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その後 三相乳化法はどうなった

三相乳化法で水を30%混入させて燃費が15%向上するのだから エネルギー効率は160%以上にUPしているのだが その後音沙汰なし・・・ この画期的技術は封印されてしまうのか?

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  • cat-food
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回答No.1

>この画期的技術は封印されてしまうのか? 封印されているわけではなく、今でも商業化へ向けて技術開発が行われています。でも「画期的な技術」かと問われれば「う~ん。」 この技術による燃費向上は15%であって、160%ということはありません。三相乳化法を開発している科学者はあくまで10~15%燃費が向上した「例がある」と言っているだけで、160%向上とは言ってないはずです。誤解されているのかもしれませんが、この技術を使っても、水が燃料となるわけではありません。 一般に、乳化燃料は燃焼室で水が沸騰することによって燃料を吹き飛ばし、燃料を細かくして酸素との混合をよくすることによって、不完全燃焼を防ぎます。不完全燃焼がなくなることによって、燃費が向上します。水は単に沸騰して蒸発し、水蒸気になって燃焼室から出ていきます。水が燃料になっているわけではありません。 しかし、乳化するには乳化剤が必要であり、そのためコストアップになります。たとえばA重油が1リットル50円だとして、三相乳化法によって10%の燃費が向上したとしてもメリットは5円です。乳化剤が5円以上すると採算にあいません。そのほかに乳化剤を混合する設備費や人件費もかかります。 最近のディーゼルエンジンはコモンレールなどの技術によって不完全燃焼することがありませんので、三相乳化技術を導入しても燃費は向上しないでしょう。三相乳化燃料は燃焼効率の悪い老朽化した産業用ボイラーや古いタイプのディーゼル機械などの改善などに用途が限られるでしょう。 画期的な技術と、あまり期待されない方がよいと思います。

cherimaro
質問者

お礼

神奈川大学の田島研究室に電話で問い合わせた去年の暮れの時点では プラントが大きくなるので資本を投下できる パートナーを探しているのと特許申請中だから まだ市場に出ませんというお話でした。 総合的に燃費が15パーセント向上したのであれば エマルジョン燃料でのエンジンの出力は 20パーセント低下したことになりますが 20トントラックでの実験レポートに そのような記述はありませんでした その後まったっく音沙汰なしなので 高コストな乳化技術なのでしょうか ご回答ありがとうございました

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