解雇にしたくない会社って？

質問

よくこのサイトとかで　会社側は解雇にしたくないみたいで私を自主退職にさせようとしてるとか見るのですが、どうしてですか？
なぜ会社側は解雇にしたくないんですか？　　解雇にすれば解雇予告を払わなくてはいけない以外に会社側はデメリットあるんですか？　　わかる人教えてください

回答No.3

poolisher

自主退職してほしい理由はふたつです。

ひとつは会社都合で解雇した場合、各種給付金が受給できなくなる
という問題があります。　↓
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/index.html

ふたつ目は、解雇の場合、のちに訴訟等のリスクがあるからです。
解雇の場合は、解雇に至った理由と解雇を回避すべく努力した証拠が
必要です。（厳密に問われるのは大きい会社ですが）
裁判等になった場合、これらを客観的に証明することは結構困難です。

お礼

なるほど　解雇にした場合給付金が受給されない訳ですか　これは以外でありこれほど参考になるものはないですよ　　訴訟の件ですが私の会社は零細企業ですし訴訟起こすお金のないですしね　　ありがとうございました　　大変参考になりました

回答No.2

s_end

解雇にする場合、相当事由が必要となります。

その人を解雇する前に会社側は努力をしたか、
たとえば与えている仕事が難しすぎる、忙しすぎろのであれば、必要な人員をほかに確保する努力をしたか、とか
配置転換してもっと平易な仕事を与える努力をしたか。とか
そもそも雇用に際してどのような難易度の仕事をどれだけ与えるか、それをやりこなせる人物であるか否かということをちゃんと見極めてから採用したのか、とか
セクハラや職場いじめが原因であれば、
会社側はその原因を取り除く努力をしたか、とか
きちんと本人、上司と話し合い解決に向けて努力したか、とか
経営難で給料が払えなくて辞めてもらいたい、のであれば
社長以下役員は給与カットしているのか、
支払い先に支払猶予してもらう努力をしたか、とか
社長の家族が名目上だけ役員になっていて無駄な給料を支払っていないか、とか
贅沢な社有車や不必要な福利厚生費のカットを努力したか、とか
いろいろ「先にやるべきこと」があります。
これらを全部クリアして、
「もうどうしようもない。どうしても人員カット以外に道がない」
というときだけ、正社員を解雇できます。

その代わりペナルティはあります。
万一、解雇回避の努力せずに真っ先に解雇をした場合、不当解雇となり、解雇人員を職場に復帰させなくてはなりません。
また、本当に努力して、本当にどうしようもなくなって解雇する場合も、解雇予告手当てを支払うなどの必要がありますし、周囲（取引先や職安など）に
「あの会社は人員整理を行った。もう長くはない」
といううわさがあっという間に広がり、業務の続行が困難になる可能性があります。（もっとも業務の続行が困難だから解雇するのですが）

こういうわけで、雇用というのは大切に守られる必要があるのです。
これが、本人の自己都合退職となると何も努力しなくていいので、会社は
「本人の自己都合退職の形式」に持っているための”すさまじい努力”をします。
たとえば、どんなに社長が嫌っている社員でも、退職願いを持っていくと必死になって何度も翻意を促します。（もちろん素振りだけだが）どんなに嫌っていてもです。
なぜなら
「お前がやめるなら好都合だ、厄介払いできてすっきりする。退職願いをおいてさっさと出て行け！」
なんてうっかり言って、そのせりふを隠し録音などされて職安や労働基準監督署に持ち込まれたら一発でアウトだからです。（ぜひやってみてください。　笑）

お礼

あなた様のお答えを拝見さしていただき、解雇するには会社側もかなりの理由が必要である事を認識いたしました。　　ほんとあなた様のおっしゃるとおり雇用というのは大切にまもられているのですね　　大変参考になるご意見感謝いたします。

回答No.1

metaboGsan

首にすると行政からペナルティーが科せられるからです。
どこの官庁かは失念しましたが、たしか金銭面でペナルティーがあります。

お礼

ありがとうございました