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医療保険と心臓移植費用について
- 日本での心臓移植手術費用は高額であり、寄付に頼ることが多いです
- 日本では胎児に疾患があった場合の手術費用を補填する医療保険は現在発売されていないようです
- 民間の医療保険の中にもそのような保険が存在しない可能性があります
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質問者が選んだベストアンサー
『私が提示した商品って、密かにニーズがありそうに考えていたので』 (A)おっしゃるとおり、ニーズはあると思いますが、商品として成立させるのは、簡単ではないと思います。 新生児の死亡率は1000人中3人ぐらいです。 乳児の死亡率も同様に、1000人中3人ぐらいです。 これらの方の多くは、先天性疾患などを持っておられる方だと思います。 つまり、支払の対象者が意外と多いということです。 例えば、心臓移植を受けたら5000万円、受けなかったらゼロとすると、受けるつもりで準備を始めたのに、手術の前日に亡くなったとき、ゼロにして良いか、という問題があります。なので、この系統の保険の場合、生死に関係なく、診断されたら支払うことになります。 例えば、あてずっぽですが…… 300人に一人が5000万円を受け取るとなると、純粋な保険料は約17万円になります。 これに、会社の利益や経費を含めると、保険料25万円にはなるでしょう。 保険会社は、資金を運用することで利益を上げています。 なので、このように運用期間が極めて短い保険の場合、割高になります。 次に、契約をいつするか……です。 最近は、胎児の診断技術が向上しているので、胎児の段階で重篤な疾患を持っているかどうかが分かるようになってきました。 となれば、公平性を保つためには、そのようなことが分かる前に契約してもらわなければなりません。つまり、妊娠直後。 妊娠直後に、生まれてくる子供に先天性疾患があるかどうかで25万円一括払いの掛け捨ての保険に契約してくれる方……少ないでしょうね。 となれば、商売として成り立ちません。 やはり、こういうことは、公的な保障(健康保険など)の出番なのです。
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- rokutaro36
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ご質問のような保険は、聞いたことがありません。 存在しないと思います。
お礼
回答どうもありがとうございます。 専門家の方なのですね。 であれば、そういう商品がないと言うのも事実かと思います。 私が提示した商品って、密かにニーズがありそうに考えていたのでそれらしい似た商品(保険)が存在しているかも知れないと考え、聞いてみたのですが、残念ながら無いのですね。 回答感謝します(礼)。
お礼
なるほど、私が考えている以上に保険商品の代金価格が結構高めになるのですね。 ただ、すれでも或る程度割高でも商品として存在したら助かるのではなかろうか? と考えました。 例えば、地震保険も割高ですが、一応存在しますし、…そう言う感じで存在してもアリかなあ、とか思いました。 そしたら、寄付に頼らなくても助かると考えました。 そして、詳細なる説明どうもありがとうございます。 とても助かりました(深礼)。