれませんが、そうでない人も多いと思います。みんななんとかなっているものなのでしょうか。
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またまたbuyunです。お礼のメールありがとうございました。さて、その中に書かれてあることについて補足します。 1.年下の上司について 新しい産業で活躍するベンチャー企業の多くは技術者が社長をやりながら同時に営業もしています。彼らの会社の多くは、形式上の上司部下はあっても、先に入社した、後に入社したくらいの差しかなく、すぐ部長とか副社長の肩書きがもらえます。従来の会社組織とは異なり、便宜上の肩書きというかそんなのしかありませんし、従来の会社組織が垂直思考や上意下達、またはボトムアップとかの概念であるのに対し、水平思考を超えた全員思考、業界思考です。各役職や業種の役割分担が重要です。そういった考え方をvitamin-powerさんの年代の方は難しいかもしれませんが、簡単なことですので日常からそうすればいいと思います。そうすると今の組織も活性化されてvitamin-powerさんのプレゼンスも高まるかもしれませんよ。 2.求人について 本気で求人を考えるのなら、Webの転職サイトへの登録が一番近道と思います。かつて私はある地方のハローワークのような労働省の外郭団体にネットでの求人情報交換システムを提案したのですが、業務範囲ではないと断られました。そう言った中へ入ってきたのが就職・転職・人材派遣会社のWebサイトでの求人です。最低インターネットへつなげられなければ通用しないこの業界への橋渡しはインターネットで実施するという考えで発展しましたね。すごいらしいですよ。ただ、私も何社か求人がきましたが、勤務地東京ということで断りました。私は今は東京にいるのですが、田舎は岩手ですので難しいのです。
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- buyun
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私は流行のIT系の会社に勤めています。といっても決してプログラマーやクリエーターではありません。今この業界の現状を見ていると、ベンチャー企業から中堅企業への脱皮が始まっている会社があります。しかしそのためには、法務のプロ、経理のプロ、営業のプロが必要という状況にあるようです。ベンチャーは確かに一部の才能のある若者のものでしたが、実際、ただの制作者からディベロッパーも含めた大きな仕事を取りたいと思う場合、そういった人材が若い人たちの中では育っていません。当然、法務のプロは大きな会社対会社の付き合いでは必要ですし、経理なくして会社の背骨を締めれません。狭義の総務は社内の揉め事をまとめるのにある程度の年輪は必要ですよね。そういった点で、新たな産業に、中高年の生きる道は開けているように思えます。確か、ハローワークの方もご回答されていたと思うのですが、新産業への人材の転換を、パソコン教室とかの側面だけで捕らえるのではなく、これまで個人が持っている質を、新産業の中でどう活かすかを、ハローワークにこられる方はもとより、ベンチャー企業へのアドバイスを実施されてはどうでしょうか。実際始まってますしね。
お礼
御回答、どうもありがとうございます。 たしかに若者が強い業種でも、年輩の活躍する余地はありますよね。会社の生命線は若者が担うとしても、会社として運営して行く為には様々な要素があり、それなりに熟練が要求される分野があって当然ですよね。 しかし、現実に求人にあらわれてくるのはまだ少し先なのでしょうか。私も含めて、年下の上司、などという事にはこだわりは持たないと思うのです。求人情報にそのようなものがまだまだ少ないというのは、使う側に躊躇があるのでしょうかねえ。
ご質問を読みまして、ひとごとではないと言うか 数ヶ月前に我が家に振りかかった災難でした。 結論からいいますと、夫はまた勤めてます。 確かに給料も減り、待遇も悪くなりましたが。 夫は管理職でないのは、気が楽だと申しております。 収入面について言えば、2人の息子は学業が苦手で大学なんて死んでもいやのタイプなので、高卒で働いてますし、退職金で住宅ローンも返しました。 生活環境は以前とさほど変わっておりません。 ただ夫も手に職は持っておりませんでしたので、息子達は 職人の道を選びました。 なんとかなってますよ。 私達の世代って、戦争も生活の貧しさもいじめも知らないでしょう。 なんだかラッキーと思ってました。 今の日本で一番恵まれた世代だと。 で、落とし穴へどっすんです。 これは私達世代への遅すぎた宿題だと思ってます。
お礼
御回答、ありがとうございます。 そうですね。私達の世代というのはとても恵まれてましたよね。戦後の復興で頑張った先代の財産で育ててもらったようなもんです。 なるほど、落とし穴ですか。心から納得しました。なんにもなくて人生設計どころではなかった世代をみならって、本当に考えて頑張らないといけない試練を受けているわけですよね。いつまでも処世術みたいな小賢しい事ばかり考えていても、どうにもなりませんね。 なんか少し、前向きになれました。ありがとうございました。 ・・それにしても reikocatさん、おおらかで素敵ですね。御主人がうらやましい。そんな事態に直面したら、多分うちの家族は大パニックです。ヒステリーとノイローゼの嵐が目に見えるようです。うー、・・やっぱ恐ろしいです。
- erimeg
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ハローワーク職員です。 求人数はやや増えては参りましたが、それはフルタイム求人ではなく、臨時やパート求人のみという感じがいたします。 今までされておられました職種にシフトされる方はほとんどなく、「経験不問」という求人に殺到される状況となっております。 45歳以上の方対象の「試行就業求人」というものがあり、3ヶ月間は臨時扱いで研修的に仕事をしていただき、ある一定のレベルに到達されますと本採用となる、という内容ではありますが、「3ヶ月で臨時終了になるかもしれませんよ」と窓口で申し上げましても、「それでも結果的に3ヶ月仕事ないかもわからんし、とにかく面接だけでも行ってみまっさ」と殆どの方が紹介状を持って行かれます。 大手の事業所は未だリストラ対策として大量解雇者を出しており、その職以外やったことがない、という方々は、どうすればいいのか途方に暮れておられます。 そうしますとお話は戻りまして、「経験不問」に殺到され、1人で良いのに10人も20人も応募されまして、結果求人は受理して1日でいったん取消となり、不採用の方は多くなる、という状況です。←昨日来た時はあったのに、今日はなくなってます、という中高年の方の驚き。 職業訓練という手もございますが、失業を先延ばしにしているだけ、という感じもしております。 雇用保険は1年足らずで終了してしまいますが、それでも職が決まらない状況が続き、当初スーツでお越しになっておられる方も、だんだんラフな服装になり、「今からって、履歴書は持ってますけど、こんな格好ですよってに…」というあわてふためかれる場面も日常的によくお見受けしますが、まさか面接まで行けるとは思っていないから、という求職者の悲しい心理が諦めとなって現れていると思われます。 最近では、vitamin-powerさんのように在職者の方がわざわざ休まれて、お仕事探しにお越しになるケースも増えております。 何か1つでも明るい話題を、と思いましたのに、結局上記のような内容になってしまいました。 関西で職業紹介をしておりますが、他のエリアもだいたい同じようなことであるかと思われます。 この4月に、職場の異動等で職業紹介担当でなくなるかもしれませんが、職員はそうやってある意味逃げ場がございますが、当事者の皆さんは、4月だろうと誰が異動しようと、全く関係なく求人票とにらめっこの日々です。 厚生労働省上層部では、ミスマッチ対策に力を入れようと計画しておりますが、我々下っ端役人は、目の前の方々と一緒に溜息をついております。
お礼
御回答、有難うございました。 予想はしていましたが、実際ハローワークの方からお話を伺うと、血の気が引く思いがします。まあ、会社側の立場で考えればリストラ、人員削減も避けられないのでしょうが、放り出された人はなす術も無く途方に暮れているのですね。雇用保険の給付が終わってしまってもまだ就職できない場合、生活はどうなってしまうんでしょうか。ほんとに恐ろしいです。 かといって、中年からの資格取得というのもどれほど有効なものか疑わしいですし、職業訓練もあまり期待が持てないとなると、・・ほんとに恐ろしいです。 とても参考になりました。ありがとうございました。
お礼
たびたびありがとうございます。 ベンチャーというのはほんとにパワーがありますよね。便宜上の役職はあっても、上下関係というより役割分担、というとらえ方というのがその源なのでしょうかね。 私などは、意見を言える立場かどうか、という意識が常にあって、上意下達の原則こそが会社の秩序だという認識があって、それは正しいと思ってました。自分の考えとは正反対の方針が示された場合でも、無理矢理納得してその方向での成功を目指すのが社員の仕事だというわけです。会議もトップダウンの命令伝達の場でしかなく、従えないものは黙って去れ、という雰囲気を甘んじて受け入れ続けてきました。それに、まだまだそうでなくては勤まらない職場の方が圧倒的多数であろうとも思ってはいますが、buyunさんから頂いた情報は気分を明るくしてくれました。次第に会社も変わっていくのだろうなあ、と思わせてくれます。 また、求職の手段として Webが利用できるなんて、ほんとに有り難い情報です。それにしても、何につけても隔世の感がある今日この頃です。 貴重な情報、御意見、ほんとうに有難うございました。