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北朝鮮の核はどこに

北朝鮮は核ミサイルを現実に他国に落としても、何のメリットもないため、示威行為にすぎないとされています。もし3発撃つ能力があるとしたら照準はどこに向けるのでしょうか?

みんなの回答

  • sudacyu
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回答No.6

 No1・No5です。  あなたのご指摘通りです。  日本の米軍基地を攻撃できるノドンだけでは、アメリカに対する脅しとしては十分ではありません。(とはいえ、北朝鮮としては、今はそこまでしかできません。)  そこで、国民が餓死するのも構わずに、捻出できる資金を長距離ミサイルの開発と小型核兵器の開発につぎ込んでいます。  最初の長距離ミサイル試験は失敗し、日本の三陸沖に落下し、日本が回収してアメリカとともに技術レベルを徹底解析しました。  今年の長距離ミサイル試験は、二段目と三段目が分離されずに日本とハワイのほぼ中間で、北朝鮮の指定した落下海域の隅に落下しました。  このように、ミサイルに搭載できる小型核兵器とアメリカに届く長距離ミサイルの開発が北朝鮮の最終目的です。  それに対して、アメリカはMDシステムの開発によってこの北朝鮮のミサイルを無効化しようとしています。(数兆円と言われるこのシステムの費用の一部を、日米共同開発によって日本側に負担させようとしています。北朝鮮から日本までは、ミサイル到達までの時間が短く迎撃は容易ではありません。これを8割以上の確率で落とせるシステムが開発できたら、アメリカに向かうミサイルは、100%近く撃ち落とすことができます。)  このMDシステムに対して、中国・ロシアは大反対です。中国・ロシアのアメリカに向けた核ミサイルも、MDで迎撃可能ということになり、中国・ロシアの核抑止力(本当に有効なのか議論のあるところですが)が存在しないことになってしまいますから。  ですから、中国は北朝鮮の核開発・長距離ミサイル開発をやめさせようと必死になっています。  しかし、金正日は中国のその意向を無視して、開発を進めています。    <金正日の後継問題・対米カードの獲得という北朝鮮側の事情>  東西冷戦の終結・中国の経済開放政策で、北朝鮮の立場が大きく変わってきたのです。  中国の貿易相手国の第1位はアメリカで、2007年の対米輸出は2,327億ドル、輸入は694億ドル。16兆円以上のお金を中国はアメリカから儲けたことになります。(この金額は、中国の防衛費総額をはるかに超えています。極端に言えば、中国はアメリカからもらったお金で国防費を捻出しているとも言えます。また、中国の保有するアメリカ国債は70兆円以上。アメリカドルが暴落すれば、中国は大損です。)  中国を大儲けさせている「アメリカ」と、貧乏北朝鮮の支配者「金正日」どちらかを最終的に切らなければならない事態になれば、自分が見捨てられると金正日は考えています。  ですから中国の嫌がる核武装をしても、自分の命・政権を守るという方針を取っています。

  • sudacyu
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回答No.5

 No1です。解説が必要なようなので。  北朝鮮の核は、北朝鮮に対する電撃作戦の可能性が一番高いアメリカに対する抑止力です。  アメリカが先に金正日に手を出してきたら(当然、北朝鮮は崩壊します。)、唯では死なずにアメリカ軍にも大損害を与えるぞという脅しです。  北朝鮮はミサイル配備と核開発に対して極端に軍事費を集中しています。今や近代戦の要である空軍力は、予算不足で極めて弱体化しています。石油収入で空軍力を整備していたイラクなどよりもはるかに脆弱で、他国と開戦しても制空権は1日で失ってしまいます。  ですから、北朝鮮から戦争を仕掛けることは、ほとんどありえません。  北朝鮮が他国に攻め込まれて政権崩壊すれば、大量の難民が中国と韓国に押し寄せます。これが中国・韓国には恐ろしいのです。  ロシアはアフガニスタンに手を出して、ソ連崩壊を招いた経験もあるうえに、中国に大被害を出す北朝鮮侵攻は、中国の恨みを買うので怖くてできません。  当然、日本に渡洋侵攻能力はありません。  ですから、軍事弱体化した北朝鮮が恐れるのは、アメリカの電撃作戦だけです。  アメリカは、過去にキューバ侵攻・リビア電撃作戦を計画したこともあり、最近では、パナマ・イラク・アフガニスタンに侵攻しました。  パナマ侵攻 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8A%E3%83%9E%E4%BE%B5%E6%94%BB  外国の国家元首相手に、「麻薬密売」を理由に空母以下5万以上の軍隊を送りこんで、電撃侵攻を成功させ、独裁者ノリエガ将軍を逮捕しアメリカの国内法で裁き、フロリダの刑務所にぶち込みました。  大韓航空機爆破テロによる米国人の死亡・アメリカドルの偽造・覚せい剤製造密売と、アメリカが金正日に対して同様の手に出る理由は十分すぎます。  北朝鮮の通常戦力が国力の疲弊で低下する一方の状況のもとで、自分が国家テロを指揮した経験のある金正日には、自分に対するアメリカの国家テロの可能性がとても大きく見えています。    自分に対して仕掛けてきたら、アメリカもただでは済まないぞという抑止力がないと、安眠できません。  虎の子の核兵器ですから、日本の不特定多数の民間人を殺しても意味がありません。  尚、北朝鮮が不特定多数の日本人を殺すなら、核兵器は使用しません。タイマー付きのアドバルーンにサリンをぶら下げて飛ばせばいいのです。ミサイル1発の費用で数千個を作ることができますし、日本側はローテクなので防衛手段がありません。  原爆=幼稚園級核兵器(現在、水爆を開発する力はない)よりもはるかに大きな被害を日本に与えることが可能です。 

roso5555
質問者

お礼

回答ありがとうございます。アメリカに脅しをかけるなら、アメリカ本土に攻撃できる能力がないと意味がないと思います。そうすると、得意のテロ攻撃を発動すのですかね。

  • sssssss1
  • ベストアンサー率13% (3/22)
回答No.4

面白いですね。私の妄想としては、 1発;太平洋上 能力を証明するため 以下は攻撃されないための予防 2発;中国のどこか(北京?) 北朝鮮を侵略(?)占領する可能性(および能力)の一番高い国は中華人民共和国だと思いますので。 3発;グアム 北朝鮮を攻撃(占領ではない)する能力が高いのは米国だと思うから。米本土を攻撃すると北朝鮮は焦土と化すので。

roso5555
質問者

お礼

回答ありがとうございます。私も中国はありだと思います。 昨日の友は今日の敵。常識では測れない国ですから。

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.3

あくまで示威行為ですから、照準先に対する脅しです。 1発はニューヨークまたはワシントン 1発は東京 1発はソウルです。 なお、中国のミサイルは日本に向けられていると聞きます。アメリカに向ける度胸がないとアメリカの譲歩は得られません。

roso5555
質問者

お礼

回答ありがとうございます。アメリカ本土は無理でしょうね。在日米軍基地なら、一石二鳥ですか。

回答No.2

どこを狙うのであれ、3発しか撃てないのならばすべて1カ所に向けるべきです。理由は単純で、作戦の成功率を高めるためです。 北のIRBMのCPEは2000m以上ですので、1/2の割合で核爆発の必殺半径外に落ちてしまいます。このため、最低でも一発をCPE内へ落とさないと攻撃の意味を喪失します。さらに、日本には迎撃ミサイルがありますので、例えば1発あたりの迎撃率が50%なら、2回の迎撃によって生存数は25%に減ってしまいます。4発撃った弾道弾のうち1発しか迎撃網を抜けられないのです。 迎撃からの生存率と必殺半径への到達率をかけると、上記の仮定迎撃率50%でも12.5%の着弾率ですから、3発のミサイルを発射した場合、0.375発が攻撃に成功する、という計算になります。 迎撃率がこれ以上なら・・・私が将軍様の立場なら、暗澹たる気持ちになると思います。

roso5555
質問者

お礼

現実味のある回答ありがとうございます。1箇所集中となると、やはりソウルですかね。

  • sudacyu
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回答No.1

 私が金正日なら、  沖縄嘉手納空軍基地・東京横田基地・神奈川横須賀(原子力空母ジョージワシントン母港:よく寄港しています。海外にある唯一の米空母メンテナンスドックです。)  アメリカの制空権支配・電撃作戦を相当制限できます。 ちなみに  四個目は、キャンプ座間(神奈川県:在日米陸軍司令部)  五個目は、長崎佐世保:強襲揚陸艦基地(沖縄の海兵隊を運ぶ)

roso5555
質問者

お礼

回答ありがとうございます。完全にアメリカ敵視政策ですね。そんなことをしたら、北は数日で焦土と化してしまいますね。

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