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癌で死んでいく彼女に放った言葉・・・
数年前のことですが、あるサイトで癌患者の20代後半の彼女と知り合いました。 知り合ったと言っても彼女は私のことはそんなにも詳しくは知らなくて。 彼女には愛する彼がいました。 彼もまた彼女を愛していました。 彼は、どんな時も彼女に献身の愛を捧げていました。 彼の放つ言葉、考えはどこまでも優しくても彼女を救うことには 直接には役立たず歯痒い思いで過ごしていました。 そんな中、彼女の癌も進行しブログでその辛さを日々訴えていました。 私は、ずっと傍観するに留まっていましたが、これには居ても立っても いられず、ついメールを匿名で送り付けてしまいました。 彼女は一流大卒の才女でもあったので何とか分かってほしいと・・ 『生きたければ自分の力でどうにかするんだ。まだ動けるなら 世界中駆けずり回ってでも助かる方法を寸暇を惜しんで探してこい! 自分を救えるのは自分しかいないんだ。いいか、みんな心配はしてくれても誰も本気でなんか助けてはくれないぞ。君は賢いのだから自分でどうすればいいのか死にたくなかったら考えるんだ。今の君はどう見ても死に向かっていっている。このままでは本当に死んじゃうぞ。どうにかしろ!』と思いの丈を綴ってしまいました。 彼女はどこの馬の骨か分からない私に返信こそくれませんでしたが、数日後、彼女はブログで 『ありがとうございます。、皆さんの気持ち、受け取っていますから・・』とだけUPしました。 その1カ月後、彼女はこの世を去りました。 才女である彼女も、最期まで自分では自分を救うことはできませんでした。 それからというもの、ずっと、彼女に放った言葉が自分の心に大きな鉛となって重く沈んだままです。 行き場を失って還ってきた言葉が、自分の心にそのまま塊となって存在しています・・・ もう忘れてもいいのでしょうか。このこと・・あの時の自分のこと。 そして彼女のこと・・・ また彼女はこんな酷い私を許してくれたでしょうか。
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>ずっと、彼女に放った言葉が自分の心に大きな鉛となって重く沈んだままです。 >彼女はこんな酷い私を許してくれたでしょうか。 aoisorakunさんは酷い事を言ったと思われているのですね。 性(さが)と言うか業のようなものだと思います。 彼女は賢明な方だったようですから、そんな方が >「ありがとうございます。、皆さんの気持ち、受け取っていますから・・」 と書かれたのですから。その通りの意味で、あなたの事を酷いとは微塵も思っていないと思いますよ。 彼女も含め、人がブログで記すと言うのは誰かに見て欲しい、反応が欲しいからです。 aoisorakunさんはその時の(思い返すと苦しくなるような)気持ちをぶつけた。 彼女はそれに、「気持ちは受け取っている」とだけ返した。 十分相通じるものが有ったと思います。 面識の無い人がブログだけの接点を通して、気持ちのこもったメールをくれた事、 現状の自分の病状について本気が考えてくれている事 私が彼女の立場なら嬉しかったと思います。 aoisorakunさんも聡明な彼女がそのような事で、人を許さないほど否定的に見る了見の狭い人では無かった事を 本当は判っているのではないですか? ですから、彼女に許してもらいたいのではなく、自分で自分が許せないのでしょう? >もう忘れてもいいのでしょうか。 こう思うのはaoisorakunさんが無意識にまだ何か発見できる忘れ物が有るとご自分で気がついている証拠だと思います。 その声をしっかりと受け止めて、ご自分の何が許せないのか、もう少し振り返って考えてみたら如何でしょうか。
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- au-soleil
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>もう忘れてもいいのでしょうか。このこと・・あの時の自分のこと。そして彼女のこと・・・ 決して忘れてはいけません。 今後、年月を経過し、以前の若かりし頃の己を振り返る時の重石として下さい。 心の闇に押し遣り、忘却すれば解決出来る事では無いからです。 一旦、口を衝いて出て相手の心を傷つけた言葉は、二度と撤回できません。(メールでも同様。メールは文字が残るから尚、残酷です) 言葉は人を死に追いやる凶器、人間誰もが持つ凶器です。 例え謝ったとしても癒えない傷となるケースは充分考えられます。 >自分の心に大きな鉛となって重く沈んだままです。 ならば自分の愚かな行為、自分の選んだ言葉を決して忘れない事です。 充分すぎるほど、自分の行為を悔いたり恥じたり反省したり、逃れたい忘れたいが決して忘れない、そんな自分に対する厳しさがあってこそ、今後の人間成長に繋がるのです。忘れてしまえば、再び同様を繰り返し兼ねません。 私も同様な経験が有ります。 私の場合は他人様でなく、身内の近しい(兄弟のような間柄)者へ、図らずも心無い言葉を放ってしまい、相手もまた自分の言葉も二度と帰らない現実を目の当たりにしました。以来、自分の人間性を反省し決して忘れない事を原点に再スタートの気持ちで生きています。(結局、自分の人間性の低さを露呈し後悔し恥じ、反省したのです) 私は、許して欲しい一心で、あのとても酷い私から、許される私になるように、上から見られていても恥ずかしくないように生きています。(つもりです) あちらに行った時、許してくれたか?聞いてみるつもり、と云うより、真っ先に許しを乞うつもりでいます。
お礼
御意見ありがとうございます。 沈黙は金といいながら、現実は鉛だったりするから困ります。 雄弁は銀といいながら、金だったりもします、なんだこの世の中・・
- sasimiumai
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ちょっと目につきましたので書きますね。 その女性に対する、あなたの励まし、ひどいなーーー。 でも、あなたにすれば、あなたなりの励ましだったのですよね。 で、あるのであれば、あれこれ振り返って考えてもしょうがないじゃない。 >彼女は一流大卒の才女でもあったので何とか分かってほしいと・・ ガンで弱っていて、精神的にも肉体的にもぼろぼろになっていて なおかつ、それでも頑張っている人に、どうしろというの。 そんなこと、才女だろうが凡人だろうが関係ないですよ。 こういうのを、頑張れ、親切の押し売りというのですよ。 あなたが何歳の人かは知りませんが、誰にでもよかれと 思ってしたことが、相手を傷つける場合もあるということ。 それを知ったほうがいいと思いますよ。 誰にでも失敗があってこそ、成長していくので もっと配慮ある人になるために、苦しんだり勉強をしてください。 では、頑張ってくださいね。
- vtec7
- ベストアンサー率26% (192/720)
>また彼女はこんな酷い私を許してくれたでしょうか 釣りでないとして回答させていただきます。 亡くなった方は気にもしてなかったと思いますよ。 死にかけですのでそれどころではありません。 ネットなど顔の見えない相手にそこまで感情移入できるのですか。 赤の他人事ですし、焼肉でも食ってビール1本飲んでさっさと寝ましょう。
- 007_taro
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多分、あくまでも憶測ですが。 その時のあなたの言葉は、彼女の心のどこかにはあったと思います。支えてくれる人がいても、自分という人間がいた証拠を残したかった彼女は、辛い日々ブログを書き綴ったと思いますが、そこに出ているのは奥底のものよりも浅い部分にあったものかもしれません。奥底には、もっと生きたい、と渇望していたと思います。ご質問者様が放ったと言われる言葉と似た気持ちを持っていたと思います。 上手くは言えないけれど、その酷いと思っている気持ちも、ある意味彼女の気持ちの代弁だったと思います。叶わないことではあったけれど、自分自身で何度も繰り返した気持ちと似ていたのではないかと。 忘れたいけれど、忘れられない言葉は一杯あります。皆、後悔しながら生きているし、心の澱は一杯持っています。だけれど、その澱を見つめるばかりでなく、隠していたっていいんです。時にはそれを思い出して、これから自分がそういう人にあった時、堪らない困難にあっている人に出会った時、自分が言いそうになった言葉がどういうものなのか、考えるだけでも随分と相手の気持ちを理解する手立てに換えるのです。自分のどうにもならない気持ちから相手にそう言ったのか、本当に辛い時に絶句してしまうのは何でなのか。 その出来事を、あまり使いたくはないですが”糧”のように昇華させていく事も、彼女のような境遇の方々、そしてご質問者様にとっても必要なのではないでしょうか。 本当に参考までです。
お礼
御意見ありがとうございます。 彼女は彼に感謝していても、彼では救えないことを知っていたような気がします。 毎日ブログを読んでいて、それに気付いたからこそ放ってしまった言葉だったのですが…。私も愚かでした。 彼女はその現実を知って絶望しながら死んでいったことでしょう。 きれいごとばっか言って、クソの役にも立たない男共ばかりですね、この世は…。
- minttea3
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申し訳ありませんが‥‥ >『生きたければ自分の力でどうにかするんだ。まだ動けるなら >世界中駆けずり回ってでも助かる方法を寸暇を惜しんで探してこい! >自分を救えるのは自分しかいないんだ。いいか、みんな心配はしてく>れても誰も本気でなんか助けてはくれないぞ。君は賢いのだから自分>でどうすればいいのか死にたくなかったら考えるんだ。今の君はどう>見ても死に向かっていっている。このままでは本当に死んじゃうぞ。>どうにかしろ!』 この言葉は、彼女の気持ちや彼女の事を真に思って放った言葉ではありませんね。 あなたが、あなたの気持ちを楽にするため、「なぜ彼女がこんなに苦しんで死ななければならないんだ!」という気持ちを、実際の彼女にぶつけた言葉だと思います。 それは本当は、決してしてはいけない事だと思います。 本人が一番つらいのです。 なのに、周囲の人間が耐えられないからといって、一番つらい本人にぶつけてどうする、と思いますが。 それは卑怯な事だとわかっていたから、あなたも自分の名前ではなく、匿名でメールを送ったのではありませんか。 あなたが彼女にメールを送ったのは、あなたが彼女より弱かったから。 弱いのは仕方がありません。 でも、匿名で送ったのは卑怯だと思います。 >もう忘れてもいいのでしょうか。このこと・・あの時の自分のこと。 >そして彼女のこと・・・ 忘れるべきではないと思います。 >また彼女はこんな酷い私を許してくれたでしょうか。 それは永遠にわからない事です。 ただ、死に行く人間は、できればすべてを許したい、理不尽な人も物事も運命も、力の限り許して平穏な境地に達して死にたい、と願うものだと思います。 あなたの、自己本位ともいうべき理不尽な叫びも、きっと彼女は許したのではないか、と想像します。 賢い人間ならば、あなたの理不尽な叫びに秘められた、「なぜ彼女が死ななければならないんだ!」という叫びに、気がついたと思うのです。 それらすべてを、あなたは抱えて生きて行ってください。 自分を楽にするために、忘れるのもありかもしれません。 でも、それでは彼女に対して、あなたはとことん不誠実になる。 覚悟を決めて、あなたは彼女との思い出を抱えて生きていって欲しい、と思います。 あなたの望んだような回答にならなくって、ごめんなさい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 望んだような回答ではないからこそ、逆に救われたような気がしてます。 彼女のことは永劫忘れずにいたいと思います…
お礼
彼女は本当にどこまでも聡明な方でした。 ありがとう・・優しいんですね・・