「方丈」は僧侶の謙譲語でありやなしや
字面からすると「方丈」は僧侶の謙譲語のような気がします。その一方、超俗を旨とする世界であることを考えると矜持を秘めた語のような気もします。事実、広辞苑には「師への敬称としても用いる」とあります。
乏しい体験からいうと、映画の中で僧侶が自らを「方丈は」と名乗っている場面があった気がします。この用例は謙譲語です。一方、俗世の人間が僧侶を直接「方丈さん」と呼びかけている事例も法事の席で目撃しています。こちらは尊敬語で広辞苑の記述に合致しています。
そこで質問ですが現実はどうなのでしょう。「方丈」は謙譲語なのか、尊敬語なのか、両方を兼ねているのか、どちらでもないのか。
僧侶が自らを「方丈」と名乗ることは普通のことなのか、普通だとして禅宗以外の僧侶もそう名乗るのか。
俗世の者が僧侶を直接「方丈さん」と呼ぶことが可能だとして、禅宗以外の僧侶に対しても失礼ではないのか。
この辺りのことを解説して下さると有り難いです。
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お礼
ご丁寧にありがとうございます。 住職ではないと思いますので“方丈様”ではないのですね。 隣町の若では、といううわさを同じ檀家の方がおっしゃって いた様な気もします。 『おっ様』とは、挨拶の中でどの様な言い回しになるのかな?