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民主党の高速無料化政策とCO2削減努力について
- 民主党の高速無料化政策は、春の大型連休の2週間でCO2排出量を増加させてしまったことが問題となっています。
- 高速無料化によって低炭素型の交通体系を実現することは困難であり、2050年までにCO2を削減する目標も達成できないと言われています。
- 民主党は高速無料化の公約を見直すべきだとの意見もあります。
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まず、民主党支持者ではないことを 民主党が高速道路無料化を打ち出したのは現在の道路行政に対する対案のようなものだと思います。 この案の趣旨は高速道路のあり方に対する提案であまり温暖化に対してはそれほど考慮されていないと思います。 そしてこのことで単純に温暖化に反すると決め付けるのいかがなものかと思います。 理由は、本当に運輸部門での二酸化炭素排出を抑えたいならガソリンや軽油に炭素税を掛ければいいと考えられるからです。そうすれば沢山出した人が税金を払うので排出量が抑えられると思います。そして技術革新が進み使う人の自覚が大きくなると思います。 また無料化を実現性のことは無視して考えると、料金所のスタートストップや渋滞の分は排出が減るかも(少ない量ですが) 無料化は確かに通行量やその距離が伸びると思いますが高速料金だけで抑えるのではない方法も考えないと運輸部門の排出量は減らないと思います。(普通の道でも出しているので)
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- HAYABUSA-WEB(@dek38588)
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こんにちわ まず、CO2うんぬんより高速道路無料化は実現不可能だと思います。 少し前に話題になった“埋蔵金”を頼りにして民主党はこの政策をマニフェストに挙げているのだと思いますが、与党である自民党が使い切ってしまうつもりで、定額給付金、ETC割引、エコポイント、自動車購入減税を施行しているわけですから、仮に衆院選で民主が勝っても「お金ないじゃん!」って状態になると思います。 つまり、選挙を念頭に置いた国民に対するアメ政策です。さらに、我々国民が単純で、あれだけ定額給付金にいろいろ言ってたのが実際に受け取るとコロッと支援しだしていますよね。あれだけ低迷していた支持率が30%越えです。こういった“国民が支援している”背景があるため、税収より予算が上回ってしまう政策でも、世論は比較的穏やかです。 どのみち解散しなくても9月で衆議院は満期ですから、自民党としては選挙に向けた国民の人気取りが先決!といったところでしょう。それが大きな意味で現状は成功しています。 そして、選挙で自民が勝った場合は現状のアメ政策を存続できる可能性があるわけですが、民主が勝利した場合は痛烈に現行与党を批判しているわけですし、同じ政策を存続するなんてことはあり得ません。 既に数兆円規模で財政出動していることから、政権交代した場合の予算配分は、高速無料化したらとてもまかなえるものではないでしょう。 そうなるとお得意の「努力はした」です。 選挙公約とは、“そうする”ではなく、“そうするために取り組む”ものだというのが政治家の表現ですから。 また、鳩山代表と岡田幹事長の間で、増税等についての認識が異なることからも党内でのコンセンサスにいささかの疑問があります。つまり、民主のマニフェスト自体が、党内で賛同をしっかり得られているのか不明なためこれが政権確保した場合適応されるのか疑問です。 もう一つの問題は官僚です。例えばこのETC割引の場合、ETC管理をおこなう特殊法人が機能していますよね。高速無料化でETCがなくなってしまえば、官僚にとって天下り先が奪われることになります。官僚は命がけで阻止しますよ。 与党である自民はこの官僚と持ちつ持たれつの関係ですから、いろんな政策が成り立った事実があります。政権交代した場合、民主に徹底的な妨害工作を仕掛けると思います。 CO2については、いろんな意見があると思います。しかし、これまで化石資源に頼り産業が発達してきたわけですから、なかなか転化は難しいと思います。同時に世界的な不況で、これまで自動車産業で恩恵を受けていた日本にとっては本当に苦しい状況です。 確かにCO2は問題かも知れませんが、各メーカーも排出量に対して基準を敷いていますし、技術は進歩しているので好転化すると信じましょう。 まずもって高速道路を1000円にするというところで、それだけ貨幣流通が停滞しているから活性化するための策なわけですよね。 環境と産業のバランスを取るための今できることだと思います。2050年の削減目標を定めたときは、現在のような100年に一度の不況なんて想像もしていなかったわけですから、まずは安定した景気好転がなければ話になりませんしね。 ハイブリッドカーを開発したのは日本なんですから、日本の環境意識は高いと思います。 じっくり見守りましょう。
お礼
様々な視点からのご指摘、ありがとうございました。 質問文の「そのためには2080年までに世界全体で50~85%削減しなければならない」は2050年までにの間違いでした。訂正画像を添付させていただきました。 IPCC第2次評価報告の頃から気になっておりますが、とうとう温暖化被害が顕在化し、フィードバック現象まで出てくる始末。 6000年前の「縄文海進」と言われた時は、今より2℃ほど温度が高く、海面は3~5m程度高かったそうですが、今度の変化はその程度では収まりそうにありません。 つい愚痴っぽく、なにやってんだ!と言いたくなりますが、この時代に生まれたのも何かのご縁でしょうから、大きな宇宙観に立って見守りたいと思います。
- nourider
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高速道路無料化は環境政策に逆行するとのご意見ですが、私は必ずしもそうは思いません。 現状の高速道の赤字は「新規路線の建設を3年凍結するだけで容易に黒字化できる」と昔殺された民主党の石井こうき議員が試算していました。またガソリン税軽油税には本来の税率の倍を暫定税率と評して30年以上課税しています。その暫定分で現在の高速道路の維持管理は可能です。また無料化すれば料金所職員、ETCカード会社職員、それにまつわる維持管理費用も要らなくなります。 さらに料金所での無意味なストップアンドゴーが無くなればCO2排出量も減らせます。車は加速と減速時に最も環境負荷が高くなります。 高速道路のバイパス化により市街地の交通量を減らし、立体交差化をすすめるだけでCO2排出量を増やさずに輸送効率を上げられ、人対車の交通事故も減らせます。 私が思う環境対策は 家庭のお風呂に税金をかける(お風呂に毎日入るという習慣は日本人独特で、この習慣によって日本は一人当たりエネルギー消費がアメリカに次いで高い)ので、環境立国になりたかったらこの習慣を改めることが大事。 昼間の午後のテレビ放送を中断する(すでに北欧ではやっている) ペットボトルは破砕して作り直して再利用ではなく、洗って再利用(すでにEUではやっている)する。 一人当たりガソリン消費量に上限を設ける、車に乗らない人などは余った購入権を人に売る事ができるようにする。そうすればハイブリッド車といいながら4500ccもあるレクサスのような無駄な車の偽善がよくわかると思いますし、運送業などでも効率よく営業している業者は節約した購入権を売る事によって儲けられる。また購入権取引という新たな市場ができます。 とまぁ、民主党の高速道路無料案とはちょっと違った提案ですが、「世界に誇る」などというおこがましい文字が踊っていたので、思わず「日本人の非常識なエネルギー利用の例」をあげてみたくなりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問文の「2080年までに世界全体で50~85%削減しなければならない」はミスで、「2050年までに」の誤りでした。添付画像で訂正させて頂きます。 高速を無料化にしても、ガソリンの使用制限は、懸案の環境税(炭素税)とは異なるものの、温暖化防止になり、交通体系が車中心になるとは限らないと言うことですね。経済の仕組みによらない方法、ユニークですが、実現性はどうでしょうか。 環境税やこのような何らかの歯止めがあれば、高速無料かもいいかなと思いました。 また、お風呂やテレビなどのアイデアありがとうございます。
- black-box
- ベストアンサー率32% (11/34)
まず地球温暖化とCO2に関しては本当に因果関係があるかは証明されていません。むしろ地球の変動の範囲内の気温変化であって、今後地球は冷えていく方向に向かうと考えられています。 まあそれはさておき、各国のCO2削減に関しては京都議定書締結の時にはほとんどの国がその年からCO2削減に取り組み始めたのに対し、すでに日本はすでにエネルギー効率は他の国から見てもかなり先端を走っていました。その状態からさらにCO2を削減していくにはかなりの労力を必要としましたが、他の国は日本の技術を少し取り入れるだけで簡単に目標値をクリアーできたわけです。そいいう観点からみれば地球温暖化という言葉によって日本からお金を引き出させるための世界から罠にかけられたと思います。 本題ですが、高速道路無料化は反対です。 上の回答者が平日休みの人にとって不公平と言うことを言ってますが、実際に無料化になった場合の道路整備などはどこからお金が出て行くのでしょうか?結局は税金という形でとられ、むしろ道路を使用しない人たちからもお金を取ることになっていきます。車を乗らない人には不公平ですよね。またそのための財源も実はありませんね。民主党のいう高速道路無料化などという甘い政策につられてはいけません。 同じようにCO2問題も各国の利権、思惑を考えていかねばなりません。省エネはいいことですが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問文の「そのためには2080年までに世界全体で50~85%削減しなければならない」はミスでした。画像で訂正させて頂きます。 60数年前、軍国主義時代には戦争反対や不利な戦局など、政策遂行に障害となる情報は封鎖されました。 現在は情報封鎖できる状況ではありませんが、温暖化情報などの消費意欲を減退させる情報は、経済至上主義を遂行するのに障害となるので、懐疑論というデマで世論をかく乱させてきたのだと思います。 「地球の寒冷化説」も大げさなデマに過ぎず、第3次評価報告書の1000年の気温変化を見れば明らかだと思います。 http://www.jma.go.jp/jma/press/0103/06a/spm.html マスコミは、大量消費を促すコマーシャル料を収入源としていますので、消費意欲を減退させる温暖化情報に反対の情報には飛びつくのではないでしょうか。 この解決方法として、省エネのコマーシャル料は安く、化石燃料を多く出すコマーシャル料は高くするような「コマーシャル料のエコ化」をすれば、マスコミも健全になって行くのではないでしょうか。 ところで、利用者負担の視点からの「無料化反対」はいいですね。 「CO2問題の各国の利権、思惑」はあるでしょうが、温暖化防止を第一に考えて議論し、交渉していただきたいと思います。
- sugeaho
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JRを倒産させるためです。
はじめまして、よろしくお願い致します。 私も質問者様と同じ疑問を持ちました。 しかし、今の景気を回復するのが優先と思われます。 (税金で定額給付金を出している) >民主党は高速無料化の公約を取り下げるべきだと思いますが、いかがでしょうか。 良い面と悪い面がありますが、無料にした方が今はベストと言えます。 理由は、税金を使い道路を作ったのに利用者がいないのでは元が取れない。 ETCを取り付けした車しか対応しないのでは、不公平です。 (天下り会社を増やしているだけ) 無料にすることにより、渋滞が起きない。 今は、仕事で平日に会社が休みの人がいるので不公平。 などいっぱいあります。 まずは、無料化してみて不具合があれば是正処置をすれば良いと思われます。 誰も、成功かは実際にやってみないとわからないのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問文の「そのためには2080年までに世界全体で50~85%削減しなければならない。」は2050年のミスでした。 何が人類にとって重要なのかという根本的な認識の違いがあるように思います。 もう温暖化防止の望みは殆んどないかも知れませんが、CO2は一度出すと、大気中に蓄積されるばかりで、長期間消滅しないので、CO2を増やさない方法で政策実行して頂きたいと願っています。
- debukuro
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自動車族の票をかき集めるためと「西松」への見返りです そのためには環境問題などどうでもいいのです 日経連も環境対策の強化は日本の経済競争力を弱めると公言しています
お礼
ご回答ありがとうございます >日経連も環境対策の強化は日本の経済競争力を弱めると公言しています ブッシュさんと同じ考え方で、困ったものです。 やはり、温暖化の本質が分かっていないためと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問文の「そのためには2080年までに世界全体で50~85%削減」は2050年までにの間違いでした。訂正画像を添付させていただきました。 炭素税とセットであれば問題ないわけで、現在のやり方と同じと思ったのが良くなかったようです。 今後、高速の無料化が実現したとき、環境税(炭素税)とセットになっているか見守りたいと思います。