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建築士の詐欺被害で困っています
とても困っています。 自宅兼仕事場を建てたく知り合いの建築士に相談したところ、私の支払い可能な坪単価で出来るということで、正式に設計・監理の契約をしました。しかし、実際に見積もりを取ってみると大幅に予定の金額を上回り、建設会社と金額調整するもなかなか減額にならなかったため、建築士が自ら「超過分はこれからも調整し減額させるが、もし超過分があった場合には私が負担する」と言い出し、その内容の記載された契約内容で建設会社との契約も済ませ工事が始まったのですが、その後も建築士は建設会社との金額調整の交渉が上手くいかず、超過分の支払い期限(建物上棟時)になったのですが、建築士は超過分の支払いをしないどころか、連絡も取れない状態になってしまい、このままでは今日明日にも工事を止めざる負えないと建設会社からはいわれています。仕事場も兼ねているためどうしても工事をとめたくはなく、超過分の支払いに関しては、工事内容の変更や施主の支払いの増額で対応しようと考えているのですが、監理者の承認の必要な項目、当初の設計からの変更内容の詳細など管理者が変わるまでの間、また変わるときの内容の引き継ぎ、まだ終わっていない物決めなど、素人の私にもれなく出来るか不安です。依頼した建築士を信頼してまかせっきりにした私の責任が大きいのは承知しているのですが、なんとか仕事場の確保が出来るよう工事をとめずに完成させたいのですが、私はどうしたらよいのでしょうか。どうかお知恵をおかし下さい。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
まず、超過分を設計士に負担させる、という契約自体おかしいのではないかと思います。通常は減額案や施主の優先順位による設計変更によって合わせるしかありません。超過分も施主の要望がふくらんでいってしまった場合は、一方的に設計士のせいともいえないのでは?あくまでも受益者が負担するものでしょう。 とはいえ、途中で投げ出してしまったのは業務不履行ですね。このままでは監理分の料金は支払う必要はないですね。 設計料はすでに着手金などを支払い済なのでしょうか。 すでに上棟しているということは、構造的な部分の変更や減築はないのですよね?計画変更、あるいは軽微な変更を届ければいいと思われます。以降の監理を他の設計士、あるいは施工者が事務所登録しているのであればそちらの設計士に引き継いでもらったらいいのではないでしょうか。監理料はそちらに支払うことになります。色決め(?)などは施工者(監督など)と決めればいいのではないですか。
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
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補足
ri-spaceさんありがとうございます。 確かに契約内容である監理者が負担するという部分は建設会社のかたも初めてのこととおっしゃっていました。しかし私としては工事内容(要望)をほぼ出しつくしての建築士の見積もりが予算範囲内と判断できる額だったので、土地の購入と建物建設を決め進めていってしまったのです。でも今はとにかく工事が止まらないよう、いただいたアドバイスを参考にさせていただき、施工者の方と相談し進めていこうと思います。本当にありがとうございました。