宇宙からシャトルが地球に向けて帰還するとき、何を使ってどのように発進するのですか

質問

宇宙ステーションにいる人を乗せてシャトルが地球へ帰還するとき、宇宙ステーションからの発進はどのようにするのでしょうか。
地球なら空気のあるところで噴射することによって発進できますが、宇宙では何を使ってどのように出発するのでしょうか。

回答No.5

noname#100814 · ベストアンサー

＞地球なら空気のあるところで噴射することによって発進できますが

　質問者さんは、ロケットが進むのは後ろから噴射したガスで空気を押しているからだ
とお考えではありませんか？
　そのような考え方ですと、回りに何もない宇宙空間では、
いくらガスを噴射しても何の手ごたえもなく前進などできないと言うことになってしまいます。
　そうではなく、ロケットは後ろから高速のガスを噴射したときの反動（反力）で前進しているのです。
　ですから、まわりに空気などの邪魔者がないほうが噴射ガスがより勢い良く噴出でき好都合です。

お礼

>空気を押しているからだとお考えではありませんか？

まさにその通りです（苦笑
よくわかりました。ありがとうございます。

回答No.7

char2nd

ＲＳＣと呼ばれる姿勢制御システムを使用します。要は小型のロケット噴射装置なのですが、宇宙空間はほとんど空気抵抗がないので、わずかなロケット噴射でも姿勢を変えたり可減速を行うことは可能です。

http://rocket.sfo.jaxa.jp/fstrc/wrd_h/a07.html

　尚、スペースシャトルが地球に帰還するときは、「発進加速」ではなく「減速」を行います。これにより衛星軌道を周回するのに必要な速度を下回ることで、地球の重力により「落下」します。あとは大気圏内では翼のフラップなどを使って姿勢を制御し、グライダーとして飛行します。

　不要になった人工衛星を処分するときも同じ方法を使います。ただし、落下する角度をきつくすることで速度を速くし、大気圏内で燃え尽きるようにします。

お礼

なるほど。
ご回答ありがとうございます。

回答No.6

MVX250F001

＞地球なら空気のあるところで噴射することによって発進できますが、宇宙では何を使ってどのように出発するのでしょうか。

まずは作用・反作用を理解してください
これを理解しない限りはどんな説明も理解できないでしょう

回答No.4

k99

http://iss.jaxa.jp/iss_faq/inf/shuttle.html
に図がありますが、姿勢制御は
「RCSと呼ばれる小型のスラスター」が使われます。
機首に空いているあなっぽこがそれ（の一部）です。

その後、軌道制御システムエンジンを使って減速し、帰還軌道に遷移する、という寸法です。

JAXAにわかりやすいページ
http://iss.jaxa.jp/iss_faq/faq_sts_14.html
がありました。
探せば動画ぐらいあるかもしれませんね・・・

お礼

なるほど。
ご回答ありがとうございます。

回答No.3

cipher_roy

打ち上げ後、軌道に乗った後はメインエンジンはほとんど使わず、姿勢制御用の
ミニロケットエンジンを主に利用して高度・速度・角度等を調整します。
宇宙ステーションへのドッキングや離脱時にもこの姿勢制御用のシステムで
動きます。

大気圏に突入した後はほぼグライダー飛行で、空気摩擦で速度を落とし、
最終着陸時もエンジンの利用で減速用パラシュートが燃えるといけないので
推進装置は無使用です。

補足

姿勢制御用のミニロケットエンジンというのをもう少し具体的にご説明いただけませんか？何を使ってどのように高度・速度・角度等を調整するのでしょうか？

回答No.2

notnot

空気のないところでも噴射すれば発進できます。
重力のことを別にしても、空気がない方がまさつ抵抗がないので楽です。

噴射するのは、燃料が燃えてできたガスです。
燃料が液体水素なら水蒸気、ケロシンなら水蒸気と二酸化炭素、などなど。

お礼

なるほど。よくわかりました。
ありがとうございます。

回答No.1

wildcat-yp

シャトルには詳しくないので実際の方法はしりませんが、噴射できれば空気があろうと、なかろうと発進はできます。
むしろ空気がないほうが抵抗が少なく、スピードは出るはず。

重力圏に入ってしまえば勝手に落ちてくるでしょうし・・・

基本的には、質量のあるものを後ろに噴射すればその分推進力が発生します。

補足

ということは空気を噴射したりするのでしょうか？