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硫黄の炎色
高校生で科学と縁を切りましたが、どうしても気になるので教えて下さい。 江戸時代について勉強しています。江戸時代で火をおこす道具につけ木というマッチの祖先みたいなものがありますが、とかした(?)硫黄を端っこにつけて火をつけたらしいのです。 その際、炎色は何色になりますか? 花火について調べればよかったのですが、どうも化合物で炎色をだすみたいで、純粋に硫黄が燃えた際の色がわかりませんでした。 よろしくお願いします。
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「炎は何色に見えるか」ということでしたら燃やしてみるのが手っ取り早いです。 天然ガス(都市ガス)を燃やした場合、空気を充分に入れて燃やせば炎は青(青紫)になります。炭化水素を燃やした時は青系統の色になります。空気不足の場合はオレンジっぽくなります。 塩化ビニールやラップフィルムを燃やすと紫が入ってきます。 硫黄の固まりを燃やした場合は青紫の炎が出ます。 分析化学で言う炎色反応とは異なります。 日常的に見る炎の色で言えば天然ガス、硫黄、塩化ビニール等の炎の色は無色ではありません。 青い炎を見て無色だというのは科学的ではないと思います。 炎色反応の色というのは元素のスペクトルについて言っています。 炎の色そのものではありません。 ある立場が前提になっているのです。 煤が原因のオレンジ色であっても、ラジカルが原因の青紫であっても見えていれば炎の色は無色ではないのです。
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noname#160321
回答No.1
イオウの炎色は無色(天然ガスと同じ)です。
質問者
お礼
早速のご回答ありがとうございます! そうですか、無色なのですね。無色でパッと燃えた後、木の部分がオレンジ色に燃えるのですね。 こんな些細なことにご回答くださって、ありがとうございました。
お礼
詳しいご回答をありがとうございます。 そうですね、確かに無色透明の火を見たことがありません。 硫黄など燃えるところを見たことがないので、無色なんだーと納得してしまった自分が恥ずかしい。科学を専攻しておけばよかったです。 専門的な目線からでなく、日常の目線からのご回答をいただきまして、ありがとうございました。