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ノーアウト一塁からバントをしない戦法
ノーアウト一塁からバントをしない戦法を用いていたのは権藤監督ですけど、この戦法って選手の能力関係なく有効なんでしょうか? やはりバントしたほうが適作なんでしょうか? メジャーではノーアウト一塁でバントさせない監督って多いのでしょうか ? 無知なんで教えてください。
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話がうまく噛み合ったようです。 「解析は複数チームの細切れデータでできる」というのはその通りで、ビル・ジェームスの解析も事実そうだったことから、toast5さんの指摘は的確です。 私が言いたかったのはこういうことです。 「ノーアウト1塁でバントする/しないの優劣解析が世間に認知されるものであるためには、単一チームによる継続データが必要である。」 なぜなら世間は目に見える結果を求めるからです。ビル・ジェームスの理論が長く認知されなかったのもこの逆をいったからで、 要するに「一見正しそうだが、机上の空論でしょ?」 と思われたのでしょう。つまりある確率的理論が世間の認知を得るには現場での追試が必要です。で、これにあたるものとしてアメリカにはアスレチックスの成功があるが日本にはまだないよね、という話です。 あと、これはとても重要なことと思うので、言いますが、セイバーメトリクスに限らず確率的理論と向き合うには、「短期の結果に一喜一憂しないこと」「続けること」が絶対に必要です。なぜなら「勝率○割」というのは充分量の試合結果の平均であって、短期ではいかようにでも偏るからです。その意味で、高田繁GMがマネーボール戦術を2シーズンやって駄目だったから止めた、というのは全然ダメです。なぜなら結果に一喜一憂してコロコロ変えてるから。この場合、マネーボール戦術が駄目なのでなく、高田さんがこの種の実践者としてダメだといえます(注:彼の監督手腕の話ではないので念のため)。 では誰だったら向いてるか? ずばりイチローのようなタイプでしょう。彼は周囲の雑音に耳を貸さず、結果が出ようが出まいが淡々と同じことを繰り返す。彼のようなタイプは日本人に少ないというのであれば、詰まるところ日本人自体が確率的戦術に向いていないのかもしれません。(先のWBCでの一試合ごとの一喜一憂ぶりは、個人的にはたいへん疑問でした。蛇足ですが)
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- cobamax
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まずノーアウトでバントか強行かですが、 これは指揮官の考え次第です まず指揮官は次ぎのことを考えます 1 この試合は何点勝負なのか(つまりお互いの投手が二線級で7点勝 負の試合でバントで一点をとりにいってもあまり意味がない) 2 走者が出たのがいつのイニングか 3 接戦の場合は一点をとりに行くのが有効か 4 押さえの投手の状態は 5 打者はバントが得意か このとき投手出身の監督と打者出身の監督では考えが異なります 投手はバントしてくれるのはアウトをくれるので大歓迎ですので それを知っている監督はバントを嫌います(横浜 権藤監督) 打者は併殺をもっとも嫌いますので強打を嫌う傾向があります(中日 落合監督)皆さんがおっしゃるとおりこの作戦が有効かどうかは 以降の試合展開が指揮官の理想どうり運べば有効、運ばなければ 失敗となりますのですべて結果次第です MLBでは早い回よりバントをすることはほとんどありません 接戦で回が詰まると時々みることができますが、これも指揮官 しだいです
統計的にはNo.3の回答者様のおっしゃるように、 バントをすることで得点期待値は少し下がり、 得点確率は(バントが成功すれば)少しあがる、 と何かで読みました。 ただバント失敗も含めると、得点確率はほとんど変わらないと 書いていたように思います。 (自分の記憶でソースが何か覚えていませんが) ですから、1点が欲しい場面で出塁は難しいけどバントはほとんど決めてくれる、 という選手が打者なら有効な策なのではないでしょうか。 ちなみにバントの効果として、 2塁にランナーを送ることで、シングルヒットも打たれてはいけない状態になり、 投手がより力を入れ、集中して投げなければいけなくさせることによって、 投手の疲れを速める、というものもあります。
- jkpawapuro
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統計的にはノーアウト1塁からのバントは得点期待値を減少させます。 ただしこれは統計的に一般化されたケースで、打者の打撃能力が通常より低い・バント能力が極めて高いケースの場合はもちろん当てはまりません。 特に昔のように2番の打撃能力が低く、3番のアベレージと4番のパワーが強ければ、一般的なケースから激しく外れることになります。 要は一般論は一般論であり、その先にさらにケースバイケースがあります。 2番が打てればバントなど勿体ないし、平均打率や2番打者の打撃能力が上昇している傾向にあり、そんななかではバントは減る傾向にあります。特にメジャーではバントは減っています。 また逆に言うと、初回からバントするならそれに適した人材を、んバントしたくないなら赤星栗山のようにゲッツーの少ない打者を、あるいは清水隆行のように率の高い打者をおくことになります。
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回答ありがとうございます。 なるほど。3割バッターや長打力のあるバッターならバントは適作ではないってことですね、きっと・・ 昔で言えば川相選手のような確実にバントを決めるような選手がいれば 効果は得られるのでしょうか。
- nama777
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バンドをやらない戦法としては、ビリーGMのアスレチックスが有名でしたね。他には盗塁もやらず安打と四球を重視する、その方が統計的には得点力がアップすると。 ビッグベースボールというのかな、アメリカではこれが合ったみたいですね。 数年前に有名になった「マネーボール」という本を見てください。
お礼
回答ありがとうございます。 それはとてもおもしろいですね。盗塁もあまり推してない方法論があるんですね。リスクを伴うことをするより確率が上がるからでしょうかね。 日本でもバントをあまりさせない監督がまたでてほしいです
- isf
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いろいろな考え方があるので一概には言えませんが 何でもかんでも塁に出たらとにかくバントというのは良くないでしょう 相手にワンアウトあげるようなものですから ただバントが有効な場面もあります 一点を争うゲームでどうしても一点ほしい場面とか メジャーでは一点を取りに行くよりビッグイニングを作ろうという考え方が多いので日本よりバントは少ないですね
お礼
回答ありがとうございます。 >メジャーでは一点を取りに行くよりビッグイニングを作ろうという考え方が多いので日本よりバントは少ないですね 日本ではバントをかなり重視しますけどメジャーではそうでもないんですね。攻撃のリズムはできるとは思うけど投手にも間というかユトリを与えてしまうこともあるような・・・・
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お礼
回答ありがとうございます >2塁にランナーを送ることで、シングルヒットも打たれてはいけない状態になり、 >投手がより力を入れ、集中して投げなければいけなくさせることによって、 >投手の疲れを速める、というものもあります。 なるほど。投手にプレッシャーを与えるには仰るとおり有効かもしれませんね。 >ですから、1点が欲しい場面で出塁は難しいけどバントはほとんど決めてくれる、 >という選手が打者なら有効な策なのではないでしょうか。 今、こういう選手って少ないので貴重かもしれませんね。 バント上手いと日本ではすごく高い評価を得られるようでw