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空手の形の最初の構えの意味
空手の型(形)をいよいよ始めようとするとき、直立して手の平を正面で合わてから開始するのがよくみられますが、あの手合わせは何を意味しているのでしょうか?単純には「用意」としての意味と思われますが、他に左手は開いて右手は拳にし、お互い合わせて(左手のひらに拳をつける)、中国拳法のような感じがするようなのもあります。お詳しい方、お教えください。
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日本空手道の場合は、急所となる「水月(鳩尾:みぞおち)」と「金的」の防御を表現しています。左手を前にして右手を内側に重ね、鳩尾から金的に押し下げます。この時、左右の中指の第三関節同士の一点が重なリあった状態を維持して、両掌が回転(上肢の内転)をしながら、胸から下半身に向かいます。 一方、中国武術での「包拳」には、様々な見解がありますが、一般的には、まず、「包拳礼」なのでしょうね。これは、本来は、左拳を右掌で包むもので、左で「日」、右で「月」を表して、即ち、「明」を意味していて、漢民族の明王朝復興を願うものだということです。しかし、このように右掌で左拳を包むのは「殺意」の表現であるという見解もありまして、こういう立場の方々からしますと、「敬意」の表現には、左掌で右拳を包まなくてはならないことになります。
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- asdffgfu
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抱拳礼についてですが、 >「明」を意味していて、漢民族の明王朝復興を願うものだということです。 数年間中国武術をやっていますが、この説は初めて聞きました。 中にはそういう門派もあるかもしれませんが、武術は漢族だけのものではありませんし、少数民族や回族等あらゆる民族に伝わっていますしそれらの民族全てが明王朝復興を願うというのはあり得ないと思います(中国代々の皇帝もみんな民族が違います) しかも武術家は国家による禁武政策による弾圧何度か受けてきています。 少林拳なら仏教の礼法を取り入れているでしょうし、回族ならイスラム教の礼法を取り入れていますから王朝復興は当てはまらないと思います。 私が知っている意味だと、拳と掌で陰陽を表しているという説ですね。って言うかこちらの方が中国武術を習う人間にとってしっくりくると思います(中国武術は陰陽五行説が思想の基本となっているものが殆どですので) 空手もそうですが、抱拳礼もあの動きの中にしっかり技が組み込まれていて動きを研究すると面白いですよ。って言うか、武術は型を分解していろいろ考えるのが一番楽しめると思います。
お礼
なかなか興味深い内容ですね。たしかに古のものの解釈というのは、口伝や記録によって明確になりますが、伝える側にも複数の考えがあると考え方も分かれるのも当然かもしれません。最後におっしゃられています型の分解はまさに古くから伝わってきた技術や現代人とちがう身体操作を解明する楽しみがありますね。 情報ありがとうございました。
- moisturryoki
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いろいろな意味があるのですが、僕が知っている意味は、武道を習っている人は喧嘩をしてはいけないという意味と、他の意味は、左手は太陽、右手は月を意味しているということだけです。
お礼
No.1、No.2の方々の情報にプラスして、大事な武道を喧嘩に用いることを禁じる戒めとしての表現であることもわかり、大変勉強になりました。ありがとうございました。
- trajaa
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>あの手合わせは何を意味しているのでしょうか? 「礼儀」 「礼」として行う。 >他に左手は開いて右手は拳にし、お互い合わせて(左手のひらに拳をつける)、中国拳法のような感じがするようなのもあります。 抱拳礼 http://kokon50000.blog56.fc2.com/blog-category-10.html
お礼
おどきました。抱拳礼!やはり中国武術と関係があったのですね。ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。以前、下半身で手を重ねるのは金的保護と聞いた記憶がありますが、鳩尾から金的というのは理にかなった表現で大変勉強になりました。また抱拳礼というものに意味があるのは、驚きです。空手をされている方でもなかなかここまでは知らない人が多いのではないかと思います。情報、感謝申し上げます。