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おしゃりさまが出られる方
おしゃりさまが出られる方について、お聞きしたいです。昔から、人が亡くなって、火葬場で骨を焼くと、おしゃりさまが出られる人とそうでない人がいらっしゃいます。おしゃりさまが出られる方は、生前ものすごく良い人しか出られないと昔から聞いておりますが、実際は、みなさんの周りではどうでしょうか?私の周りでは、やはりものすごく良い人しか、おしゃりさまは出られていません。それは、偶然なのかはよくわかりませんが、何か知識などご意見でもよろしいですのでご存知の方がいらっしゃったら教えてください。よろしくお願いいたします。
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こんにちは. ”おしゃりさま”の意味が理解できませんでしたが, 先の回答者さまのお話で, 一般的に使用されている”のど仏”と理解しました. さてご下記ご質問へのお答えですが, >昔から、人が亡くなって、火葬場で骨を焼くと、 >おしゃりさまが出られる人とそうでない人がいらっしゃいます。 >おしゃりさまが出られる方は、 >生前ものすごく良い人しか出られないと昔から聞いておりますが… 火葬場では,ご遺体搬入口の裏にあるボイラー室で, その火葬の進捗状況を,レンガ一個分くらいの覗き穴でチェックをしております. つまり,そこから火葬の為の火の具合や, 遺体の焼きあがり状況を随時確認しながら作業しています. 水分の多い身体で,子供から大人までその大きさなどが違う様々なご遺体を, 同じ場所,同じボイラーで加熱し焼いていくのですから, ご遺体のサイズによって加熱時間が若干違ってきます. しかし,その加熱時間が長くなれば,どのような方のご遺体であれ灰になってしまいます. そのため火葬場の職員さんは,火葬の火入れの時から適当な時間を見計らっては, ご遺体の焼け具合を確認するために,随時裏から覗いてチェックしているのです. つまり,職員の判断で火葬を終了すると,その後ご遺族の方が『拾骨』しますので, その際の事を考慮して遺骨の焼け具合を点検しているのです. ところがご遺体のサイズや棺に納めた品物などまでを含めた, 水分量によって同じ加熱時間でも,拾骨にほどよい程度まで焼くには, 当然適切な加熱時間に差が出てくるのは物理的に当然です. 結論を言えば, ご遺体の焼きあがり具合は, 「火葬場職員の火加減(火止め時間)で決まる」と言う事です. もっと判りやすく卑近な例で説明を加えると…, 話の内容からは,不適切な例や表現と成るかもしれませんが, ご理解いただけるために,非難を受ける事を覚悟で, 敢えて説明を加えて置きます. 生活の身近なところで同じような出来事が行われています. 料理での焼き魚の焼け具合は,加熱した時間に関係している事と同じです. お魚も焼きすぎると表面は真っ黒な炭になります. もっと加熱すると肉の部分が灰になり,その奥の骨まで炭になります. もっと加熱を続けると,炭から灰になってしまいます. この様な理由から,ご遺体の生前の行状に左右され, 喉仏の焼け残り具合に差がでると言う事はありえません. 私は無宗教ですが, ご遺族の方がどのようなお気持ちから発言されているのか, 宗教的な部分を含め,充分に理解する事はできます. またそのお気持ちを否定したりして, 無碍にする心根も有りません. それぞれのご遺族の方が納得することで, ご遺族の結束が強まれば好い事と信じます. この回答が, ご質問者さまの疑問解消につながる 参考の一助になれば幸いです.
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- 4500rpm
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火葬できれいに骨が残るのは、病気をしていないとか骨が丈夫である人が多いようです。 なお、一般に言われているのど仏は軟骨で、火葬時には燃え尽きるようです。 正しくは、頚椎2番のようです。 http://www.biwa.ne.jp/~chiro/sonota/tore-nodo.htm http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13790018 私の知り合いは、病気でしたが骨が丈夫だったので残っていました。 良い人かどうかはわかりませんが、仲良くしていただいた人もたくさんいたようでした。
お礼
祖母は、骨粗しょう症で骨のがんでしたが、おしゃりさまがきれいに出られたので、そのときはやっぱり生前の行いがとても良いからだと思っていました。御回答、ありがとうございます。添付していただいた、ホームページも拝見させていただきました。骨が丈夫であるかで残るのかもしれないですね。
お礼
色々と教えていただきまして、ありがとうございます。実は、先日父が亡くなりまして、葬儀場の方に、「おしゃりさまが出られて良かったですね。まれな事というか、珍しいですよ」と言われました。自分の周りでは、すごく良い人しかおしゃりさまはでていなかったので、昔からの言い伝えを、やっぱりそうなのかもしれないと思う部分がありました。火葬場の職員の方が、焼き加減を見ながらチェックをしているとは、知りませんでした。おしゃりさまは、焼き具合いによって、変わるんですね。とても参考になりました。