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一歩前進!これで、やっと救われる命が増える!
「長かった」-。臓器移植法が成立してから丸12年。臓器提供の要件を大幅に緩和する改正案が衆院で可決された18日午後、改正を願ってきた患者団体などが記者会見し、安堵(あんど)のため息を漏らしたそうです。 国内では受けたくても受けれずに無駄に時間とお金を費やして苦しんできた方々にとっては本当に良かったと思います。 なんで、こんなに時間がかかったのかふしぎです。 これまでに救われた命がどれだけあったかと考えるともっと早く法整備をすべきだったと改めて思います。 もちろん、修正しなければならないところはあると思いますが、とにかくよかったと思います。 だけど、日本は新薬の承認もそうですが、なぜ、もっと迅速に事を運べないのでしょうかね???
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質問者さんの安堵は解ります。 私も臓器移植法ができた時にドナーカードに記入しました。 その時に家族に説明しましたが、母親は始め反対していたことを思い出します。しかし、何度も説得し納得してもらい、結婚した後は妻にも了解をいただき(妻も持っています)今まで来ました。 でも、子どもへの移植ができない現行法では問題点もあり改正は、必要と感じていました。 この質問でも反対の方々のご意見はあるかと思います。反対の方々の言い分もわかりますが、自分の子どもが移植を必要になったときどうするかを考えているとどうなるんだろうと思いますし、ニュースでは海外の臓器移植と臓器売買が実際にしています。臓器売買はお金のない人が臓器をお金を持っている人に売るわけですから、これこそ問題であり規制や罰則を買う側にも設けるべき問題です。 この改正法は海外からの批判と規制を受けて動き出したようです。国会議員も悩まれる問題なので簡単ではなかったことは解りますが、国民に対して議員自ら説明をもっとしていれば改正も早まったのではないでしょうか。この点は今後検証されるべきです。 新薬の承認も海外が認めて結果が出て副作用がないことが確認されたら認めてるのではないでしょうか。海外からの結果や非難で動く国なのです。 薬にしても法律にしても全ての人が賛成・副作用がないことはあり得ませんし、そのことで救われる人を救い、漏れる人を助けるサポートを国民全員が考えていくことが大事だと感じています。 長文で勝手な勝手な意見ばかりですが書かせていただきました。
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交通事故で亡くなる子どもさんの臓器が欲しいからと圧力掛けれるかです、親御さんが拒否するならそれはそれで葬式を出す事です(何も変わらない従来通りです)今回の法改正で何が変わるかは死の判断が心臓死から脳死判断に変わっただけです。 臓器を出したくないと言う家族なら従来の心臓停止でも臓器提供が出来た筈です、年齢制限だけと言う括りです。 年齢要件撤廃されても、提供する意思がない家族なら申し出はない、これで救われる命を言えるかです。 臓器提供を言うのは残された遺族です、糠喜びは出来ない・・・・・ 脳死が人の死を認識されるには未だ未だ時間も掛かるし、生きた体温で寝て居る脳死患者を純粋に死と認識出来るかです。
- honde
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親に殺される子供がいる現状で、親が子供の臓器提供を決めるなんて。 この一点だけでも即決できる問題ではないと思います。
- jkpawapuro
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1 国民の関心が選挙行動にダイレクトに結びつくほど強くないから。 2 消極的賛成者は多いでしょうが、積極的賛成者より積極的反対者のほうが多く、賛成した議員に選挙で不利に働くから。 一般人には賛成のほうがやや多いでしょうが、彼らは経済問題等別の部分で議員を評価するので、賛成しても票になりません。 一方強硬に反対する人は宗教的理由なので、他のあらゆる問題より賛成票を投じたことを問題とします。賛成しても現職議員の票が落ち、反対すればイメージが悪くなり、結局新顔を利するだけかもしれません。
- mota_miho
- ベストアンサー率16% (396/2453)
「脳死は人の死」 と法律で決めることに恐ろしさを感じてしまいました。迅速ではなく拙速でした。
- lilact
- ベストアンサー率27% (373/1361)
内閣と国会議員の怠慢が原因だと思います。 法律施行後3年で見直すとなっていたのに10年以上改正されなかったですから。WHOで外国での移植禁止しようという動きが出てからようやく改正の動きが出てきたのですから、遅すぎますね。 国会議員や医療関係者やいろいろな団体から様々な意見が出ていたので提出する改正案をまとめられなかったのかと思います。
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
日本における移植の問題の全ては、我が国最初の心臓移植手術である和田移植事件で既に集約されています。 和田移植事件における問題点は以下の通りです 1.心臓を提供した患者は、死んでいなかった 2.心臓手術を受けた患者は、移植が必要なほど深刻な病状ではなかった 3.そういった指摘をした医師を現場から排除した 4.カルテや証拠を隠滅、改ざんした つまり、移植手術において起こりえる問題点の全てが、最初の手術に現れてしまったということです。このミソは日本の医療界に一大汚点として残り、次の移植手術が行われるまで実に33年という歳月を要したのです。 では現在においてはそういった問題は払拭されているかというと、薬害エイズ問題を挙げるまでもなく払拭されていません。 最近、ある地方の病院で病気の臓器を移植したとしてある医師が問題になりました。その医師いわく、「病気の臓器であっても、移植した後の機能には問題はない。移植しなかったらその臓器は単なるゴミとなって捨てられてしまう。移植を待つ人たちがいるのに捨てることはできなかった」と確信犯であると明らかにしました。ここだけ聞くとある種の美談です。 しかし、この医師はある重大な間違いを犯しました。それは「(移植された臓器が)病気のものだったとは聞いていない」と手術を受けた患者たちが騒ぎ出したのです。つまり、この医師は事前承認を得ていなかったのです。これでは、単なる医師の独りよがりと指摘されても仕方がありません。 こういった問題点が、日本の医療システムを先進国にさせない原因にあると思います。 今回の臓器移植法の可決の背景には、豚インフルで俄然注目を集めたWHOが「臓器移植を外国で受けてくるのはまかりならん」という方針を固めたからです。本来はWHOが今年にそれを採択する予定でしたが、豚インフル問題で延長となりました。 今まで多くの日本人、とりわけ子供がアメリカなどに行って移植を受けることが多くありました。これからは「自分の国民は、自分達でまかなえ」ということになり、いくらお金を積んでも外国に行って移植手術を受けてくることがかなり困難になってくるということになります。 和田移植問題の影響は今でもあり、現在、臓器提供カードがあっても、そこにわずかでも不備があった場合は臓器提供は行われないそうです。 臓器提供には常に「死の青田買い」という問題がからみ、永遠に明快な答えが出ることはないでしょう。 ちなみに、私は臓器提供カードを持っています。もちろん提供するもので、その理由は「(火葬で)燃やしたらもったいない」ということに尽きます。家族にも「俺に何かあったら必ず臓器を提供してくれ。使えるのに燃やしてしまったらこんなもったいないことはない。eroero家の家訓は使えるものは親でも使え、もらえるものは病気でももらえ、だ」と伝えてあります。 聞くところによると、イタリアでは臓器提供に拒否の意志を持つことができるそうですが、提供を拒否する人は、万が一移植が必要になっても受けられないそうです。非常にフェアなやり方だと思います。
- usotukizok
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脳死移植に反対する人達の意見が大きく分けて二種類あるのですが、それを区別して対応して来なかった事が一番大きな理由でしょう。 反対意見の理由の一つに、脳死と言う概念自体を認めない人達います。これらの方は、宗教上や思想上の理由での反対ですから対応のしようがありません。世界中にいらっしゃいます。現在では少数派になっています。 もう一つの理由に、現在の脳死判定基準に反対の人達です。こちらは基準の変更があれば脳死を認める人達です。即ち脳の生命維持活動が不可逆的に停止すればそれは人の死であると認める人です。現在の八時間の経過観察では短すぎる若しくは活動が停止しているかどうか確認する検査の精度が低いと言う主張です。こちらの方々は脳が溶解するなどの検査結果があれば、死と認めると思います。 国民に脳死とはどの様なものなのか説明する事を怠ってきた事も事実だと思います。 実際に年間どれだけの人が脳死臓器提供出来る状態で死亡するかを推計した数字を発表してこなかった医学界にも責任があります。 ここで簡単に計算するとまず年間死亡者数が120万人いて、その内高齢者は提供者になりません。癌の治療後5年以内に死亡した人も駄目です。感染症で死亡した人も駄目です。尚且つ脳死状態が一日以上続かないと提供は出来ません。これらの条件を考えると最大でも年間千数百人しか対象者はいません。その内法律で決められた水準の脳死判定が出来る医療機関で亡くなる人のみ提供者になれます。 多くの人にとって脳死移植のドナーの遺族になることは無縁の話なのです。この事を広く告知してこなかったからこうなったのだと思います。
>なぜ、もっと迅速に事を運べないのでしょうかね??? 子供の臓器移植を認めるということは、 脳死の子供を切り捨てることにつながるからでしょう。 実際、脳死してから3年4年たっても 人工呼吸器で生きながらえ、身体も成長し、 髪も伸びる子供さんがいるそうです。 助かる子供がいる背景には、 そういう子供さんの親は 「早く諦めろ」 「なぜ待っている子供たちをたすけてやらないんだ」 という無言のプレッシャーに苛まれることになるそうです。 実際、脳死が死と認められれば、 医師から人工呼吸器を外されてしまうのではないか と危惧する声もあるようです。 立場により考え方が180度違うから。。 ということにつきると思います。 実際、今回でも議論が十分に尽くされていないと 反対の声をあげる声もあったようです。 今回、早急に法案成立が早急に進んだのは 国際的に自国民の臓器提供は自国民に限るという国際的な 臓器移植の流れがあったからではないでしょうか。