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最近のパチンコ・パチスロ事情について
- 映画・ドラマ・漫画・アニメとのタイアップ筐体が増えているが、なぜそこまでしてタイアップして筐体を作るのか疑問。
- パチンコのリーチ演出の「○○群」は海系の魚群が元ネタだろうが、著作権的な問題はあるのか疑問。
- パチンコにはテレビっ子が多いのか疑問。
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まず、版権の使用に関して ①メーカーが最初に目指す商品は「売れる」商品です。 『売れる/売れない』はファンが『面白い/面白くない』ではなくて、パチンコ店が『買う/買わない』です。 現在のように版権ありきのラインナップの中では、海物語などの以前からの定番機種の後継機以外は見劣りしてしまい売れません。 これが一つ目の理由 ②液晶を搭載してから、演出へのウェイトが高まりました。液晶演出を作るには、あらかじめストーリーを持っていたりキャラクターの色が設定されている版権物の方が都合が良いのです。 これが二つ目の理由。 ③版権使用料は従量・定額など様々ですが、従量で普通は台当たり2000円、定額で高くても5億円程度です。 5億円する版権であれば5万台程度の販売は計算できるので、1台当たり1万円の版権代が掛かることになります。 パチンコもスロットも30万円前後しますので、大したウェイトは占めません。 仮にこれが台当たり2万円になっても、メーカーの利鞘は50%近くあるので問題ありません。 メーカーが費用対効果を考えると、版権は乗せた方がいいとなります。 これが三つ目の理由。 ④ホールから見た場合、新台入替は集客のためのツールですが、ファンは版権機であれば名前を見て遊技意欲を掻き立てることはあっても、意味不明のオリジナル機では遊技意欲に結び付く人は限られます。 本来の集客という目的を果たすためには版権機の方が適しているため、ホールは版権機を買いに走ります。 これが4つ目の理由。 従って、版権を乗せない機械を作ってもメーカーから見れば作りにくく売れないし、ホールも欲しがらないし、ファンの食いつきも弱いため、版権機が主流になっています。 群については、おっしゃる通り海物語が由来ですが、何らかのキャラクターが群れをなして出て来る演出に著作権はありません。数字が揃ったら当たりというパチンコのルールと同じ部類です。
お礼
こんばんは。 詳しいご回答ありがとうございます。 物凄く納得いたしました。最近は台のCMもバンバン流してますし、知ってるものだったらちょっと打ってみたいなと思いますもんねー。 群についてはさすがに著作権とかはないんですね。でも、海以外(海でもそうですが^^;)の群だと、あんまり熱くない気がして盛り上がれないんですよねー。