境界ぎりぎりの鉄筋コンクリート工事の工法は?
隣家を買い取った入居予定者が、境界ぎりぎりに外階段と塀を兼ねて幅1.65m、奥行き6mほどの堅牢な鉄筋コンクリート構造物の建設を進めています。境界に約14,5cmの幅の側溝がありますが、その部分を掘り下げさせていただきたいとの挨拶が依頼主から口頭で挨拶がありましたので、善意を信じて了承しました。
その後、得体の知れない人たちがやってきて挨拶も無しに工事を始め、いったんは了承範囲の側溝下まで掘削したのです、翌日には、50cm以上も境界をこえて掘ってしまっていました。深さは約1.2m。上から見えにくい深いところはもっと広く掘削しています。
作業者に詰問したところ、、鉄筋コンクリート工事をするに50cmは隣地を掘らないと工事ができないので掘れと上から言われたからと答えました。工事の依頼者は一級建築士なので、違法なことはしないと信じたいのですが、こちらは責任者が誰なのか、設計書や計画書や作業指示書はどうなっているのかもわからず、腹がたって仕方がありません。
境界ぎりぎりに建てているのは鉄筋2列入りコンクリート塀のようです。
ここは、40年前に造成された第一種低層住居専用区域ですので、こちらは境界から2.4m離して家を建てています。したがって、掘削が建物の安全にまで影響することはないと思いますが、植木の幹のそばまで掘られて根までが露出してしまっては感覚的にもたまりません。
破壊しても完成後に、元通りに埋め戻せば許されると考えているようですが、掘削した土もブロックも作業と平行してトラックで運び出してすでい処分してしまったようなので、取り返して来て原状回復せよといわれてもそれはできないと言います。
植木も果樹なので、たとえ枯死しなくても樹勢回復、収穫回復には長期にわたって難しいと思いますので、将来、何かあればそのときお詫びして弁償すれば済むという軽い話では無いはずです。
隣家の善意につけ込んだやり方です。「後でなんとでもなる」と考えていると思われても仕方がないでしょう。非常な悪い印象と遺恨が長く残るあくどいやり方だと思います。
根本的には、工事等のために必要な必要なスペースを自分の敷地側で責任を持って確保すべきと思いますが、やむなく境界ぎりぎりに建てるとしても、隣家に迷惑をかけないように工事する方法はないのでしょうか?
鉄筋コンクリート工事をするにしてもすべて依頼者側の敷地側からできないのか?などです。
補足
返答ありがとうございます。 概算で結構ですが高さが2500mm、厚さ150mmのL型擁壁では、スラブの幅はどの程度必要なのでしょうか?