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作文
作文というのは自分の正直な気持ちや考えを書いたものであり、それに対して先生が優劣をつけるのはおかしいのでは? ということを最近思いました。この考えはおかしいのでしょうか?
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こんばんは。おっさんです。 気持ちや考えで優劣はつきません。それをどう表現するかです。 語彙とテクニックです。 しかし、作文の題材については、有利・不利はあると思います。 たとえば、自分や身近な人の難病・障害・幾ばくもない余命などを題材にすることができる人は、 入賞候補の作文を書くことに関しては有利です。 私は小学校の頃、作文が非常に苦手で、400字詰め原稿用紙1枚を埋めるのに四苦八苦していました。 ところが、全県の作文コンクールで入賞してしまいました。 地元の祭りを題材にしたのですが、新聞の選考結果発表の記事に書かれていた講評には、 「男の子にしか書けない文章」 とありました。 題材と、題材に対する私の思いの勝利です。 ちなみに、 作文をうまく書くコツの一つとして、自分の思いを表す安易な言葉(すごい、つまらない、面白い、感動した、など)を あまり使わないようにするということがあります。 嘉門達夫(コメディアン)の「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」という歌 (うさんくさい探検番組のメインキャストである川口浩をおちょくった歌) の歌詞が好例です。 「不思議な」が1か所あるだけで、あとは、事実を列挙しているだけです。 事実の列挙だけで笑えるのです。 (歌詞) http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36052 私の入賞作は、祭りの様子を、擬声語を交えるなどして描写し、 自分の思いそのものは、それほど書きませんでした。 明治大学教授の斎藤先生(NHK「にほんごであそぼ」の仕掛け人) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BD%8B%E8%97%A4%E5%AD%9D_(%E6%95%99%E8%82%B2%E5%AD%A6%E8%80%85) は、 「良い文章は、声に出して読むとわかる」とおっしゃっています。 たぶん、リズムが大事だという意味です。 ちなみに、 正直な気持ちだけでなく、本心ではない多少の脚色を加えるのもOKですけどね。 以上、ご参考になりましたら幸いです。
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- wild_kit
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作文はその人の思想(好き嫌い等)をみていません。 文法(「私に読んだは青いです。」じゃ駄目ですよね?)や、論理(「私は足が遅いので、かけっこではいつもトップです。」これでは読んだ方が首をかしげると思う。)をみています。 あとは表現力かなぁ。
お礼
回答ありがとうございます。
- yasei
- ベストアンサー率18% (44/244)
多くの場合、作文の添削では文章校正と意見が推敲されているかをみています。そこで優劣がつきます。 決して意見そのものに優劣をつけているわけではありません。 例えば読書感想文で ①~という本をよんだ。つまらなかった。 ②~という本を読みました。~が~だったので~でした。 の2つでは②の方が点が高くなります。 が、それは①がつまらないと言っているからではなく、②の方が深く考えてありそうだからです。
お礼
回答ありがとうございます。 確かにその通りですよね。
お礼
非常に長い回答ありがとうございます。 大変参考になりました。