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キャラクターのパチンコ(?)の魅力って?

 パチンコをやらないのでよくわからないのですが、テレビCMで 「アグネス・ラムちゃんのパチンコ」 とか、 「必殺・仕事人」 とかって、要はパチンコ台に絵が描いてあるだけではないのですか?  キャラクターを使うことで著作権とか肖像権とか、いろいろ金もかかることと思うのですが、それを補って余りあるうま味って、何なのですか?

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  • TAC-TAB
  • ベストアンサー率76% (1921/2526)
回答No.4

「タイアップ機」というのは、「キャラクター商品」の一種で、「キティちゃんグッズ」、「ポケモングッズ」と同じで、人気者を商品に取り込むことで、売上が何倍にもなります。 パチンコ台の場合は、台の表面板に印刷してあるだけではなく、大当たりがでたときや、その前段階の「リーチ」のときなどにキャラクターが登場して、ある種の短編ストーリーを盤面中央のカラー液晶に動画表現します。この短編動画は、パチンコ台でしか見られないオリジナルなものが多く、これを見たいがために遊戯する人も多いのです。ただ数字が回るだけの台よりも楽しいことは想像がつくと思います。大当たりすれば多くの玉が得られるのも魅力ですが、そのときだけに見ることができるストーリーも楽しみの一つとなります。 そのため、各メーカーは競って人気者と自社製品とのタイアップを企画し、自社台の集客力を高めて、ホールへの採用率を上げようとします。その援護射撃としてテレビCMを何本も入れ莫大な経費を投入します。 パチンコ台のメーカーは、キャラクターの版権を持っている管理会社と契約を結ぶことになりますが、その使用料は、遊技機の末端価格の4%~8%、超人気者だと15%というのもあります。30万円で納入される遊戯台なら、1台出荷するごとに15,000円~24,000円程度が版権者に支払われます。その領収証(数字の書いた切手のような許諾シール)が台の隅に目立たなく貼り付けてあります。 キャラクター使用料以外に、動画の製作費、テレビCMの制作費・放映費用など途方もない金額が動いていますので、ハード部分の原価5~6万円の台が、末端価格で30万円以上にもなります。それでも18万円のノンキャラ機よりははるかに客のつきがよく、費用対効果は良いということになっています。 現在は、タイアップ全盛ですから、質実剛健のノンキャラ機は打ちたくてもないくらいになっています。ノンキャラ全盛になり、台の単価が下がれば、新装開店の費用も安くなりその分客への還元率(出玉率)も良くなるとは思いますが、パチンコからの客離れも増えると思われますので、トータルでは微妙なところです。 とはいえ、ホールによっては、よく出れば虚飾はどうでもよいというオッサン・オバハンの常連客が大多数ですので、競合店の多い地域では、質実剛健機で新装開店費用を押さえ、その分客への還元率の良いホールが出始めると、一気にデフレに進み、費用のかかるタイアップ機がいっせいに姿を消す可能性もあります。

utu-ne
質問者

お礼

 なるほど、デフレですか。勉強になります。ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • ginga2
  • ベストアンサー率12% (576/4567)
回答No.5

パチンコって所詮当たりかハズレしか無いのでパチンコメーカーも 打ち手(客)に期待を持たせるため飽きさせないために必死なのです。

utu-ne
質問者

お礼

 ありがとうございました。

  • Comodor64
  • ベストアンサー率31% (133/424)
回答No.3

 キャラクターものというか、タイアップ機ですね。  パチンコメーカーが新台を開発して、それをホールに販売する際に、 なにか「売り」になる要素がほしいという理由から、タイアップが始ま りました。  もし、コンビニに「仕事人チップス」とか「倖田來未チップス」が売 ってたら、よく分からないけど、とりあえず手には取ってみますよね。 タイアップもきっかけはそんな感じだったのです。  このタイアップも、出始めのころは物珍しさから話題になりましたが 現在では何かのタイアップでないパチンコ台を探すほうが大変です。  タイアップが当たり前になった結果、タイアップが何もないパチンコ 台を発売したら売れないのではないか……という恐怖が生まれ、なんで もかんでもタイアップ……という悪循環に陥っている傾向もあります。  タイアップの理由はほかにもあります。  パチンコの場合、ゲーム性に差をつけるのが難しいため、タイアップ 作品のキャラクター性などで、差別化を図るというねらい。  それと、これも正統派の理由なんですが、大型タイアップで、新たな 層をパチンコに呼ぶ込む目的です。たとえば「倖田來未」なんて、あれ だけCMを流されたら、パチンコに興味がない人でも、ちょっとやって みようと思ったりするハズです。また、萌えキャラ系のスロットなど、 これまでとは違った層をホールに呼び込むことに成功した例もあります。  それから、採算についてですが、メーカーは十分に回収できます。  パチンコ台は30万とか40万もする高額商品です。1万台売れれば3億 円になります。たとえば倖田來未くらいのビッグネームだったら、10万 台以上売れてもおかしくありません。そうなると、1億円の契約料を払 っても全然おしくないですよね。それに、売るほうは余計に費用がかか ったら、パチンコ台の値段に上乗せすればいいのですから……。  パチンコ店のほうは、逆に、タイアップのせいでパチンコ台の値段が 高くなって、ちょっと困っているそうです。

utu-ne
質問者

お礼

 詳しいご回答ありがとうございました。勉強になります。

回答No.2

キャラクター物というより「タイアップ機」ですね。 >要はパチンコ台に絵が描いてあるだけではないのですか? いいえ、演出にも絡んでいますよ。 無論肖像権やらがかかっていますね。冬ソナの4様の場合はウン億とかウン十億とか。 パチンコやったことない4様ファンが、4様見たさ会いたさにパチンコを打つようになった効果は計り知れないと思います。 1台30万円として5万台出れば150億です。 売れればメーカーも儲かる。ホールも稼働が良くなり儲かる。 取っ付きやすいのではないでしょうか。 テレビでもそうですが、作成側の年代がアラフォーアラフィフですから、 視聴者側の同年代層が懐かしく思う作り方が多いですね。使うキャラも。 一番収入の多い世代をターゲットにすれば需要が必然的に多くなりますよね。

utu-ne
質問者

お礼

 なるほど、よくわかりました。絵が描いてあるだけではないんですか。ありがとうございました。

  • getter123
  • ベストアンサー率25% (74/294)
回答No.1

より多くの客層を取り込む。

utu-ne
質問者

お礼

 絵が描いてあるだけでは、補って余りあるとはいえないと思ったのでした。ありがとうございました。

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