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OPアンプとICに関する質問

OPアンプの仕様書などで、 FET入力、バイポーラ入力、CMOS入力というような表現を見かけることがありますが、 これによって何が分かるのでしょうか? また、一つのOPアンプの中でFETやバイポーラトランジスタを使い分けていたりすることはあるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • KEN_2
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回答No.4

No.2です。 主に利用する目的別に選択する場合で、最近はFET入力かバイポーラ入力か依りは使用目的別で検索した結果、微小電流用途にはFET入力であったなどとなっています。 私がこれまでに使い分けていた種類分けです。 バイポーラ入力; 1)汎用オペアンプ、2)ローノイズオペアンプ 、3)高速オペアンプ FET入力; 1微小電流オペアンプ、2)ローノイズオペアンプ 微小電流用にはFETの高入力抵抗の特性で、汎用から特殊な高周波用の用途では品種の多いバイポーラ製品があります。 *バイポーラでも微小電流用途や、MOSFETでも高周波用があったり、入力素子の単純な比較で選定できない状況です。 「FET入力、バイポーラ入力、CMOS入力」で単純な分類では無く、使用目的に適合するOPアンプを選定した結果がFET・バイポーラ・MOSFETであったなどとなっています。  もちろん、入手性とコストを考慮して出来る限り「汎用オペアンプ」を採用したらバイポーラ製品となります。  

その他の回答 (3)

  • tance
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回答No.3

おおかた、今までの回答のとおりですが、少し補足します。 基本的にはバイポーラトランジスタとCMOSのようなFET系のトランジスタを 同一チップに作り込むことはできないのですが、全くできない訳でも ありません。参考URLを見てください。これの最初の方に書いてあります。 (BiFETというバイポーラとFETを一緒に作り込むプロセスを使っています) 使い分けですが、一番大きな違いは何と言っても入力バイアス電流の 大きさです。FET系(ジャンクションFET、MOS-FET、CMOS)はバイアス 電流が非常に小さいのが特徴です。常温ではpAのオーダーが普通です。 ただし、この特徴は温度が高くなると損なわれてきてますので、注意が 必要です。 これ以外にも、直流安定性、出力ドライブ能力、入力電圧範囲、 スピード(周波数特性、スルーレート)、ノイズ、などなど、 いろいろな特性に直接間接に影響します。でも、これらの特性は 入力に使う素子のタイプよりも、他の回路設計手法や製造手法の 影響も大きく、一概にどれがどれに適しているとは言えません。 必要な特性を満たす素子を、データシートと首っ引きで探すという 作業が必要です。(例えばCMOSだからといってこの特性は良いはず などと決めつけないこと)(入力バイアス電流だけはほぼ決めつけても 間違いありません)

  • KEN_2
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回答No.2

入力に使われているデバイス素子の種類で、応用回路に適用の可否が決定されます。 各素子の特徴を知っていれば最適な回路に利用出来ますし、無駄なコストを掛けない回路にも出来ます。 一つのOPアンプの中で複合の素子を使い分けは出来ません。先の回答の様に製造プロセスが異なるのが理由で、もし作っても応用範囲が制限されるので汎用性のある部品では無くなります。 回路設計側の応用回路で選択採用されるべき事項となります。  

myumyu1234
質問者

お礼

ありがとうございます。 でも、どういうことか全く分からないのですが・・・ 入力に使われているデバイス素子の種類で、応用回路に適用の可否が決定されます。 というのは一体どういうことでしょうか? 例えばどういうときにFET、どういうときにバイポーラを選べば良いか教えて頂けますでしょうか?

  • inara1
  • ベストアンサー率78% (652/834)
回答No.1

バイポーラ入力は他よりバイアス電流が大きい反面、温度依存が小さいという特徴があります。他の性能は型番によって千差万別なので、入力形式だけでは判断できません。同一チップ(パッケージ)にFET入力、バイポーラ入力、CMOS入力が混在することはありません(製造プロセスが異なるため)。 以前の質問の回答で質問しましたがどうなりましたか?