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グラフィックデザイナーの方へ質問です
世のなかにグラフィック系の雑誌や本は溢れかえっていますが、グラフィックを仕事にしておられる方々は、一体どのような本を定期的に購入、購読しておられるのでしょうか。パソコン雑誌からして何十種類もあり、私はそれを一冊読むのさえかなりの時間がかかってしまい、とても情報収集能力が追いつきません・・。
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私ももともと紙主体のデザイナーですのでWebやPDFの仕事が入ってきて直接デザインとは関係ないことに時間をさかなければいけない不条理さは理解できます。 何でもそうですが、語句(キーワード)を頭にいれておくと理解が早くなります。次に自分に見合ったレベルのものから読み始めることです。この2点は非常に重要なポイントです。わからないものから読み始めると、いくらよい内容がかいてあったとしても理解できず投げ出してしまいます。 理解できるものから読み始めると、わかることが面白くなるからどんどん読み進めることが出来ます。 私は何か新しいものを覚えようとするときは図や写真が多く内容が簡単なものから読み始め段々と高度な内容のものへ移るようにしています。こうすると非常につまづきが少なくなり復習を兼ねることができます。
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- jakarta
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kagami100さんは学生でしょうか、それとも駆け出しのデザイナーなんでしょうか。全く関係ない職種の方でもよいのですが、質問の背景にあるものを情報として与えてもらえるとこちらはより具体的な回答・アドバイスをすることができます。 こういった物事の背景にある意図に注目したり、どういう人の発言か観察することはフロイトやニーチェがやりだしたことですが、情報においてもメディアリテラシーとして欠かせない要件です。 情報と感情的に接していると「好き」「嫌い」といった気分的に判断し単に盲目的に情報を消費していることになりかねません。理性をもって判断すれば「これは大事なことがかかれていないな」とか少ない情報から色々な発見が可能になります。例えばPC雑誌はメーカーの悪口は書けない…とかワールドカップのチケット予約は大混乱を起こしましたがアクセス不能に陥った某社のサーバにも原因があるのではないか?とかね。 多くの情報に接しても必要な情報が手に入るとは限りませんのでおいしいところだけつまみ食いして、必要な時に検索するなりして情報を探せばよいかと思います。 ayatakaさんの回答にあるように“どこがいいのか?”とか“なぜいいのか?”と考えることは非常に大切なことです。デザイナーにとって感性は大切なものですが、私はリテラシーを例に出して理性的な価値観・判断が大切ということを指摘したかったのです。同様に好奇心についてもいいようにいわれますが、本来の意味合いは物事の本質を理解せずに目先の新しいものに飛びつくということです。本質を理解しないと正しい情報を相手に伝える=デザインするということが不可能になります。
お礼
二度目の書き込みありがとうございます。 私はもともとはグラフィックを仕事としていたのですが、この不況で仕事が多様化し、いろいろやらなければならなくなった、という状況に置かれているちょっと転職も考えている者です。 要するに、迷っているからいろいろ目移りしてしまうということなのでしょうか。それにしてもPC雑誌一冊詠むのでさえかなり時間がかかるので、他の方たちはどうなさっているのか?と思って質問した次第です。
グラフィックデザインの本と言っても、読む人が求める内容によって違ってきます。 たとえばごく一般的な“その世界の動きが知りたい”のであれば「デザインの現場」がいいと思います。 ただこれは、グラフィックだけでなくファッションとかインダストリアルの分野も含みます (その号によって採り上げるジャンルが違います)から“広く漠然と”という用途になってしまいます。 グラフィックデザインの専門誌となると「アイデア」あたりがいいかと思います。 それから、一般の書店には置いてありませんが 全国の(或いは世界中の)書籍やポスターやDMなどをまとめて紹介している専門誌が かなり多く出版されています。言ってみれば「業界誌」です。 新聞広告や折り込みチラシなどを扱っている専門誌もあります。 これらはたいてい定期購読契約の通信販売になります。高いです! こうした分野の書籍については、情報収集が主な目的になりますが それは言い方をかえると「パクリの素」用途とも言えます。 たしかに便利ですし“参考”にはなりますが、それほど“勉強”にはなりません。 それから、パソコン関係の雑誌については、今はもうデザイナーに不可欠なものになっていますが それはパソコンと言う“デザイン道具”の保守に関する情報収集にはなっても デザインの勉強にはなりません。 ロゴの作り方とか画像の合成とかはオペレーションであってデザインではありません。 デザイナーに必要なものは、「こんなモノが作れる」という技術よりも 「こんなモノを創りたい」という発想です。パソコン雑誌にはそれがありません。 以前の[Mdn」あたりはマシなほうでしたが、 やっぱり技術関連の記事のほうが売り易いらしく、今ではタダのテクニック誌です。 もちろん、発想をカタチにする技術は必要ですから、これらの雑誌は読むべきですが それで満足してはいけないと思います。 私個人の事で言えば、「何々と言う雑誌」と特定はせずに、 書店で眺めて気に入ったレイアウトの雑誌が見つかった時に、それを買います。 料理の本だったり、オーディオ雑誌だったりとその時によって様々ですが いいアートディレクターが手掛けた雑誌はジャンルを超えてとても勉強になります。 それを“どこがいいのか?”とか“なぜいいのか?”などを考えながら眺めれば(読むんじゃありません) デザイン専門誌よりはるかに勉強になります。
お礼
大変貴重なご意見ありがとうございます。 雑誌を読んでいると、解らない単語続出で、時間がかかってしまい、とてもデザイン理論本とかにまで手が回らないのでほかの方はどうしているのだろうか・・・と思っていたのですが、それとはまた別に、ジャンルにこだわらずあらゆる雑誌を見て自分で考えて自分でどこがよいか考えるというのは、確かにかなり勉強になると思いました。
- jakarta
- ベストアンサー率38% (607/1597)
IdNの本をたまーに購入するぐらいであとは年鑑のPRINT(Printing Annual)を毎年購入してます。 定期的に購読していたといえば随分前に廃刊になったWIRED日本語版ですかね。非常に好きだったので残念でしたが。 本屋で立ち読みするのは広告批評、ブレーン、販促会議などです。時間単位でいうと一番長く見るのは折り込みや新聞広告ですね。 ZDnetなどのメールニュースでほとんど用が済みますのでMacを含めたパソコン関係の本はほとんど買わなくなりました。新刊案内で気になる本があれば実物を書店に見に行くことはしますが、ほとんどデザイン以外の専門書です。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 買ってしまうと変に安心して結局開かなかったりするので立ち読みで済ませるのは良い手ですね。それにしても他のご回答を拝見させていただきましたが、非常にさまざまな方向に深い造詣をお持ちのようで驚嘆いたしました。
- renton
- ベストアンサー率34% (1720/4934)
MdN、GraphichsWorld、CG World、Agostoなどが書店に出ています。 それぞれ特徴が違うので、ちょっと立ち読みしてみて、本当に欲しいものを選ぶのがいいと思います。
お礼
早速ご回答いただき、ありがとうございます。 ぱらぱらと立ち読みしにいってみたのですが、いずれの雑誌も情報量がかなりのボリュームですね。 まずはいろいろ立ち読むところからはじめたいとおもいます。 ありがとうございました。
お礼
ご回答何度もありがとうございます。 今回頂いたこのご回答は大変ためになるなーと思いましたのでメモにまとめさせていただきました・・・・。