まあ、他の方も言っておられるように筋力がないというのはあるでしょうね。
キックに必要なのは大腿四頭筋だけではありません。
いろいろな筋肉が協調・拮抗してキックを生み出します。
筋トレとしては、ジム(公営の体育施設でも十分)に通ってバーベルスクワットをするのが
手軽です。素人がここの筋がどうだからここを鍛えるとか、考えるだけ無駄ですので、
大きな動きのトレーニングとしてバーベルスクワットがよいと申し上げました。
あとは、関係ないと思われるかもしれませんが、上半身の筋肉もひととおり鍛えてください。
15キロ程度のダンベル(筋力による。10回ぐらいできる重さ)で、大胸筋、広背筋、僧ぼう筋、
など、などよくある基本的なトレーニングをこなしてください。全部やっても30分程度です。
ダンベルは自宅でもできます。先ほどもいいましたが、筋肉はさまざまな協調している上成長ホルモンの分泌効果とか考えるといろいろな基本トレーニングを同時にしたほうが効果的です。でも結果出るのに半年はかかると思ってください。
その上で、キックのトレーニングをしたいのなら走りこみもしてほしいです。質問者さんはなんとなくあまりふだん運動されてなく走力がないためキーパーしてるようなイメージがあるからです。違ったらごめんなさい。足のバランスはアーチ(下腿部および足部全ての多くの筋肉が関係しています。)が重要な役割を果たしますが、それを鍛えるにはジョギングがよいです。サッカー経験者はみんなあたりまえのようにキックを飛ばしますが、実はみんなあたりまえのように5キロ10キロ走れる走力はもっています。それはサッカー選手にはあたりまえすぎて目がいきませんが、実は非常に重要なことなのです。インステップキック自体はそれほど難しいことではありませんが、それは基礎体力がある人間にとっての話です。練習するだけでもスタミナも使いますし。
そして最後に物理的なことをお話しますと、上記を満たした上では、すんなり体が受け止められることなのですが、キックの衝撃力というのは、足の振りのスピードとインパクトの瞬間の固定度できまります。
振りのスピードはそのままですが、固定度というのは、インパクトの瞬間の蹴り足の足首の固定だけにとどまらない全身の固定です。それにより反発力が増します。ここで軸足のアーチの強さも強く関係してきます。