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大学において、教授は絶対的存在でしょうか?
私はある教授のご著書に感激を受け、その教授のいる大学の文学部に進もうと考えています。 しかし、全面的に賛成ではなく、ところどころ受け入れられない点もいくつかあります。 授業においてそのような疑問を口にすると、教授から進学させられないのではないかと心配しています。そのような事はありえるのでしょうか? また、自分の大学の教授と対立する学派の教授がいる大学院に進学する際に、大学院受験に不利に働くということはありますか。 アカデミズムの世界に関して全くの無知なので、質問させていただきました。よろしくお願いします。
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質問者の方は,いま大学受験生なのですね? ちょっと意味不明な記述があります。 著書を読んでその人のもとで勉強したいというのは,たいへんりっぱな考えだと思います(その学問についてあまり知らないで偏差値切りで入学する人が圧倒的に多いですから)。全面的に賛成ではないというのは,さらにりっぱな態度だと思います。私が学生にむかって「批判的に読め」と口を酸っぱくして言うことを,高校生段階でできるとは。なお,批判的とは,悪口をいうとか,頭から否定するという意味ではなく,人の意見を鵜呑みにするな,自分でも考えろという意味です。 授業ではあまり質問をする時間はないと思いますので,オフィスアワー(研究室に来てもいいよという時間帯)を利用して質問した,と仮定します。教員も人間ですから,いきなりやってきた見ず知らずの1年生に面と向かって「納得しかねる」と言われれば,身構えます。だから,まずは「先生のファンです」くらいで仲良くなり,回を重ねたときに「ここがわからないのですが」と議論するほうがいいと思います。否定されると誰でもいやですが,議論なら教員・研究者が好むところですし,「そこまでぼくの本を読み込んでくれたか」とあなたの評価は高くなると思います。 「進学させられない」と書かれているのは,「単位がもらえない」という意味でしょうか? 上述の理由でそんなことはないと思います。ただし,細かい議論がしにくい,かつ対面でないレポートでいきなり否定すれば,「わかってないな」と低い点がつく危険があります。 「進学」が大学院進学の意味であれば,演習などでも「彼/彼女は思考力が高い」といい評価を得ていれば有利です。 学派については,分野によって学閥の強さや学界の雰囲気が違いますから,何ともいえません(私の分野では「あそこに行くなら破門だ」なんてことはありません)。その分野の状況について,3,4年生くらいでよく勉強してから判断してもいいのではありませんか。ただ言えるのは,指導教員とおなじ出身大学の教員がいる大学院を受ける場合は,「○○先生の指導学生です」といえば有利に働くこともあろう,くらいです。
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- kirin_beer
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>授業においてそのような疑問を口にすると、教授から >進学させられないのではないかと心配しています。 >そのような事はありえるのでしょうか? あり得ます。ただ、貴方の考えているような、学派の違いとかは関係ありません。「疑問」を教授にぶつける事により、貴方の脳みそのレベルが相手に推し量られてしまいます。つまり、どんなレベルの疑問を呈するかによって、その人の知識レベルか分かってしまう訳です。もし「あー、こいつは馬鹿だ」と思われてしまったら、ゲームオーバーです。「あと文献を百冊読んでから来ようね」と。 逆に、どんなに対立する言説を言おうが、その教授を唸らせる事ができたなら、たぶんその教授は貴方を手放さないと思いますよ。 疑問をぶつける事は良いのですが、重要なのはその内容です。
- tanuki4u
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1 教授における著書 どの分野か知りませんが、一般書籍の内容は教授にとっては「余技」です。 2 授業での質問 教授が真剣になるような質問が出来たらそれは、異常事態。 学部の学生の質問程度は、戯言扱いです。 3 対立学派 どの程度対立なんですかね? コップの中の嵐というか、大学の先生は対立するのが仕事なので、実は呑み友達だったりします。