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楽ちんの『ちん』は、何から来ているのでしょうか?
タイトル通りですが、ふと疑問に思い検索してみたところ下記サイトが見つかりました。 「らくちんの『ちん』」 http://www2.plala.or.jp/kamkamkam/gimon2/no83/rakuchin.htm 「ことばの溜め池」→「らくちん」 http://user.komazawa.com/hagi/ko_tame7.html 「ちん」は幼児語だそうですが、語源ははっきりしないと書いてありました。語源についてご存知の方がおられましたら、教えてください。 (「ちゃん」→「ちん」に訛ったなどは、いかが?)
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「ちん」の由来は、何通りか考えられそうですね。 1)「ちゃん」の幼児語 「ちん」を接尾語としてとらえると、 #1の方が指摘されたとおり人をあらわす言葉となります。 「ちゃん」の短縮形ですね。 ただ「楽ちん」は“人”ではなく“状態”を指しますので、 このケースにかぎっていえば、当てはまらないと思います。 2)「楽地」の訛(なま)り 古い言い方で「安らぐところ」の意。 この言葉が訛った(幼児語化した?)可能性があります。 3)掛川(かけがわ)方言「楽ちん」の標準語化 [※参考URLをご参照ください] 掛川地方(現在の静岡県)に、「楽ちん」という方言があるとか。 掛川は徳川家康と密接な関係のある土地なので、 いわゆる江戸ことば(標準語の先祖ですね)に、 三河(愛知県)・掛川方言の影響が多く見られるそうです。 徳川家直参の家臣たちが、江戸に移住したからでしょう。 掛川での「ちん」の成り立ちについては、 残念ながらよくわかりません。 個人的には、3)の説がいちばん面白そうです。
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「ちん」はgoo辞書で「形容詞・形容動詞の語幹に付いて、そういう人の意を表す。」と書かれています。また、僕の解釈では「朕」とも書けますが、同じく「一人称。天子が自称として用いる。われ。〔中国古代では普通の人も使ったが、秦の始皇帝のとき、天子だけの自称となったという〕」と書かれていますので、「(私は)楽だ」ともできるような気がします。
お礼
アドバイスありがとうございます。 お礼が遅くなりすみませんでした。 さて「ちん」=そういう人 という意見と、「ちん」=「朕」→「私は楽」という意見ですね。 「ちん」は、容姿や状態を意味するようなあだ名に良く使われるので、納得できる意見ですね。 「朕」の方は、イメージとしてよくわかります。どうでしょうね?
お礼
幼児語説、訛り説、起源の推理など、たくさんの回答ありがとうございます。 お礼が遅くなりすみませんでした。 楽地は、質問の最初のサイトでも出ていますが、楽な場所=楽地=楽ちん というのは理解しやすいですね。 親に抱かれている幼児を想像します。(親はツライだろう) 掛川地方発祥説も興味深いですね。徳川家康の関東移封により、三河言葉が江戸の標準語になったという話は、以前どこかのサイトで読んだことがあります。 とても、おもしろいですね。