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破産
お伺いした意見があります。知人が自己破産にするかどうか悩んでおります。自己破産したときのデメリットは具体的に何でしょうか。 聞いたことあるのは、その後、クレジットカードが持てないとか、ローンが組めないとかいうことなんですが、本当でしょうか。 よろしくお願い致します。
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まず、破産というのは2つの手続きがあります。 一つは破産手続き(いわば清算)で、破産者の財産をその債権者に基本的には平等に分配する手続きです。 もうひとつが免責で、上記の手続きを経てなお残った負債を棒引きにする手続きです。 本来両者は別ですが、自己破産の場合には破産を申し立てれば同時に免責も申し立てたことになります。 破産のデメリットは大きく分けると3つです。 まず1つは、破産した場合には手続きが終わるまで特定種類の仕事につくことはできなくなります。弁護士や税理士などが典型例ですが、会社の取締役なども破産手続きによって当然に退任することになります(もう一度選任してもらうことはできますが)。 これは法律上明文で定められています。 次に、破産者は金融機関等との取引が困難になります。法律に定めがあるわけではありませんが、事実上そのような不利益をうけます。 その程度や期間は金融機関によって異なります。 クレジットカード会社の利用しているしているCICやCCBであれば7年、銀行でれば全銀協で、消費者金融であれば全情連で、それぞれ10年、自己破産者の名前が保存されます(もっとも、破産後の収入や貯蓄情況によっては、事故情報があっても取引をすることができる場合もあります。金融機関の判断次第)。 最後に、免責を申し立てた場合(自己破産であれば基本的には申し立てたことになります)はその後七年間は破産しても免責を受けられません(借金がチャラになりません)。破産しても手続きが終わればまた返済しなければならないということです。 以上が主なデメリットです。なお、当然ですが破産手続き中は日常的なレベルを超えて財産を費消することはできません。最悪免責を受けられない原因となります。
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- Sasakik
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既に複数の回答が付いているんですが・・・ 「破産」の大意は、#4さんの回答にあるとおりです。 国が公式に「此奴は金の管理も出来ないヤツだ」と認め、「これ以上、返済の見込みのない借金をさせない」ために、頭を冷やすための一定期間、法的に契約などの権利行為の制限を課すといったトコロでしょうか。 >その後、クレジットカードが持てないとか、ローンが組めないとかいうことなんですが、本当でしょうか。 クレジットもローンも契約です。契約行為に制限が掛かっているうちは認められません。 また、俗に”ブラックリスト”と呼ばれている個人信用情報機関の登録も一定期間で消えることになっていますが、法的に扱いが決まっているワケでは無く、また、金融機関に金を課す義務はありませんので、何十年も前の破産情報を根拠に融資を断っても問題はありません。 特に、破産で借金をチャラにされた金融機関は、二度と相手にしてくれないでしょうね・・・近年は、金融機関のグループ化=情報の共有が進んでいるので、1件の不義理が大きく跳ね返ってくる可能性が高いでしょう。 あと、「破産すれば借金がチャラ(免責)ではない」ことにも留意すべきでしょう。 通常、破産宣告と免責決定は同時に為されると思いますが、別個の判断として為されるので、破産しても免責されない=権利行為の制限を受け、借金を返し続けなければならない=なんてコトも珍しくありません。 失業や事業の失敗など、ある程度、本人だけの責任を問うには酷であると認められるような事情があれば免責決定を受けることは難しくありませんが、ギャンブル、リスクの高い投機、無計画な散財、(時々ココの質問にも出てくる)無保険で死亡事故を起こして億単位の賠償金など、本人の責任が大きい場合、免責額が低く設定されたり、全く免責されないことも少なくありません。
- hiroki0527
- ベストアンサー率22% (1101/4910)
>クレジットカードが持てないとか、ローンが組めないとかいうことなんですが、本当でしょうか。 破産するって事は非常に大げさに言えば「自分のお金の管理が出来ない奴」という事を裁判所が認めたって事です。 お金が管理できない人間に誰が「担保も無しにその人の信用だけでお金を貸す」んでしょうか? (破産した理由は一切考慮されません) 5~7年はお金の借り入れ、クレジットカード、ローン等は一切出来ませんので、その間をリハビリ期間として生活再建に努力して下さい。 また、貸した金チャラにされ泣いている人がいる事はちゃんと考慮しておいて下さい。 なお、一度自己破産すると法律の規定により10年間は再度の自己破産は出来ませんので、10年間にまたお金のトラブル起こすと法による救済手段がありませんので、地獄を見ることになります。 ちなみに自己破産しても借金チャラにはなりません。 免責決定が出て初めてチャラになります。
- di-keichu
- ベストアンサー率57% (15/26)
自己破産をすると、各信用情報機関にブラックリストとして載るので、 5~10年間はクレジットカードやローンの契約は出来なくなってしまいます。 (よって『ブラックの人も安心』といった内容のチラシは99%ヤミ金業者です) ちなみにGoogleで「自己破産 デメリット」と検索すると、具体的なデメリットが 書かれたサイトが沢山出てきますよ。参考になさってみて下さい。
- areresouka
- ベストアンサー率33% (253/760)
カードやローンが将来にわたって全くだめということはありません。 破産した理由にもよりますしね。ばくちや浪費で破産した人(免責されないですが)はどっちにしろ審査が通りませんし、たまたま勤めていた会社が倒産して転職がうまくいかず、やむなく破産した人が、その後一念発起し、起業に成功していれば、カードくらい向こうから頼んでくるでしょう。 なお、破産すれば一時的に選挙権や会社の取締役などへの就任の制限があります。
- nemoax006
- ベストアンサー率14% (343/2433)
本当のようです 詳しくは弁護士にお問い合わせください