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雷電、双葉山、大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花、朝青龍
以上の力士それぞれが最強の状態でガチンコ対決をしたら一番強いのは誰だと思いますか? 順位をつけるとしたらどうでしょう?
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こんにちは 「遊び心」ってお言葉が出ている場面で、多少無粋な回答になりますが少し参加してみます。 これは「絶対的尺度」と「相対的尺度」で違ってくる内容だと考えます。 例えば重量挙げで誰も200キロの大台を記録した選手が居ない時代に、ただ一人常に220キロの記録を出し、10年連続で日本一の栄冠を独占したA選手が30年前に居たとします。 この選手は当時においては、まさに最強の重量挙げ選手です。 しかし時がたち、多くの一線級選手が220キロ台を出す時代になったとして、そこで225キロを出して一度だけ日本一の地位についたB選手が居たとします。 B選手は絶対的な尺度で言えば、A選手よりも強いと言えます。 しかし相対的尺度(=つまり当時のレベルでいかに他に抜きん出ていたか、多くの勝利実績をあげたかって観点)でいえば、Aの方が上です。 さて問題の各名横綱のランキングですが、これを相対的尺度で見ると・・・ う~ん これは相撲マニアではない私には難問です。 乏しい知識からいえば 双葉山・大鵬>千代の富士>>貴乃花>朝青龍>北の湖 (雷電についてはよく知りません) こんな感じになりますが、ただし異論は多いに認める(自信全然無し)です。 それでは絶対的尺度でみて、これらの各横綱がどういう序列になるのか? つまり言い換えると、果たして相撲もその他のスポーツのようにやはり数十年前の時代よりも今の力士の方が強いのかですが、私はこれは圧倒的に今の力士の方が強いと思っています。 100メートル何秒とか、何キロ持ち上げるとなるとその数字は明確に数字で現れるので、この比較は単純です。 誰もウサイン・ボルトよりもカール・ルイスの方が速いなんて言えません。 しかしこれが対戦競技となると、タイムマシンでもない限り現実に対戦できるわけではないので、ついつい色んな考えが交錯します。 特にこと格闘技・武道となるとさらにこの問題は面倒臭くなります。 と言うのは格闘技、ことに武道の世界というのは実に胡散臭い世界でして、ボクシングの世界チャンピオンでも「気」の力で吹っ飛ばせるだとか、触っただけで何人もの人間が吹き飛ぶだとかという「名人・達人」が山ほど居る世界なのです。 http://www.youtube.com/watch?v=-GmXEYGqfIU&eurl=http%3A%2F%2Fzaitetstu16%2Eseesaa%2Enet%2Farticle%2F102779635%2Ehtml&feature=player_embedded (こんな達人中の達人も居ます。特に動画の1:00あたりから3:30あたりの奥儀は圧巻です・笑) 私は長年格闘技ばかりをしていた人間ですが、あえて言わせていただくと武道の世界ってのは、新興宗教の世界並みに胡散臭い世界だっていう側面があります。 ここでは多くの神話や伝説がはびこっているのですが、果たしてほとんどのスポーツ競技、それも数字に表れるものだけでなく、体操やフィギュア・スケートのような演舞競技でさえも20年前の全日本は現在の中高生大会レベルになってしまうのに、格闘技だけがその例外でありうるのでしょうか。 私がこの疑問の回答に確信をもったきっかけは、20年以上前だったかにテレビでアントニオ猪木がアフリカの未開部族の勇者と取っ組み合いのスパーリングをする映像を観たときでした。 我々文明人はついつい未開の部族や、昔の伝説に神がかった神秘の力があると思いがちです。 しかし猪木と勇者のスパーはまるで子供と大人の練習風景でした。 かの極真空手の創始者、大山倍達師は生前にあるインタビューにこうお答えになっています。 インタビュアー「先生の目からご覧になって今の選手と、昔の選手はどこが違いますか?」 大山師「確かに今の選手は一昔の選手よりはるかに強いです」 イン「え?今の方が強いんですか?」 大山師「今の方がはるかに強いです。しかし試合に対する決死の思いとか、どんな苦境にも耐えることが修行だというような覚悟が足りません」 事実当時のマンガ「空手バカ一代」では大山師が180キロのベンチプレスを挙げて、周りの弟子たちに 「先生はパワーでも金メダルクラスだ」と驚嘆するシーンがあるのですが、現在180キロのベンチは街のトレーニング愛好家でも結構居るレベルです。(さらにはこのマンガには誇張が極端に多いのは定説です) 大山師の凄いところは、いたづらに過去も神話にひたることなく、現在の選手の強さそれ自体は認めていることです。 相撲も例外ではないと推測します。 格闘競技っていうものは、相手が強ければ強いほど戦っている人はボロも出れば、弱さも出てくるものです。 しかし相手が弱ければそれこそ、木鶏のごとく泰然として横綱相撲をすることが出来るものです。 その意味で昔の力士が今の映像で見て、圧倒的強さに見えるからといって、そのままには評価できないと思います。 実際相撲に本格的な筋トレが導入されたのは、私の記憶では90年頃に大関で君臨した霧島くらいからのことです。 千代の富士さえ現在のレベルの理論での筋トレは充分には採用できていませんでした。 以上の観点から見て 貴乃花>朝青龍>千代の富士>北の湖>大鵬>双葉山>雷電 という順に私は一票入れたいと思います。
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- boikof
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昔の力士は今の力士に比べて軽量ですが、その分技術があると思います。道具を使うスポーツは用具の進化によって発展しますし、団体競技は戦術の発展で現在のチームのほうが強いと思います。 その視点で見れば相撲は用具に頼らないですし、稽古も昔から受け継がれてるという事で現在の力士が過去の力士よりも強いという理論は当てはめ難いと思います。 重量化して体格で押していく傾向の強い現在と軽量ながらも技術で勝負した昔を比べて、力士の重量化傾向の強い時代の中で小柄ながらも圧倒的な力を発揮した千代の富士が一番強いのではないかと思います。 雷電は江戸時代の力士なので全く分かりませんが、伝え聞く伝説では凄かったようですね。双葉山の時代は1年間の取り組みが現在よりも少ないので、その中で連勝記録を作ったのだからこれまた凄いと思います。大鵬も最多優勝記録を保持していますし、北の湖や貴乃花、朝青龍も・・・ というようにキリがなくなってしまいますが、自分は千代の富士に一票という感じです。以下の順位は双葉山、大鵬、北の湖、貴乃花、朝青龍で雷電は資料不足で参考にならないという順位です。ここで自分が順位をつけたからといて各横綱に優劣はつけられませんね。他の解釈を持つ人がいると思いますので。
お礼
ご回答ありがとうございました。 千代の富士ですか。そうですね。実は私もそうじゃないかと思ってたんです。彼は体が筋肉そのもので百メートルも早かった。技がありました。あの巨漢小錦を裏返しにしたこともあります。♯3のかたが言われた「相対的評価」をするのであれば雷電は他の追随を許さぬほど強かったとなりますが、「絶対的評価」では千代の富士かな、と。しかし大鵬もすごいです。ビデオ判定が現在のように採用されていたら連勝記録は双葉山ではなく大鵬なんです。親方たちの肉眼による判定で負けたことにされてしまいました。優勝回数や連勝による評価では大鵬かもしれません。
- yuyuyunn
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こんにちは 優勝 大鵬関 準優勝 千代の富士関
お礼
ご回答ありがとうございました。 やはり大鵬ですか。優勝回数で考えると一に大鵬二に千代の富士となりますよね。私は雷電ってかなり強いと思うんです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B7%E9%9B%BB%E7%88%B2%E5%8F%B3%E3%82%A8%E9%96%80
- pasocom
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この質問、どう答えたら「良回答」ポイントがもらえるのでしょう。 てゆうか、どう答えても対決が実現するわけではないのだから「良回答」などあり得ないのでは・・・。 明らかに結論の出ない質問をするなら「アンケート」カテゴリーでどうぞ。
お礼
アンケートにしようか考えました。しかし、次の二つの理由で普通の質問にしました。 1.アンケートにすると大相撲ファンに質問を開いてもらえないことがある。 2.あり得ない対決だから正解はない。しかし、考え方が論理的であったり説得力があったり、正解に近いものが出てくると判断しました。 難しく考えないでね。こちらも悩んでるわけじゃなくて単なる大相撲ファンの遊びです。こちらが遊びだから回答者も遊び心でやってよね。
お礼
>B選手は絶対的な尺度で言えば、A選手よりも強いと言えます。しかし相対的尺度(=つまり当時のレベルでいかに他に抜きん出ていたか、多くの勝利実績をあげたかって観点)でいえば、Aの方が上です。 そうですね。興味深い視点だと思います。昔「通し矢」というのがありましたが、どんどん記録は塗り替えられました。そういう観点からすると新しい選手がより強いということになりますね。 >双葉山・大鵬>千代の富士>>貴乃花>朝青龍>北の湖 (雷電についてはよく知りません) 相対的尺度からするとそうなりそうですね。 >果たして相撲もその他のスポーツのようにやはり数十年前の時代よりも今の力士の方が強いのかですが、私はこれは圧倒的に今の力士の方が強いと思っています。 そうですね。そんな気がします。ただ雷電の場合は(尾ひれがついているかは定かではありませんが)とんでもない逸話がありますから強さは尋常ではなかったのだろうと推測しております。 >100メートル何秒とか、何キロ持ち上げるとなるとその数字は明確に数字で現れるので、この比較は単純です。 そうですね。100メートルの場合はほんとにそうです。ただスキージャンプとか水泳の場合は用具の進歩がありますから単純に比較できないところもあります。 >私は長年格闘技ばかりをしていた人間ですが、あえて言わせていただくと武道の世界ってのは、新興宗教の世界並みに胡散臭い世界だっていう側面があります。 そうですね。信仰の世界と似たところがあるようです。 >果たしてほとんどのスポーツ競技、それも数字に表れるものだけでなく、体操やフィギュア・スケートのような演舞競技でさえも20年前の全日本は現在の中高生大会レベルになってしまうのに、格闘技だけがその例外でありうるのでしょうか。 そうですね。日進月歩しますから相撲だけが例外というのもおかしな話になります。 >以上の観点から見て 貴乃花>朝青龍>千代の富士>北の湖>大鵬>双葉山>雷電 という順に私は一票入れたいと思います。 そうですか。貴乃花が一番ですか。朝青龍ってスピードがありますよね。一年余り前の全盛期の朝青龍はかなり強いように思えます。ご回答非常に興味深く拝見し勉強になりました。