根管治療 転院したものの。。自由診療に行くべき？

質問

以前もご相談させていただいたものです。痛みの無い状態で根尖病変ということで（昔の治療が不十分だった）治療始めたものの、急性化し、化膿を繰り返し、救急病院送りにもなりました。主治医は説明は丁寧にしてくださるので、２ヶ月半通いましたが、激痛が続き、歯科医恐怖症になりました。良くないとは思いましたが、転院しました。 保険医です。今回も同じリーマーでほじほじし、消毒し、薬を充填するやり方ですが、痛みはとれません。ただ、ラバーダムを使ってくださるので、実は隠れていた根っこが一つあらたに見つかりました。 ただ、痛い。また、歯茎が腫れてこれも痛い。自由診療でマイクロスコープのお医者さんに変えたほうが良いのでしょうか？ お知恵をお願いいたします。

回答No.1

michael-m · ベストアンサー

マイクロスコープを使ったからと言って自費になることはありません。根管治療は根の治療に対しての保険治療費なので、どんな器具を使おうと本来保険から外れる事はないのです。

ただ、マイクロスコープを使っている歯医者には、根を大きく傷つけて削ってしまう者が多いので、ある意味では痛みが取れ易い治療法ではあります。
一般の治療法では、根の温存、しかも長期的な温存を考慮しているので根に対する被害も少なく、逆に言えば場合によっては痛みが消えにくい治療法とも言えます。

マイクロスコープ法は既に四半世紀以上前から主張されていましたが、私は非常に懐疑的で採用しませんでした。
なぜなら如何に拡大しようとカーブの先、壁も向こうまで確認できるはずもなく、確認する為にはカーブを直線に直すか直視できるまで広げるしかありません。
管を広げなければ、マイクロスコープを如何に駆使しても、入口しか見えない、つまり既存の治療法となんら変わりがないのです。

一方歯根の幅は決まっていますから、管を広げればそれだけ壁が薄くなり破折のリスクが高くなります。
実際にやってこられる患者さんで、壁が薄すぎて保存不可能だったり、抜歯も難しいという例が多くなってきています。

実際に拝見できないので、どちらを推奨すると言うことも出来ませんが、納得できる説明を受けて治療してください。
ちょっと遠くても大学付属の病院があれば、一度診察を受けてみるのがいいと思います。

補足

大変ご丁寧な回答いただき、有難うございます。今の先生にもう少しかよい、改善しなければ、ご提案いただいた大学病院を試したいと思います。 紹介状はどうやって入手したらよいのか、ご存知でしょうか？ なかなか主治医にお願いするのが、先生のご機嫌を損ねるようで、躊躇してしまいます。