- ベストアンサー
司法試験の勉強をしてますと
(1)司法試験の勉強をしてますとテキストなどにはおなじ問題に対する複数の参考答案が付随してきますが、 我々はあの参考答案群をどのように利用すべきなのでしょうか? 賢い利用方法を教えてください。 (2)そもそも複数ある中でどの答案がもっとも理想的なものでどの答案はあまり真似てはいけない答案かの見極めをしなければ利用したくても そこから先へすすめませんが どうやって見極め、そのうえで利用していますか?? いや、答案は単にミクロの文章構造の言い回しを参考にするだけだ、という利用方法なら優秀答案か否かの見極めは必要ないかもしれませんが・・・。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
試験に合格するための勉強方法と、実務で通用する勉強方法は異なります。 試験の程度にもよりますが、基本書どおりの論点を記述・論述しておけば、「間違い」はありません。 しかしながら、異端論者による学説もありますが、見極めは、多くの論者がその説を採用していて、判例や裁判例もその説を採用していると思われることです。 また、試験でありますから、出題範囲も既知の問題からのものです。 基本を押さえてから、応用の検討に拡げてゆくとよいでしょう。 論文における解答例で参考になることは、何説を採用しているということではなく、論述の組み立て方ではないでしょうか。 「起承転結」「序論、本論、結論」など論法はありますが、思考系列に従った組み立てができれば、読んでいる側からしても理解しやすいのではないでしょうか。
その他の回答 (2)
- kanpyou
- ベストアンサー率25% (662/2590)
回答群の丸写しは、論理的破綻という事態を招きます。 論述試験に合格したとしても、実務において迷いが生じ、破綻してしまうでしょう。複数説が存在するのには理由があり、お互いを補完しあっていることになります。 自分の信じる理論体系をまず真似るのがよいのではないでしょうか。
- shintaro-2
- ベストアンサー率36% (2266/6245)
まず最初は、良くも悪くも真似から。 最低、論点のチェックはしてください。 次に、批判的な目で見る(自分ならどう書くのか)。 というの基本です。 参考答案レベルだと、論述が間違ったりしてますので、自分で教科書をチェックして矛盾した記述がないのか、学説としてあっているのかの確認も必要です。 >どうやって見極め、そのうえで利用していますか?? そんな方には 論文答案作成教室/杉山博亮 著/法学書院 をお薦めします。
補足
ありがとうございます。論点チェックとして使うというならば とくに参考答案・再現答案という素人の書いたものを参考にしなくとも 最初から基本書一本で音読を繰り返した方が血肉化するでしょうから うってつけと思えます。下手に間際らしい記述を目にして混乱するよりはいいと思いますが、そういうことでよろしいのでしょうか? わざわざ受験生や講師の書いたものに目を通す新たな効果がないということになりますでしょうか? 試験委員をつとめた学者が作った答案ならば目にする価値はありましょうが・・・ 複数の参考答案であるからこそできる「ユニークな」勉強方法というものは特段存在しないものでしょうか??
補足
ありがとうございます。自分の信じる理論体系をまず真似るのがよいとのことですが それでしたら素人の書いた雑文よりも基本書やそれを基に作った論証の音読を繰り返した方がよりよく真似られると思うのですがいかがでしょう?? 作成者は自分と違う説を取っている可能性も高いですし、たとえ作成者が自分とまったく同じ説を採っていたとしても得点の高い記述とは限りませんでしょうし、我々受験生は得点が高い低いなど見極めが出来ませんから、こうなると初めから学者の書いた基本書以外には触れないほうがむしろ目が汚れなくていいかと思うのですが、そういうことでよろしいでしょうか? それとも、素人の書いた参考答案だからこそ役に立つ勉強方法はありまうでしょうか?? 小説家志望者は、学生小説コンクールなどの文章には一切目もくれず ひたすら幼少から文豪の文章に触れた方がいいのと似てはいませんか? 素人の書いた駄文を目にして目は汚れませんか? 1位の再現答案と100位の再現答案を比較できたら 「ああ、こんな程度でもいいんだな」 という気晴らしにはなりますが 1位合格者の答案も満点ではない以上 具体的にどこが盗んでいい箇所なのか、盗んではいけない箇所なのか、 というのがわかりませんから 積極的な利用は難しいのかな、と思ってしまいます。