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パンチ力と体重の関係について
ボクシングの1階級の差は体重2~3kgくらいですよね? よく体重の重いほうがパンチ力があると言われていますが、 2~3kgの体重差でもハンデとなるのでしょうか? また、ミニマム級の世界ランキング選手とヘビー級の格闘素人では 素人のほうにも勝率があるのでしょうか?
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小さなボクシングジムを経営しています。 >2~3kgの体重差でもハンデとなるのでしょうか? 本来はハンデとなります。 衝撃が全く違ってきます。 >よく体重の重いほうがパンチ力があると言われていますが それは、選手がきちんとシフトウェイトが できる選手に限った話です~ 腕力だけに頼っている選手、とても多いのですが パンチに体重を乗せられない人は 成長も止まってしまいますね。 そこをのばすのが、私たち、トレーナー コーチの役目です。 パンチの質、全然違います。 体験する機会があればいいですね (いや、、?^^;) >素人のほうにも勝率があるのでしょうか? ないと思います。 ヘビーウェイトの人は、動きも緩慢ですしね その上、素人となれば ミニマムのランキングボクサーに かなうはずがないですねー たとえば、 4Rやったと仮定すれば、 パンチはかすりもしないと思いますよ。 現実的に、ボクサーが素人を殴る事は できないので、何とも言えませんが ミニマムの選手が、攻撃に出た場合 アッパーでジョー(アゴ)をねらわれて 三半規管を揺すられ、足に来たところを 機敏な動きで、ボディをしつこく打たれるかで ヘビー級の素人はダウンでしょうね。 大きいと体力があるけど、4R以内には 倒せると思いますが 万が一のラッキーパンチも考えられますが 利いてしまう事は少ないと思います。
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- dowoowl
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> よく体重の重いほうがパンチ力があると言われていますが、 > 2~3kgの体重差でもハンデとなるのでしょうか? 2~3kg(リットル)のペットボトルを用意してみてください。それが筋肉だったとしたらと想像してみてくさい。感覚的に実感できるかと思います。 回答者:fujishiroさんの回答に少々反論を.... > ミニマム級ボクサーがKOを目指すなら、 > 衝撃が軽くても倒せる方法… > すなわち脳を揺さぶるしかありえませんが… そんなことはありません。人間には鍛えることができない急所が存在しています。しかも素人相手ならなおさら。。。 上と下と分けると、まずは上から ・テンプル(脳に直接打撃を加える事が可能) ・目(目の上などをカットすると傷が深いと危険、腫れると視界がふさがるので心身ともにダメージを負う、などは共に試合でドクターの助言等によりレフェリーがTKOとしてストップする事がよくあります。また、こぶし(グローブの親指部分は反則)で目を直接突くと痛みとともに視界が一時的に失われます。素人なら視界が失われると恐怖で座り込んでしまうでしょう。) ・鼻(折れやすい、打撃未経験者ならちょっと打撃されただけで痛みでギブアップすると思う。) ・耳の下 ・ジョー(あごの横) ・チン(あごの先) ・のど(痛みと呼吸困難を起こす、ここを打たれるようなボクサーはボクサーでなない、つまりあごが上がってる。) など 次に下 ・肝臓(レバー、リバー(発音の違いで)などといい、下では最大の急所ともいえる。オーソドックス(右構え)ならば左フックで横からの打撃、サウスポー(左構え)ならば左アッパーorストレートで正面からの打撃が一般的。この肝臓は的確にヒットすると、激しい痛みと呼吸困難に見舞われる。特にサウスポーのそれは一発でKOできるほど危険なパンチ。現在のボクサーではバルセロナオリンピック金メダリストでもあるIBF世界クルーザー級王者のワシリー・ジロフが得意。相手がしばらく悶絶して立てないこともしばしば。) ・みぞおち(この部位も肝臓にもおとらぬ危険な急所。試しに友達(誰でもいい)に手のひらをあてがってもらいグッと押してもらって下さい。実感できるかと思います。あまり強くしないでね。護身術にもなるね。) ・腹(鍛えてない素人なら悶絶。) ・すい臓 など ちなみにボディーはジワジワ効くというのはおおきな間違いです。試合の後半足が止まるなどの見た目からの誤解です。じつはジワジワ効くのは上も下も同じです。上にあげた肝臓やみぞおちなどはジワジワではなく一発で効くし一発KOもできるほどの急所なのです。それは上も同じこと。 素人は大体、顔面か腹を叩けば経験したことのない痛みと恐怖で座り込んじゃうはずです。 パンチは打ち下ろすパンチも強烈ですが、打ち上げるパンチはもっと強烈です。現役ではフェザー級のナジーム・ハメドなどがその打ち方。彼は何でも約10kg上のウェルター級の選手ほどのパンチ力だとか。 あと遠い距離から届かないストレートでも、近い距離で下のほうから打ち上げるようにストレートを打つことも可能。むしろヘビー級相手にはアッパーよりも効果的。 現在では、オスカー・デラホーヤがスーパーフェザー級(130ポンド=約59kg)~スーパーウェルター級(154ポンド=約70kg)の5階級を制覇。その差約11kg。もちろんそれらはほとんど筋肉でなければ戦えません。 ちなみにイケメンの彼は、グラミー賞にノミネートされるという成功を収めた歌手でもあります。今までに得たファイトマネー(ボクシングのギャラ)は200億以上。正確に確認してないのでもしかしたらもっとかも.... 彼の究極の夢は、1階級上の死刑執行人の異名を持つ最強の3団体統一王者バーナード・ホプキンスを下し、史上初の6階級制覇を成し遂げる事だそうです。 もう一人、ロイ・ジョーンズJr.。彼は、ミドル級(160ポンド=約72.5kg)~ライト・ヘビー級(175ポンド=約79.kg)までの3階級約6.8kgを制覇。そして、クルーザー級(190ポンド=約86kg)を飛ばして、2階級上の上限なしのヘビー級で世界タイトルを奪取。そのときの体重は、193ポンド=約87.5kg、当日計量では199ポンド=約90kgと、ライト・ヘビー級からは約11kg、ミドル級からは約17.7kgのアップ!それでも相手のほうが226ポンド=約102.5kg、当日計量では224ポンド=約101.6kgと、公式約15kg(当日約11.3kg)、身長差8cm、リーチ(腕を広げた長さ)15cmと、はるかに大きい。もちろん現役世界王者であり、あのホリフィールドと3 度死闘を演じたこともある。彼をスピードとテクニックで完封。「まったくパンチが当らなかった」と言わせました。 ミドルからヘビー級まで(5階級分だけど、1階級とばしているので4階級制覇。しかし上限なしのヘビー級を含んでいるので実質的に5階級制覇以上の価値があと思われることは体重の上限等が証明している)を制したのは106年ぶり2人目。まさに100年に1度という歴史的偉業を達成。 彼も歌手ラッパーであり、ビルボード1位になったことがあります。 また、ボクシングにおいてはデラホーヤを凌ぐ天才であり、96年からNBAのプロ下部組織USBLのジャクソンビル・バラクターズに所属してます。なんとボクシングの試合当日ポイントガードとしてプレーしたあと、防衛戦を行った事があります。 今まで、沢山のボクサー、天才ボクサーが多階級制覇を目指し、あるいは上の階級(ほとんど同じ体格)の王者とどちらが最強かを証明するために挑んできましたが、体重差という壁に跳ね返され、最強という称号を失いました。 どちらも同じくらい素晴らしい選手であれば、体の大きな選手が勝利するというのは歴史が証明しています。 その一方で上の2人は階級の壁を突破してきたのです。 また、同じ階級でも前日計量から試合当日までにアップするわけですが、 アルツロ・ガッティ vs. ジョーイ・ガマチェ のスーパー・ライト級(140ポンド=約63.5kg以下)の試合において、アルツロ・ガッティは当日計量で3階級上のミドル級に相当する160ポンド=約72.57kgになっていました。わずか1日で約9kgもアップしていて、議論を呼びました。 ちなみにこの試合では、階級の違いを感じるほどガッティは大きく、ただでさえパンチ力が凄いと言われてるガッティが、死んだ!と思わせる壮絶な失神KOで勝利しました。
お礼
ずいぶんボクシングの試合に関して詳しいですね。 昔の有名なボクサーのことを色々書き込んでくれていましたが かなり楽しんで読めました。 お返事ありがとうございました。
- fujishiro
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ボクサーは普通、リミット限界まで絞っています。彼らの体脂肪率は試合時は5~9%ぐらいでしょう。つまり、2~3kg違うとうのは純粋に除脂肪体重差と考えて差し支えないです。仮に骨格がほとんど同じで、筋肉のバランスも同じだとし、その上で純粋に筋肉が2~3kg違えば、パワー差は歴然です。パンチ力も違うし、タフネス差も相当なもんになるでしょう。あくまで同じ人間が筋力のみアップした場合を想定したものですが。 ミニマム級の世界ランキングの選手が身長160cm前後、ヘビー級の素人さんを180後半、90kg超、体脂肪率15~20%、若干は運動経験あり、ベンチプレスは自重を上げれるぐらいで練習まったく無しだとします。ボクシングルールで4ラウンドならなら素人さんに勝ち目はほぼないでしょう。まったく捕まえることができずに蜂の巣。判定3‐0。KOされるかどうかはわかりませんが。 ただし、素人さんは必ずしもボクシングルールにこだわらないでいいのなら、話はだいぶちがってきます。この場合はボクサーも油断ならないでしょう。 ちなみにここまで体重差が違うと物理的な問題として、単純衝突が起きた場合に体重が軽いほうから重い方へ衝撃力はつたわっていきません。これはパワー差以前の問題です。すなわちパンチが根本的に効かないということです。キックを使えるなら別ですが…。またグローブしだいでもだいぶ違ってきます。 ミニマム級ボクサーがKOを目指すなら、衝撃が軽くても倒せる方法…すなわち脳を揺さぶるしかありえませんが…今度は単純に身長差という問題が…。届くかなぁ?少なくともストレートやフックはキツイよね…。ガード固めた状態の相手にアッパーのみでは…。でもスピードが違いすぎるので左右からボディ(いくら効かないといっても急所に連発すれば何とか…)をせめてガードが空いたらアッパーかなぁ?素人さんはとにかく捕まえるしかないよね。つかんだり足をふんでもいいなら捕まえることができるかも…。あるいはタックルで押し込むとか…。 う~ん、ボクシングルールで4ラウンドならやっぱりどっちも倒すことができずに終わりそう。
お礼
護身術みたいなものも兼ねて筋トレしているので ボクシングルール以外の回答は嬉しかったです。 (って言うほど護身が必要な環境ではないんですが・・・) お返事ありがとうございました。
- Ganbatteruyo
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Gです。こんにちわ! 私なりに書かせてくださいね. パンチに関する事を少し簡単に回答させてもらって物がありますので、下のURLをご参考にしてください. そこでお分かりになると思いますが、パンチに威力と言う物は、単なる体重の差だけではなく、非常に多くの要素を含んでいます. 防御、攻撃に訓練を重ねてきた世界ランキングレベルであれば、どんな重量の「素人」にも勝てる、と言う事になります. もちろん、まぐれ、と言うハプニングはいつもあります. プロであれば、相手が素人であろうと、戦う姿勢は崩すはずはないですね. ただ、これが、街角のちょっとトレーニングをしたボクサー、と言うレベルは話が違ってくると思います. つまり、上に書いた、「ハプニング」の起る確率が大きくなる、と言う事です. 体重の差が大きければ大きいほど、衝撃力が大きくなり、威力の要素が、あたる時に加わってきますので、軽い方は、それだけ、ダメージが大きいと言う事になります. また、ルール的にかなり狭まれた競技では、ルールと言う物が、軽い方に有利となります. ということは、ルールが少なくなればなるほど、体重差の有利性が高まると言う事でもあります. また、何でもありでは、訓練そのものが、勝敗をつけることになり、体重の差は、ひとつの不利な要素となるだけとなります. よって、護身術では、体重の差はかなり無視してもいいようにすることができるということでもあります. これでいいでしょうか。 分からない点がありましたら、補足質問してください。
お礼
「街角でのハプニング」の時のことについて書いてありましたが、参考になりました。 パワーリフティングのためにトレーニングしていますが、 筋力だけでなく、あらゆる面で肉体的に強くなる事を目指しているので 色々勉強になりました。 回答ありがとうございました。
- yosa
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また、ミニマム級の世界ランキング選手とヘビー級の格闘素人では 素人のほうにも勝率があるのでしょうか? ボブサップの例があるので、素人にも勝率はあるんじゃ ないでしょうか。
お礼
他の方の回答を見る限りでは、素人にも勝つ可能性は無いわけでは ないようですね。 回答ありがとうございました。
- PAPA0427
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はじめまして。 >2~3kgの体重差でもハンデとなるのでしょうか? たぶんあると思います。衝撃力は体重の二乗といわれてますから。ただこれはイコールコンディションの時ですね。選手によって筋肉の付き方が違いますから一概には言えないでしょう。そのためボクシングや格闘技は体重制になってるのです。 >ミニマム級の世界ランキング選手とヘビー級の格闘素人 >では素人のほうにも勝率があるのでしょうか? たぶん無いでしょう。訓練されてない素人なら、突っ立てるのもおなじですから。急所に入れられたら一発ですからね。顎とかテンプルとか、素人ではプロの攻撃は防げないでしょうし…。射的の的になるしかないですね。
お礼
>衝撃力は体重の二乗 これでは結構パンチ力に差が出てしまいますね。 2kg差でパンチ力4kg、4kg差でパンチ力16kg、 10kg差だとパンチ力100kg差になってしまいますね・・・。 でもやはり体重差があっても経験の差にはかなわないんでしょうね・・・。 お返事ありがとうございました。
お礼
専門家の方からお返事がもらえるのは嬉しかったです。 今、私はパワーリフティングのためにトレーニングジムに通っていますが、 元ボクサーの同じ会員の方と仲良くなりパンチの打ち方とかを教えてもらっています。 以前はサンドバッグをボコボコ叩く感じでしたが、その方に教えてもらってから 右ジャブでサンドバッグが吹っ飛ぶようになり、 シフトウエイトの重要さを実感した事があります。 いくら体重が重いほうが有利といっても、経験の差には かなわないのですね。 回答ありがとうございました。