似たような質問をされているようですが,
うまい答えを得られないようですね。
私もうまい回答ができるか分かりませんが・・・,
X1060ユーザーなので答えたいと思います。
X1060が言うフルデジタルアンプとは,
従来,デジタルとアナログが混在(またはアナログのみ)だったものを,
全部デジタル処理にしましたよ,という意味です。
フルデジタルの場合,本体内のデジタルデータをデジタルアンプに通して,一番最後にアナログ変換して信号をイヤホンに届けます。変換は1回だけです。
デジタル/アナログ混在の場合,デジタルデータをアナログに変換して何かの処理をし,それをまたデジタルに戻して違う処理をして,またアナログに・・・と変換だらけになるので劣化しやすい,
と以前ソニー製テレビの画像処理がフルデジタルになったときにカタログに書いてあったと思います。
音の場合も同じことです。
アナログのみのアンプとの違いは私はよく分かりませんが,
とにかくソニーが言いたいのは「高音質だ」ということです。
それ以外の特徴はありません。
デジタルでもアナログでも,アンプの"機能"は信号増幅です。
イコライザ機能も含むでしょうが,デジタルだから何か特別な"機能"がつくということはありません。
"機能"は同じなので,どんなイヤホンでも"機能"に意味がないということはありません。
ただし,"機能"は同じでも出てくる"音の質"が違うので,
質に関しては安いイヤホンでは堪能できないでしょう,ということです。
ただ,本当に音質が違うか,違ってもそれを上質だと感じることができるかは人によって違います。
耳が良いとか悪いとかではなく,価値観や感性の問題です。