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悲しすぎる殺人犯
本格ミステリーと呼ばれる類にはまっています。 綾辻行人の館シリーズ何冊かを読み終え、次は名作と 名高い時計館の殺人だな、と思っているのですが、 すぐに手を出すのはなんかもったいないのでその前に 違う作家さんの本を読む事にしました。 そこでミステリーに詳しい方にお聞きしたいのですが、 動機が判明した時に「それは・・切なすぎるよ」って 思える犯人が登場する話を教えて下さい。 青の炎は読みましたがあれは、切ないとは思わなかった です。あらら、全部無駄だったんね・・・気の毒だ・・ という思いのほうが強かったです^^;主人公の性格が いまいち好きになれなかったのも大きかったです。 まだまだ面白いミステリーがある気がして読書欲が 収まりません。宜しくお願いします!
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綾辻行人の切なさってのとは180度違うんですけど 動機が判明した時に「それは・・切なすぎるよ」って いうので オススメしたいのは ●「生ける屍の死」山口雅也 です。 う~ん、でもこの作品は犯人よりも探偵が切ないという感じか? というのも、この話は死体が生き返ってしまうという 怪奇現象が世間を騒がせている中で起こった殺人事件の話で 主人公は殺人事件に巻き込まれて物語の前半の方で 殺されてしまうんですよね。 でも、怪奇現象が起こって生き返ってしまうんだ。 だから、自分が生き返りであることを悟られないように 何故自分が殺されたのかを、自分で調べるという まあ、切ない、切ない、話です。 でも、これは新本格の中では名作の誉れ高い作品ですよね。 他には、そうですねぇ・・・・ ●「翼ある闇-メルカトル鮎最後の事件」麻耶雄嵩 あれ?これも犯人よりは探偵が切ないんだ。 何たって、メルカトル鮎最後の事件だからね。 なぜ最後の事件かって? それは読んで下さいよ。
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- toranputan
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こんばんは。 ミステリーに詳しくはないですけど、私も綾辻行人は好きですv 『青の炎』は未読なので、犯人の性格が好みじゃなかったら、ごめんなさい。 ・法月綸太郎『雪密室』『頼子のために』『二の悲劇』 『二の悲劇』は悲劇っていうだけあって可哀想かも。 トリックの是非はさておき、なんとかならなかったのかなぁ。 ・佐々木丸美 『崖の家』 絶版になっているようです。図書館で見かけたらどうぞ(笑) そんな理由で人を殺すかな~?ですが、私には良く解る気がします。 (いや、もちろん実際には殺しませんけどね。) ああ、誰かそこまで道を踏み外す前に止めてやれよっていうか・・・。 ・麻耶雄嵩 『あいにくの雨で』 犯人はともかく語り手はやりきれないだろうと。救いがないよ。これじゃ。 ・歌野晶午『長い家の殺人』『白い家の殺人』『動く家の殺人』 切ないかは?でも館シリーズが好きなら大丈夫かな~、なんて。 古いものばかりなので、既読でしたらお許しください。 では、ステキな読書をv
お礼
綾辻さん、いいですね~。十角館を読んだ時のたった 一行による驚きは今でも忘れられません。ミステリの 面白さを教えてくれた本です。 法月さん、知ってます。でも彼の作品もまだ未読なん ですよ。紹介されているお話は、なんだか切なそう ですね。 佐々木さんのは学校の図書館には置いていないようです。 そんなんで殺すか?とは私も思った事がありますが この作品は一味違うようですね。気長に探したいと 思います! おお、麻耶さんは二度目ですね。なんだかあなたも 上手ですね、本薦めるの(笑)救いがない話ですか。 暗そう・・・・ああでも面白そうだ。 歌野さんも新本格の人ですね。館シリーズ今何作か 読んだとこなので、全て読み終わったら手を出そうと 思います。今度は家シリーズですね。 ありがとうございました。
- reg428jp
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#3です。 「天道」ではなく「天藤」でした。お詫びして訂正いたします。
お礼
わざわざ訂正ありがとうございました。
- BIGMAC
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私的には、貫井徳郎 『慟哭』ですね。
お礼
貫井・・・・・徳郎・・・・・ 慟哭・・ですか。これが来ましたか。 有名な作品ですよね。これも、前々からチェックして いました。でも未だに読めてません(><;)タイトル からして泣いてますね・・・ううっ。切なそうです。 暗そうな雰囲気が漂っていて、面白そうです。近々 必ず読もうと思います!ありがとうございました。
- masahumi-1
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光文社文庫「奇想、天を動かす」島田荘司著 トリック(あるいは偶然、偶発)も凄いですが、 犯人の数十年の過去を逆上ってわかる殺意も凄い。 読後、あなたの質問通りの本、請け合います。
お礼
島田荘司!!あーー彼の本は読まなきゃ読みたいっと 思っている一つなのです。ただ、「占星術」のメイン トリックを某マンガで知ってしまっているので、中々 買う踏ん切りがつかないんですよねぇ。どうせなら 一作目から読みたいのですが、う~む。 数十年遡って判明する殺害動機ですか・・・凄そうだ。 とても面白そうです。本格にハマッた人間としては、 絶対に読んでおかなきゃいけない作家さんですよね。 あーーーどうじよう。 とりあえずありがとうございました。最後の一文が 読みたい衝動をさらに掻き立てます(笑)
- reg428jp
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天道真さん(「大誘拐」を書いた方です。)の初期長編、「陽気な容疑者たち」。途中でまあいろいろとこんがらがるんだけれど、種明かしされたとき私はとても切ない思いがしました。創元推理文庫から出ております。それほどページ数は多くないのでよろしかったらお試しあれ。
お礼
どんでん返しがあるお話みたいですね~。ページ数が そんなに多くないという点でも、すぐに読めそうなので ぜひ探して読んでみようと思います。面白そうですね。 ありがとうございました。
私も、松本清張さんの「砂の器」や 森村誠一さんの「人間の証明」が好きですね。
お礼
人間の証明っていうのは聞いたことあります。映画にも なってますよね?どんな殺人犯なんだろう。すごく 気になります。参考にします。ありがとうございました。
- PAPA0427
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わたしはすごくすきなんですが。 古典的でもあるんですが、松本清張さんの「砂の器」なんていかがでしょう?
お礼
砂の器、みなさん勧めてらっしゃいますね~。松本 清張って社会派だから遠ざけていたんですが、これを 機に読んでみようかなあ。これだけ多くの方が勧めて いると、気になります・・・ ありがとうございました。
お礼
「生ける屍の死」というタイトル、聞いた事があります。 あらすじを読む限り、すごく変わった展開で予想できな いような感じですね。ミステリとホラーが混ざったよう なお話?みたいで。なぜ自分が殺されたのかを、自分で 調べる・・・うわぁ凄そうです。新本格の中の誉れ高い 名作ですか・・・そういう素晴らしい本をまだまだ私は 読めていません。もっと早くにミステリの面白さに 気づけばよかったなぁと思ってしまいます。 もう一つのほうですが、作者は知っています。読んだ 事はないのですが。えーと、メルカトル鮎とは人名 ですよね(爆) というか、上手いですね~そんな書き方されると すごく読みたくなってしまいますってば! チェックしときます。ありがとうございました。