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321系の車両の屋根に…
321系のすべての車両の屋根に2個分のパンタの台が取り付けられていますが、 あれは何の準備なんですか?
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こんばんは。 321系は現在7両固定編成を組んでいますが、それぞれの車両は極力設計を共通することでコストダウンが図られています。 また、将来的に中間車を先頭車化改造したり、編成組み替えでパンタグラフを新たに設置したり、極端な話をすると中間車両を1両単行編成に改造できるよう設計されています。 従って、ご質問のように全ての車両にパンタグラフの設置台が取り付けられているのも、将来パンタ設置工事を行う可能性を見越してのものになります。 ちなみに、1つの車両に2つのパンタ台があるのは、JR東西線への入線を考慮したものになります。 1つの車両に1つのパンタグラフではダメな理由については・・・ 参考URL:http://kobe.cool.ne.jp/tarumi/T0522_01.html こちらのURLを参考にしてください。
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- suroeste
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従来の鋼製(鉄)の車両は、加工や溶接が容易でした。しかし、最近のステンレスの車両は加工や溶接が非常に困難です。下手に加工すると、車体全体が歪んでまずいことにもなりかねません。このため、ステンレス車は特に将来に備えて、共通し様にしたほうが得策です。このため、各車ともパンタグラフを増設できる共通し様としたと思います。
お礼
なるほど。納得です。
- akak71
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JR東日本の旧国電区間の走行する新型電車の側面に、スピーカを設置する穴が空いています。 10年くらいスピーカは設置していません。 たぶん、地方に転属するとき、スピーカを設置するためと思います。 10年以上先の用意をしていると思います。
お礼
なるほど。そういうこともあるのですね。
- townser
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321系の設計思想は、各車ごとに設計を共通化して、設計費を安くするとのものです。そのため、先頭車から中間車まで、基本構造を同じものとしています。(先頭車は中間車の頭の部分を切り取って、先頭鋼体(運転台部分)を取り付けています。よって先頭鋼体以外は共通化が図られています) そのため、パンタが不要と思われる車両にもパンタ台がついています。 また車両は40年使いつづけます。そのため設計時には今後40年の間にどういった改造を施すかを考慮する必要があります。車体鋼体を一度作ってしまったらそう簡単に作り替えるわけにはいきません。鋼体を作り替えると言うことは車両を新製するようなものですから。それだとせっかく改造することで安く上げようとしているメリットが薄れてしまいます。 これまでにどういった改造を施してきたかは記録が残っていますので(短編成化、ワンマン化など)、それらを考慮した設計を行っています。気が早い、と思われるかもしれませんが、設計時に検討しないと間に合わないのです。落成後に検討したのであれば手遅れになってしまいます。よくいいますよね、「こんなこともあろうかと」と。
お礼
ご回答ありがとうございます。 かつて115系や485系でも中間車を先頭車化する工事は行われていましたが、 設計思想は更に進んだということなのでしょうか。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 しかし、改造の準備とは、ちょっと気が早いですね。