- ベストアンサー
建築の塗装について VP? EP?
建築で使う塗装の種別ですが、VPとEPの使い分けを教えてください。 軒天にケイ酸カルシウム板を貼った場合、ビス留めした部分を目立たなくするためにはVPよりもEPのほうがよいと聞きました。またVPならつや消しにすればビス留めが目立たなくなるという話も聞きました。 この意味もよくわかりません。 塗装工事に詳しい方、教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
つや有り、つや消しの違いは、光の反射の違いです。 反射の度合いが大きい程、つやが有るということです。 EPは一般的につや消しですが、これは、塗膜の表面がザラザラしているので、光を反射しないだけで、布などで表面をこすると、若干つやが出てきます。 つやの出る塗料は、塗膜の表面が滑らかなので、光を反射するということです。 つや有りの塗料をつや消しにするには、塗膜の表面をザラザラにさせるような材料を入れて、つやを落とします。 さて、ケイ酸カルシウム板ですが、表面がザラザラしており、これにつやの出る塗料を塗っても、表面が平らなものに塗装した場合のような反射の仕方をしません。 一方、ビス頭の部分は、パテ処理をするので、表面が滑らかな状態になり、その部分だけ光って見えます。 要するに、下地の違いが、そのまま、反射の違いとして、仕上げに影響してくるということです。 つやの出ない塗料は、もともとが反射し難いので、パテ跡が目立ちにくいということです。 以上のことから、VPよりEPの方が良いという話になるのは、理解できると思います。
その他の回答 (1)
- jay
- ベストアンサー率27% (207/741)
回答No.1
VPは塩化ビニル系樹脂塗り、EPは合成樹脂エマルジョン塗りの事だそうです。
お礼
回答ありがとうございます。適切な答えで大変理解しやすかったです。 つや消し、つやありという意味もよくわかっていなかったので、勉強になりました。 今後も塗装のことでわからないことがあったら、よろしくお願い致します!