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f=mαと他の法則の関係性
運動法則 F=mαから数多くの法則が導かれると習いました。 それで、F=mαが他の法則とどの様に関係しているか説明してください。お願いします。
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高校中レベルで1次元、一定の力に限った説明 法則 数学的表記 (結果←原因) (1) 運動の法則 mα = mΔv/Δt = F (加速度←力) (1)の両辺にΔtをかけて (2) 運動量-力積関係 mΔv = mv'-mv = FΔt (運動量変化←力積) 等加速度直線運動の公式 v'^2-v^2=2αx にα=F/mを代入して (3) エネルギー原理 mv'^2/2-mv^2/2 = Fx (運動エネルギー変化←仕事) (2)に作用反作用の法則を適用して力を及ぼし合う2物体について mv'-mv=FΔt MV'-MV=-FΔt から (4) 運動量保存の法則 mv+MV = mv'+MV' 力が保存力であるときに(3)に位置エネルギーの定義 U-U' = Fx を適用して (5) 力学的エネルギー保存の法則 mv^2/2 + U = mv'^2/2 + U' 3次元で力の向きを固定せずその時間変化も考慮する場合には、ベクトルと積分を用いた表現になり、大学初級レベルとなります。また、そのレベルでは中心力の場合の角運動量保存則が加わります。そのレベルをお望みであればおっしゃってください。