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薬学部生の方に質問です。
薬学部志望の高校三年です。 大学での化学の授業は高校の延長線のようなものですか?高校では理論 無機 有機とやっていますが、大学では全部の分野を必要とするのでしょうか?
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現役の薬学部3年生の者(♂)です。 私は、高校時代、化学が最も得意でクラスでは常にトップでした。 しかし、高校の化学はあくまで「広く、浅く」というのが大学に入って分かりました。私が3年間大学で学んできた中で単に「化学」というものはなく、「有機薬化学」「生物有機化学」「分析化学」「衛生化学」・・・etcとさらに「深く」学ぶようになります。 高校の化学は無駄ではありません。基礎となるのですから。(でも、むしろ生物の方がためになるかも・・。) 薬学部を志望する貴方にアドバイスをするのであれば「化学」「生物(人体に関するとこ)」「数学(微積分⇒数IIIはいらないかも。私はやっていなくてもやってこれています、常用対数、自然対数)」はしっかりと勉強しておきましょう! ※あくまでアドバイスとしておいてください。詳しいことは希望の大学のホームページ、オープンキャンパスで調べたり、学校の先生に相談してください。
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- gohtraw
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昔の薬学部生(製薬系)です。 薬学部の化学は有機のウェイトが圧倒的に大きいですね。薬の大半は有機物ですから(もっとも、金属錯体とか塩の場合もあるので無機が不要というわけではありません)。 大学に入って感じた違いは、高校では「AとBが反応してCができる」で済ませていたことに対して、「なぜその反応が起きるか」「反応機構は?」「反応速度は?」「BではなくB’だとどうなるか」「電子の振る舞いとしてみるとどういうことか」など、より詳細、かつ定量的に捉えようとしていることでした。 次に、(上記とも一部重複しますが)、化学の現象を物理の目で見ようとする物理化学や量子化学、生体内での位置づけを学ぶ生化学や生物有機化学など、高校では別教科だったものとの接点が出来てくることでしょうか。 あとは実習ですね。教養の時から化学、物理、生物の実習が入りました。専門でももちろんあります。あらかじめ内容を把握して手際よくやらないといつまでたっても帰れなくなります。特に未知検体(何か判らないサンプルを渡されてそれが何か調べる)は焦りました。 受験、がんばって下さいね。
- come2
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こんにちは そういう疑問に答えるためにも大学には「シラバス」 というものがあり、公開されてます 慶應義塾大学薬学部シラバス2009 http://www.pha.keio.ac.jp/syllabus/ichiran/ichiran_fl4_2.html