賃貸物件から引越時に移設したエアコンを現状復帰するよう要求されています
賃貸物件に入居していましたが,転居しました。その昔,旧居への入居の際に不動産屋さんが口頭で述べた『このエアコン,食器洗い機,ウォシュレットは前の入居者が置いていったものなので,退去時に持って行ってもいいですよ』という言葉を鵜呑みにし,今回の引越でそれをとりはずし,持って行きました。エアコン3台,ウォシュレットは引越業者の斡旋業者により取り付け済み。エアコンの残り1台は日程の都合で,食器洗い機は部品取り寄せの都合で,取り付け工事が済んでいません。
退去立会い時の敷金の計算の段になり,エアコンをはずした跡の部分の壁紙が丸く切り取られていたため,以下の選択肢を迫られました。
(1)所有者がエアコン類の現状復帰を求めた場合は,私の費用で旧居に再設置すること。この場合,壁紙のめくれの部分は隠れるのでクロスの交換は生じず,交換代金は敷金から差し引かない。ウォシュレット,食器洗い機についても元通り再設置すること。
(2)所有者がエアコン類の現状復帰を求めない場合は,クロスの交換をするので,交換費用を敷金から差し引く。
【補足】
■旧居への入居の仲介:某不動産仲介ネットーワーク(でも独立・自営)の一店舗であるA不動産が実施。
■貸主(管理会社):同じ仲介ネットワークに属する B不動産(契約後,ここがお世話しますとA不動産から引き継がれた)
■退去時の立会い:上記B不動産が実施。
■所有者:他にその物件の個人所有者がいらっしゃいます。
私の記憶では,『持って行っても良い』と言ったのはB不動産の退職した社員だと記憶しているのですが,書面の証拠があるわけではなく,絶対その人が言ったか?,と突き詰められれば,言われたのは確かだが,もしかしたらA不動産の社員がそういったのかもしれないという考えが5パーセントほどあります。
「契約書」の特約事項には,「本物件の食洗機1台,エアコン4台,ウォシュレット1台は現状渡しであり,改修修繕・維持は借主の負担にて行なうものとする。」と書いてあります。
B不動産の方は,『ここに「現状渡し」と書いてあるじゃないですか』と仰り,それを契約上の根拠のように考えています。しかし私としてはそれを読んだとき,『持って行ってもいいものなのだから,借主の責任において修理,維持するのは当然だな』と思って過ごしてきました。また,上記の文面が特段,現状復帰を義務付ける文章のようには思えません。(購入する中古車でも「現状渡し」することがあるし・・?)
返却となると,私としては新居への取り付け作業費+エアコンパイプ代がふいになるのみならず,再設置のための取り外し費用+再設置作業費+エアコンパイプ代を支払うことになり,踏んだりけったりです。
それで皆さんにお尋ねしたい点ですが・・・。
a.一般の第3者の視点からして,妥当と思える落とし所はどの辺りだと思いますか?
b.不動産業者の方から見て,この件はどう解決したいとお考えになりますか?
c.法律に詳しい方から見て,法的に私には再設置の義務がありますか?
d.法的に義務がある場合でも,最も安く解決する方法について名案はありませんか?
上記どれか一点でもご意見があるかたは教えてください。
私としてはこれはB不動産と私の問題なので,所有者さんにはご迷惑をかけたくなく,ご意見を尊重したいとおもいますし,その結果部屋からエアコンがとりはずされることになり寒い生活となっても異存はないです。それよりも『持って行ってもいいですよ』と社員が言ったのに,その経費を全部私が請求されるのが理解できません。
私の譲れる限界は,(1)の場合は,新居への取り付け~再設置までの費用総額を,私とB不動産が折半というところまでが私の譲れる限界だと現時点では考えています。(2)の場合は呑もうと考えています。
明日もう一度面談なので,それに備えたいと思います。どうか助けてください。よろしくお願いいたします。
お礼
お礼が遅くなりすみません。大家様からのアドバイスありがたいです。書き忘れていたのですが、この物件は新築なので、前の入居者が置いて行った可能性はないんですよね。。。高い仲介料、本当にその通りです!おじけづいている部分があったのですが、聞いてみることにします。