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空手の構えの種類と意味
ネット上で空手に関する色々な画像や動画等を見ると、前屈立ちや後屈立ち以外に、後ろ手をハルクホーガンのような聞き耳を立てるような形を取った物や、漫画やゲームで見られるような天地の構え(?)のような物、さらには夫婦手なるものもあるそうで、色々な構えが見られました。 他にどんな種類があるのか、また、それらの意味や有効性等、詳しい方がおられましたら教えて下さい。 また、ついでと言っては何ですが、後屈立ちからは足刀や手刀受け以外にどのような動きができるのか教えていただけませんか?
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動物の動きを模した構えで、名前もそのまま動物の名前の使っている流派たくさんあります。沖縄にある古流で中国拳法の流れを色濃く残してる流派はそうだと思います。これら構えが、自由組手、試合で使われるのかどうかはまた別問題ですが、個性は出るでしょうね。 例えば古えの松涛館なら「前屈立ちに双手受け」が、自由組手の時の典型的構えだったようですが、今時の松涛館では見ないですね。アメリカにいた故西山先生がそんな構えでしたが。 後屈立ちは受け(下段払い、内受け、双手受け等々)なら何でも応用が利きます。攻撃面では前足での刻み蹴り、或いは後ろ足の回し蹴りは前屈立ちからより出し易いはずです。
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- Forseti
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空手の、特に形での構えは、伊達や酔狂であのような形になったのではありません。 すべて意味があります。これを形に”隠された”技という表現をとります。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm791553 http://www.nicovideo.jp/watch/sm796472 いちおうこんなのをあげておきます。 上の方が、形”アーナン”の演武。 下の方が、形”アーナン”の分解の演武。 分解とは、その形の動きに秘められた技を解きほぐすことです。 アーナンという形を習得すれば、下のような技が使えると言うことです。 空手においては、構えというものはほとんど存在しないと思います。 立ち方と受けと打撃を、相手の状態に合わせてチョイスする、という感じになると思います。 (もちろん実戦の場合です。試合ではありません) 前屈は攻撃の際の基本ですし、後屈は防御のために重心を後ろ持ってくるときの基本です。 天地の構えは三戦立ちに回し受け。体の筋肉を締めて打撃に耐える立ち方で、全ての要素を含んだ受けで攻撃をさばくというもの。 夫婦手は、形にも似たような腕の位置はあります。がそれが攻撃に使われるかどうかは、分かりません。 あと基本的な立ち方に、 http://www.ichiyukai.com/kisokouza/tachikata.html こんなものがあります。 全ての立ち方から、攻撃・受けの両方が存在すると思います。 受けは http://www.ichiyukai.com/kisokouza/ukewaza.html 突き・打ち・蹴り http://www.ichiyukai.com/kisokouza/kougeki.html 後屈立ちからの変化ですが、 後屈立ちからでも全ての立ち方に移行できます。前屈にも猫足にも。 ある形ではそこから、跳躍ってのもあります。 いろんな事を知りたいなら、形の分解のビデオや本を見るのが正確です。 なにせ形の動き全てに技が詰まっています。 スーパーリンペイ、漢字で壱百零八、つまり108つの技が隠されているとされています(実際わかっているのは50くらいだそうです)。 形は流派の違いを除いても、100以上あると思います。その中には聞き耳を立てるポーズもあるんですよね。 でもどーしても思い出せません。 両手を顔面のそばで前から開いて、閉じるように手刀。鷺足から下がりながら猫足に移行し、一本拳を放つんです。 ああ思い出せない。気になって寝られない。
お礼
ありがとうございます。 動画は後でじっくり見させていただきます。 剛柔流は全ての動作が洗練されていて格好良いですね。 松濤館には無い三戦立ちとか憧れます。 ところで最近知ったのですが、松濤館の後屈立ちは他の流派と比べて随分独特らしいそうで、それに対して批判的な意見もあるとか。 個人的にもどうも不安定で窮屈な構えだなと思ってました。 これにも理由があるのでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 後屈立ちは防御に適した構えなのですね。 「双手受け」は「夫婦手」によく似ていますが、同じように使われるのでしょうか。 古流ではありませんが以前先生から防御と攻撃を両手で同時に行う手法を教わった事があり、確認はしませんでしたが、これが夫婦手というやつなのかと思いました。