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”雪山の山荘”ミステリでの名作は?
フォーマットとしてかなり確立されている ”雪山の山荘”ミステリ 雪山の山荘であったり、無人島や陸の孤島など 外部と遮断された環境で、次々に人が殺されて いく。犯人は誰?動機は? といったものです。 金田一少年(漫画)やかまいたちの夜(ゲーム) などでもおなじみのこの設定ですが、ミステリ 小説の中にもこの設定の名作があると思います。 自分は以下の作品は読んでいてとても 面白かったのですが、この種の作品を 探しています。 そして誰もいなくなった クリスティ 十角館の殺人 綾辻 行人 *両方とも雪山ではなく、孤島ですが・・・ よろしくお願いします。
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- zephyrus
- ベストアンサー率41% (181/433)
「はじまりの島」柳広司(朝日新聞社刊)2002年 ダーウィンが探偵役で、舞台はガラパゴス諸島です。 ゾウガメやイグアナやフィンチしか棲んでいない絶海の孤島に起る連続殺人事件。 ダーウィンはなぜ30年の間「種の起源」を発表するのをためらったか、の解法ともなっています。 トリックの妙というよりも、動機の奇抜さを買うべきです。心理劇ではなく、思想劇です。 今もって誤解の多い「進化」の説について、その与え続ける影響について、事件の発端から最後まで緊密に結びついています。作家のこの力量に敬意。 でも、これは謎解きに入ってからわかること。若きダーウィンの愛すべき性格や、適度のペダンティックに彩られ、話は謎を深めながらテンポよく、すらすらと進んでゆきます。
- 2199
- ベストアンサー率14% (74/524)
2199です。 勘違いしてました。「奇跡島の不思議」が正しいです。失礼しました。 お詫びに孤島ものの傑作をもう一点紹介します。 篠田真由美「すべての人を一つの夜がまつ」です。 孤島ものの魅力のほかに館ものの魅力も備えた傑作です。
- ungaikyou
- ベストアンサー率46% (132/284)
石持浅海『アイルランドの薔薇』 クローズド・サークルになる状況が変わっていて面白いです。
- saku329
- ベストアンサー率11% (16/137)
東野圭吾著「ある閉ざされた雪の山荘で」 実際には雪は降っていないのですが、雪が降っていると見立てて山荘にやってきた演劇グループの中で事件が起こります。名作です。 有栖川有栖著「月光ゲーム」 山でキャンプをしていて噴火により閉ざされた場所で事件が起こります。 これはシリーズ物で、作品全部がクローズド・サークル物です。一読の価値ありです。
- 2199
- ベストアンサー率14% (74/524)
二階堂黎人「悪霊の島」 孤島ものの傑作ですね。ネタバレになりますので内容については一切書きません。
お礼
ありがとうございます 二階堂黎人さんの作品には「悪霊の島」という 著作はないみたいなので、孤島ものということなら 「奇跡島の不思議」ということになるのでしょうか?
- char2nd
- ベストアンサー率34% (2685/7757)
「クローズド・サークル」ですね。 ・「シャム双生児の秘密」エラリー・クイーン 山荘ですが、雪ではなく山火事により脱出できなくなります。 http://www.m-net.ne.jp/~h-ochi/Critique/Queen/Queen_Frame.html ・「月館の殺人」綾辻行人/佐々木倫子 小説ではなく、漫画です。まさしく「雪」によるクローズド・サークルです。まだ連載中です(月刊IKKI)。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091885810/249-3936532-2244346
お礼
ありがとうございます 雪山の山荘もの、という呼び名よりも クローズド・サークルっていったほうが とおりがよいのですね。確かにこの用語で 検索かけたらたくさん出てきました。 ありがとうございます。助かりました。
お礼
東野圭吾著「ある閉ざされた雪の山荘で」 は読んだことありました。忘れてました(笑) とてもよくできた話で、わくわくして読ませながら 最後にはうまいなぁって感心させられました。 有栖川有栖著「月光ゲーム」は名前だけ聞いたこと ありました。早速読んでみます。