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施設園芸の東西棟と南北棟について

 お世話になります、施設園芸での施設の建設方向について質問させていただきたく書き込みさせていただきました。  早速ですが、先日施設園芸についての本を読んでおりましたところ、棟方向について、「南北棟では施設内日射は均一であるが、東西棟に比べて日射が少ない」「東西棟では日射は多くなるが、施設内で日射に不均衡が生じる」というような内容の記述がありました。  メロンなどでは、東西棟でスリークオーター式温室を用いると思いますが、一般作物に関して(強光要求作物以外の葉物や果菜)では普通は南北・東西棟のどちらが主に用いられるのでしょうか。  ご回答いただければ幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • indoken
  • ベストアンサー率37% (173/457)
回答No.1

普通は南北棟にします。日射が不均一だと生育が揃わず、栽培上の作物管理レベルを一定に保つことがとても難しくなってしまうからです。 メロンなどで東西棟を使うのは、よしずを片屋根式に立てかけ、その下でコマツナなどを作った 昔の「覆い下栽培」に原型があると思いますが、北側をコンクリートなどにすることで冬季の保温性を維持したことがはじまりでしょう。良い点もありますが、日射が不均一なので、メロンの植え付け密度や仕立て方を列ごとに変えるなど、かなり細かい栽培管理をしなければなりません。

malus
質問者

お礼

 お返事ありがとうございます。今まで、南北棟は日射量が東西棟に比べ少ないという点でどうなのかと疑問に思っていましたが生育がそろわないという点まで考えていませんでしたので納得がいきました。返信が遅れてしまいましたが、ご回答いただきありがとうございました、大変参考になりました。

その他の回答 (1)

  • Oxalis
  • ベストアンサー率52% (179/338)
回答No.2

確認があります。南北、東西は別添HPのA型のように出入り口ではなく、受光面積が多い面を言うのでしょうか? http://www.hidamari.co.jp/product/greenhouse/index.html であればNo.1さんが言うとおり最も均一に光を取れる南北棟にするのが基本です。 しかし、一番多くの場合、ほ場の形にあわせて作られるのが実情です。 (特にパイプハウス連棟の場合) http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009040500054&genre=K1&area=K50 受光量よりも生産性(栽培だけでなく、管理なども含み)を考慮した建て方になります。

malus
質問者

お礼

 お返事ありがとうございます、南北・東西は受光面積が多い面で想像しておりました。専門書で読むだけでは圃場の実情のことにまではあまり触れられておらず、実際の画像が掲載されているURLを貼付下さり大変参考になりました。返信が遅くなりましたが、ご回答ありがとうございました。