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キム・ヨナ選手のSPの異常な高得点がわかりません。彼女の魅力はなんですか?
昨シーズンも似た質問があったかと思いますが改めて教えてください。 グランプリシリーズフランス杯、男子は織田選手がSP二位スタートでうれしい限りです。まだ映像を見てませんが、ニュースによるとほぼノーミスだったとか。 恐らく、三回転半と三回転+三回転と三回転をきちんと飛んだと思われ、それで79点(小数点以下は失念しました、すいません)。 対してキム選手は、三回転+三回転と三回転と二回転半をきちんと飛んだと思われ、そして76点… ジャンプだけの目線ですがこれだけ見てもここまで男子の得点に肉薄するのがわかりません。 確かに、すごいのでしょう。でも、ここまで点が伸びる理由が、昨シーズンからどうしてもわからないのです。すごいのはわかるけど二位以下とこんなに点差が出るほどかなぁ?と。正直演技内容に魅力を感じません。 ただそれは、私が日本人選手びいきだからで、目線を変えれば、彼女の意外なすごさを楽しめるのかと思い質問しました。 毎回これでは正に先行逃げ切り。理由を納得しないと女子フィギュアがつまらなくなりそうです。 宜しくお願い致します。
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- t-6000
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今大会はさして大きな試合ではありません。もともとグランプリシリーズというのは選手にとって新プログラムを試す色合いが強いのです。選手はシーズンを通してプログラムを完成させていきます。浅田選手や中野選手は、これから調整しながらピークをオリンピックに合わせるはずです。 76.08点は凄い点ですが、世界選手権でも76.12点を出してますし、浅田選手も国別で75.84点出してますよね。 確かにショートの時点で点数が大きく開くと競技としてのドキドキ感は失われますが、面白くするために抜きん出ていた選手の点を押さえたら八百長になってしまいます。 76点はあくまで女子の中で付けられた物であって、それを男子と比較するのは意味がありません。 なぜならヨナ選手の最大の得点源である3Lz+3Tも、そのスピードと高さと幅が女子の中でずば抜けているのであって、仮に男子の試合に出たのであれば あれほどの加点は望めないでしょう。どんなに秀でた女子選手であれジャンプもステップもスピンも男子とは明らかに差があります。男子の76点と女子の76点は別物なんです。 誤解されることが多いですがヨナ選手の跳んでいるジャンプはけして簡単なものではありません。 現役選手で最も基礎点の高いコンビネーションジャンプを跳んでいるのは実はヨナ選手(3Lz+3T)です。2A+3Tを跳べるのは安藤選手とヨナ選手だけです(加えてヨナ選手はイーグルというポジションから入ることで難易度を上げています)。昨シーズン跳んでいた3F+3Tは10回跳んで10回とも成功してました。難易度の高い技の数々を極限まで高めているからあれほどの高得点が出せるのです。 もちろんヨナ選手もミスを連発すればやはり点は大きく下がります。去年の四大陸のフリーは回転不足3つに転倒ありで116.83点でした。今回の浅田選手は115.03点(回転不足4つに転倒あり)ですからやはり妥当なのでしょう。 確かに今のルールはミスに厳しいですが、ミスの少ない選手が勝つのは旧採点法のころから変わっていません。 トリプルアクセルを3回跳ぶのは私自身はギャンブルだと思いますが、それでもその道を選んだのは他ならぬ浅田選手自身です。ファンが出来る事は、選手の力を信じ勝敗それ自体よりも、選手が笑顔で終われるようなミスのない素敵な演技を祈ることではないでしょうか? ちなみにISUの副会長が韓国人だという書き込みがありますが、以前から副会長はドイツ人とカナダ人です。http://www.isu.org/vsite/vcontent/page/custom/0,8510,4844-161657-178872-20148-73966-custom-item,00.html
採点基準など知らなくても違いはわかると思いますけど・・・表現力が全然違います。
- ♪(@yukiyousei)
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<ポイント差について> 細かい所では色々有りますが、一番影響の大きいのはGOEの配点ルールが簡単な技を余裕を持って演技できた人は、難しい技(失敗のリスク大)をやっとのことでできた人に比べて有利だからです。又GOEは女子にサービスが大きい感じです。 投稿現時点で女子のプロトコルが出ていないので、ヨナ選手は世界選手権で今回同様のポイント76.12を出したもので比較しますが、今回の織田選手との差はたった3点です。 TES-1点 PCS-2点 これはヨナ選手が如何にGOE(加点)で点を稼いでいるかということです。+8.5点です。織田選手は今回+6.1点です。 GOEは上限3点(エレメンツで係数も違うが)で採点のキザミが1点です。 ★極端に言うとたとえばひとつのジャンプに付き 実質1.6点の人は2点もらえる。 1.4点の人は1点になってしまうからです。 これでヨナ選手はJPが豪快なせいか2点もらえてしまい易いのです。技の基礎点が低いにも拘らずGOEの加点が上回る為、合計で織田選手に近くなってしまうのです。 次に浅田選手との比較ですが、4大陸、世戦のSP(ポイント差10~14点前後)の時のGOEの2人の差から比較判断して5点程差があると思います。 <今回のヨナと浅田の差17点> TESのGOE-5点(予想) 3A失敗-9点(本来10点ちょいが今回1.2点?) PCS-3点 ●合計17点 GOEの採点を0.5点キザミにすると、こういったおかしなことが減ると思います。あとは3Aの失敗が痛いです。難しい技を使う選手は失敗の確率が高い為不利です。
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅れ失礼致しました。 詳しい数字を提示して頂き助かりました。 そうですか、難しい技をすることのリスクは大きいですね。簡単な技を無難に美しくこなした人はどんどん加点されてしまうのですね。この加点のされ方が、ヨナ選手の場合だけなんだか加点乱れ打ちみたいな感があるのですが… 浅田選手はトリプルアクセルが得意とされていますが、コンスタントに決める状態までもってくには難しい技なんですかね。むしろ点の高い三回転+三回転を完璧に習得していたほうが良かったのでしょうか…
- neuroco
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私もNo.2の回答者の方と同じく、浅田選手の選曲の問題もあると思います。 浅田真央選手の選曲のセンスは、前々から疑問でした。(選手の資質として良いだけに、そこが惜しいっ!)曲自体が悪いのではありません。今シーズンのプログラムも、No.2の回答者様が書かれているようにフリー、SP共に似たような重い曲。 浅田選手だけでなく日本の女子選手は、エキシビションでは色々な曲を使っている割に、試合となるとクラシック、オペラ、バレエといったお決まりの「王道」路線に落ち着くんですよね。 エンターテイナー性があり(日本ではジャンプが一番だけど、海外ではこちらを重要視?)、比較的バラエティーに富んだ選曲をする「選曲のデパート」キム・ヨナ選手にジャンプを決められると日本勢は苦しいかな~? 日本人は日本人選手に肩入れするけど、海外の観客や審判からすると、単純に観ていてキム・ヨナ選手のプログラムの方が面白い、ということになるのでしょう。(あと、技のキレとスピード) 浅田選手に限って言えば、解説者の佐野稔さんが「彼女はマイペースで飄々と滑ってしまうので、思いがこちらに伝わって来ない」と週刊誌でコメントされていたけど、見事に言い当てています。 高難度な演技をしているのに、観ている側の琴線に今一つ触れてこない。(日本人は真央ちゃんだからと応援し、感動するけど、外国の観客はキム・ヨナワールドにハマッてしまうのかも) その記事には、タラソワコーチからも「もっと怒れ!(表情を出せ)」と言われると書かれていました。 顔立ちがおっとり系の美人なので、凄みとか迫力を表に出すのは不利なのかも知れません。 いずれにしてもシーズンは開幕したばかり。選手の皆さんには五輪に向けて修正部分があれば直して、心身共にベストな状態で出場して欲しいですね。
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅れ失礼致しました。 そうですね、浅田選手はたまにニコリとするくらいで確かに飄々としてますね。本人は大人性を出したいみたいですけど、雰囲気が伴っていないので曲との違和感が出てますよね。 もう徹底的に、かわいらしくて可憐なお姫様をやったほうが良いような気がするのですが…その中でジャンプをふんわり飛んだら素敵ですよね。 バカ高い得点を前にあきらめることなく調整してもらい、のびのびとした演技をしてほしいですね。
- eranchan
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結局、簡単に言えば、フィギュアスケートは主観的なスポーツだからということでしょう。 私はヨナ選手に、あのような高得点が出ることは仕方ないと思ってます。まったく根拠のない点数だとも思いません。 ジャンプも、スピンも、スパイラルも、ステップも、ヨナ選手の方が一枚上です。 そのひとつひとつの技の難易度で言うと、確かに真央選手の方が難しいことをやってるんです。 でも人の心に訴える「美しさ」という点で、ヨナ選手が勝っています。 ジャンプも美しい。 スピンもスパイラルもすごく柔軟性があるわけではないけれど、シンプルなポジションを完璧にこなしてます。 ステップは絶対に真央選手の方が上だという声も多いのですが、ヨナ選手の上半身とよくつながった完全な体重移動と、曲を表現しながら刻むステップは絶品です。 「これぞフィギュアスケート」という演技をするのです。 20年前、フィギュアの女王と言われたカタリーナビットという選手は、3回転はトゥループとサルコウまでしかできませんでした。 でもそのトゥループは、どんなルッツジャンプよりも感動するほど美しいジャンプだったんですよ。 だから実際、彼女のトゥループにはルッツと同じだけの評価がされたのです。 フィギュアというのは、そういうものなのです。 「表現」ができていないと、フィギュアではないのです。 そしてその表現は、氷を使った表現であることが大切なのです。 ですからジャンプにおいても、空中で多く回ることよりも、着氷や流れの美しさに高い点数が出るのは、「スケート」という競技だから当たり前のことなのです。 ただもちろん、「感動」というのは主観ですから、一度「感動」してしまうとそれは加速して化け物のような点数になってしまっていることも、確かでしょうね。 けれどヨナ選手もひとつだけ、大きな爆弾を抱えています。 それがまさに、上に書いたこの「化け物」の高得点です。 ジャッジの「主観」により妄想のように肥大したイメージと、ヨナ選手は闘わなければならないのです。 常に期待を上回らなければならないのですから、もし「期待ほどではなかったわね」という印象をもたれたら、その時は技術で上を行く真央選手の勝機となるでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅れ失礼致しました。 なるほど。なんとなくモヤモヤがモヤ…くらいに収まりました。 確かに、ヨナ選手はジャンプ・スピン・スパイラルなどいわゆる「美しさ」に繋がりがありますね。対して浅田選手はたまの大技に目をひかれるものの美しさの繋がりはないように思います。 トリプルアクセルという大技を決めなければならないという周囲からの期待に惑わされているのでしょうか。。。技術だけを先行させるのではなく、氷の上で表現するということをもっと意識すれば違うのかもしれませんね。 はじめての舞踏会に期待をふくらませながら踊る可憐な貴族を観たいですね。大人っぽさにこだわらなくても良いと思います。
- nekoneko2002
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ISUのHPにまだプロトコルが出ていないようなので、なんともいえませんが、ジャンプは完璧に跳び、それに対して加点が大量に付いていると思われます。 今期ヨナ選手は、冒頭のコンビネーションジャンプに、3ルッツー3トールゥープを入れ、成功しています。この成功が大きかったような気がします。 また、ヨナ選手は、毎年同じジャンプ構成(今期はちょっと変えてきましたが)で臨んでいます。毎年毎年同じジャンプ構成で、また、同じ要素で滑り込んでいけば、誰だって完成度が高くなり、その結果回転ミスやレベルの取りこぼしもなく、高得点につながっていくと思います。 とはいっても、女子シングルでは76点というのは点数が高すぎだと思いますが。 また、ヨナ陣営はプロデュース力に優れていると思います。 冒頭にパワフルな3-3ジャンプを入れ印象付けて、キレのある大きな動きと表情の豊かさ、誰でも知っているストーリー性のある曲を使って、観客とジャッジの心を掴む、という作戦で年々強くなって行きました。 これに比べて、浅田選手は、一つ一つの要素(スピン、スパイラル、ステップ)は質が大変良いのですが、全体的に小さくまとまり、印象は薄いような感じを受けます。 また、選曲もイマイチ。彼女に合っていません。 今期の選曲も、フリーとショート、どちらも暗く重い曲です。 どちらも似たような曲を使うと、ジャッジは同じような印象を受け、新鮮さもなく、点数に影響するといわれています。 上記の他に、高得点の要因に、ISUの副会長が韓国人というのも少し影響しているかもしれません。 まったく影響がない、とは言い切れないと思います。 なんと言っても、ヨナ選手を圧倒的な選手にしたいという目論みもなきにしもあらず!?かも。 SPで76点というのは、他の女子選手は不可能な点数だと思います。 たとえ浅田選手が3Aを決めても無理でしょう。 他の選手がやる気をなくさないか心配です。もう無くしているかもしれませんが。 このままでは、新採点システムに異論が出てきそうです。 もう出ているという話もあります。 ジャンプの採点に制限を設けるとか、何とか対策を練らないと、本当につまらないスポーツになりそうです。
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅れ失礼致しました。 浅田選手の選曲は確かにちょっと微妙な印象を感じました。SPの仮面舞踏会、曲の編集がイマイチのような…衣装自体はかわいいけど曲と合っていないような… FSはなんだか重くて…ジャンプが決まらないとかなり白けますよね、手拍子もとりづらいし… その点ヨナ選手は自分の演技力を遺憾無く発揮できる構成でわかりやすさもあり生き生きしてましたね。だから、今回優勝したこと自体は納得しています。 ただ76点は…どんなにすごくても70点台前半が限界では?コストナー選手とかやる気なくしてる感がありますよね。個人的に安藤選手が好きでたのしみにしてますので、ヨナ選手とは違った表現力を見せつけてほしいものですが。。。 オリンピックは、一位圧倒的大差でキム選手・二位よく頑張った!ロシェット選手・三位やはりキム選手には及ばなかった!日本人の誰か…みたいなシナリオが作られてるようでいやです。
やはり、一つ言えることは「勢い」があるということです。 あらゆる要素を堂々とやっているところが点数につながっています。 彼女の試合の演技を見ていると まるでエキシビションをやっているかのように演じています。 そこが高く評価されているのでしょう。 彼女の高得点はまあ、色々言われていますし、 実際噂通りの部分も多分にあると思いますが、 (私も点は出過ぎだと思いますが、浅田選手も近い点を取ったことがあるのでもう何が何やら分りません。じゃあ安藤選手が良い演技をしたとき、もう少し上がってもいいはずだし…) やはり、キムヨナ選手の場合、 足りない部分を演技力で補う→評価される→もっと堂々と滑る→評価される→その間に苦手部分の底上げがされる→もっと評価される という+方向の相乗効果があるようです。 残念ながら浅田選手などは のびのび滑っていた→癖を減点される→色々考え始めて演技が消極的になる→もっと減点される→一生懸命癖を直すが、かえって力が入ってしまう→やっぱり減点される という負のスパイラルに入ってしまっています。 浅田選手がどこかで吹っ切れて、練習通りの力を出せるようにならないと、 フィギュア女子は残念ながら今後もかなりつまらないモノになってしまいます。 実際には点数に出るほどの能力の差はトップの選手にはありませんが、 現在の採点法だとああいう差が開いてしまうのです。 観客が全く理解できない点数が出てしまう採点法には、 欠陥があるとしか言いようがありませんが、 残念ながら現実がそうなので、他の選手に頑張ってもらうしかないですね。 私も昔は荒川選手や村主選手を応援しながらも、 「スルツカヤもコーエンも好きだから、誰が勝っても良い勝負が見たい」 という思いが強かったのですが、 最近はキム選手以外の選手が新採点法の恩恵を受けられないで、 萎縮した演技しか出来ない現状に辟易しています。 以前はキム選手も大好きでしたが、現在では女子フィギュア自体に急速に興ざめしつつあります。 (結果的にそうなったにしても)たった一人を持ち上げるためのルールが 競技を支配しているように見えてしまうとき、 やはり真剣に選手を応援したり、試合を楽しむことは困難になります。 男子は高橋選手復帰、ランビエール復活、プルシェンコ復活とかなり興味深い要素があってそこんとこは注目しています。 とにかく浅田選手ののびのびした演技が見たい、というのが…本音です…
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅れ失礼致しました。 なるほど、そういう+の連鎖の積み重ねなんですね。浅田選手は今回なんとなく動きが重いように見えました。いろんな意味でしんどいのでしょうか… 今回のフランス杯で、キム選手が優勝したこと自体は納得できます。が、総合210点というのは一体…まるで圧倒的女王のように持ち上げて、意味があるのでしょうか? 男子は本当に、誰が優勝してもおかしくないですね。国内外問わず魅力ある選手が揃っていてワクワクします。 女子もトリノの時は良かったですね。ですが今は…
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅れ失礼致しました。 浅田選手より表現力が一枚も二枚も上手なのは理解できます。それに浅田選手は全体を通して精彩を欠いたので、あの点に沈んだのは仕方ないでしょう。納得はできます。 他の人との比較はともかく、キム選手がいくらすばらしい演技とはいえ、女子で、世界の重要な大会で、あそこまで点が出てしまうことがわからなかったのです。SPで80点超えしそうな勢いに思えて。