• ベストアンサー

フェーズ5は正しいとおもいますか?

 新型インフルエンザ問題が取りざたされてますが、日がたつにつれ「日本は騒ぎすぎ」「マスクしてるのは日本人だけ」という話もよく耳にします。  罹患して亡くなる方もいますが、治る人が圧倒的に多いし、何より感染が脅威的に広がっているとは思えません。  WHOがいう警戒レベル6段階のうちの5段階まできているとは思えないんですが・・・  フェーズ5は誤りだったと見解を改めることはありうるのでしょうか?日本の厚生労働省あたりは何も動かないんでしょうか?    

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • wiz0621
  • ベストアンサー率42% (182/430)
回答No.7

フェイズ5は正しいです。 現状のWHOの基準では2つの大陸にまたがった感染をフェイズ5と 呼んでいるからです。早い段階で、南北アメリカ大陸での感染が 確認されているので、間違いでは無いですよね? 今、WHOで議論されている内容は、ヨーロッパの現状を『持続的な 感染拡大』とみなすかどうかです。これが発生している、と判断 された時点でパンデミック宣言(フェイズ6)となります。 ただし、ヨーロッパ側から、『今、そんな宣言出してもマイナスの効果 しかないよ』という異論があるのも確か。 (ちなみに日本だけが騒ぎすぎ、ということはありません。 少なくともCNNでも同程度報道していますし、CNNは世界中から見れますよね。) いったい今何が起きているのか。 まず、インフルA(・・と、呼ぶように厚労省やWHOから通達が出てます。 いわゆる豚インフル。)の何が問題なのか。それが新しいウイルスと されている点です。その論理の展開は以下のように要約できます。 インフルAは弱毒性である。加えて加熱で死ぬし、胃酸でも死ぬ 弱いウイルス。(胃酸~の記述は農林水産省発表より) ↓ ただし多くの人間が抗体を持たない『新しいウイルス』である。 よって"感染しやすい" ↓ ウイルスは生物の中でしか生きられないため、感染者の拡大は ウイルスの数が増えているということである。 ↓ 生物は一定の確率で"突然変異"を引き起こすので、数が増えることは 単純に突然変異する場合の数が多くなる。 ↓ 突然変異によってどういう変化をするのかは、"予想できない" よって、加熱で死なない、胃酸でも死なない強いウイルスとなる"可能性もある" 少しわかりにくいので平たく言うと、 『ウイルスは数が増えやすいというだけで、ちょーやばい』ということです。 第一次世界大戦時に爆発的に感染拡大し、戦争の継続が難しくなるほど経済に 打撃をあたえた『スペイン風邪』は、今回と同様の経緯を辿っていることも こうした論調を後押ししています。 今のところ、感染したとたんに目や鼻から血を垂れ流して死んでしまう、という おそろしいウイルスではありません。その意味では確かに"騒ぎすぎ"です。 きちんと医者に行けば治る強さのウイルスでもあります。ですが、ウイルスの 数が増えてしまうと、予期しない変化が起こる可能性が増えることが問題である、 というのが政府とWHOの考えのようです。 現在、何より重要なのが『時間を稼ぐ』ことです。現在は感染の急速な拡大に 対処しきれないのです。感染拡大を防ぐには感染者のインフルエンザを治す 必要があります。 でも病院ってすごく混んでますよね。この上風邪の患者さんが 大量に押し寄せたら、機能がマヒしてしまうことが予想されています。 反面、多少感染が拡大してもすぐ薬でやっつけられる体制さえできあがれば ある街で感染者が出ても、その拡大はすぐ収束できますよね。 こうした体制が出来上がった時点で、ようやく各種の規制を解除することが できるわけです。

benly
質問者

お礼

どうもありがとうございました。テレビなどでは専門家や偉い方々が色々喋ってますが同じことばかりで疑問でした。 スッキリしました、ありがとうございました。

その他の回答 (6)

  • gungnir7
  • ベストアンサー率43% (1124/2579)
回答No.6

WHOの定義は確かに人騒がせだとは思います。 WHOもフェーズと脅威とは関係ないと言っていますが、 それを医学関係者だけが使うならまだしも、一般人にも同じ基準で使うのですから。 一般人はレベルが上がれば相当な脅威にしか映りません。 可能ならば病原性の強さと拡散性をリンクさせた新基準を作成するべきでしょう。 やはり一般人も対象にするのならビジュアルでないといけません。

benly
質問者

お礼

フェーズと脅威とは関係ないとは知りませんでした。わかり易い解説ありがとうございました。

noname#138477
noname#138477
回答No.5

 新聞に出ていた基準表を見る限り、正しいと思われます。  もちろん、検証作業はあるはずですので、見解変更はありえると思われますが、現時点で患者が実際には発生していない日本の厚生労働省が、現時点では口を出せる問題とは思いません。

benly
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

回答No.4

現在フェーズ6が検討されているとの話もある。世界規模で感染が拡大中らしいのです。 今度の豚インフルエンザは毒性が低いため、騒ぎ過ぎの感もありますが、伝染性の病気のためにその伝染を押さえ込むには騒がないと駄目なんだろう。 関係者が疑問視し出したのは、「高齢者の罹患割合が不自然に低い」点。 罹患者は特に20歳以下の人に多く、60歳以上の高齢者に特に低い。 原因として考えられるのは、 1.60年以上前に世界的流行した伝染病により、高齢者に抗体があるのではないか。 2.今度の豚インフルエンザの伝染効果が、年齢に依存しているという何らかの特異性があるのか。 3.若者が取る行為により伝染し、高齢者の取らない行為により伝染するのか。 騒ぎの発端の時点で、一部の専門家からは「生物兵器テロ」の可能性に言及があったが、生物兵器テロにしては毒性が弱いし。 また、一部分析によれば、発生地はメキシコではなく、香港あたりの中国内だとの話もある。 また、WHOのトップが中国系の人なので、華々しく国際舞台にブビューした中国の都合もあるのかもしれない。 その中国は疑いのないメキシコ系の人々を中国内で隔離しているが、これについては文句も出ている。中国はまた、カナダ・アメリカ・メキシコ産の豚肉の禁輸をして、これにも非難が出ている。

benly
質問者

お礼

いろんな側面があるのですね。 どうもありがとうございました。

  • ozunu
  • ベストアンサー率14% (240/1644)
回答No.3

フェーズは、感染状況に関する評価であって、ウィルスの死亡率等の危険度に対する評価ではありません。 なお、日本の対応については、確かに少し過剰かという気もしますが、H5N1の脅威が去った訳ではない現在、将来もっと危険度の高いウィルスがアウトブレイクしたときの良い演習と問題点の洗い出しになったのではないかと。

benly
質問者

お礼

確かに問題点はかなり明らかになったようですし、わたしたちにとってもよい経験にはなりましたね。 ご回答ありがとうございました。

noname#155097
noname#155097
回答No.2

>フェーズ5は誤りだったと見解を改めることはありうるのでしょうか? ないと思います。 >日本の厚生労働省あたりは何も動かないんでしょうか? 従来通りの態度だと思います。 ちなみに中国のほうがもう少しヒステリックに動いているようです。 治ればいいというものでもないし、ここまでやったから、 驚異的に広がらなかったといってもいいでしょう。 サーズや鳥インフルエンザの予行演習と思えばいいのでは。

benly
質問者

お礼

予行演習としては確かに良い経験でしたね。 ご回答どうもありがとうございました。

  • denbee
  • ベストアンサー率28% (192/671)
回答No.1

WHOの警戒レベルというのは、感染の広がりやすさを示していて、 病気そのものの危険度を表すわけではありません。 従って「レベル5=死に到る危険な病気」というわけではありません。 またレベル5自体が、ヒトからヒトへ伝染する証拠がある状態なだけで、 大流行の一歩手前の状態です。 第一、「警戒レベル」ですから、驚異的に広まってから警戒レベルを上げても意味がありません。

benly
質問者

お礼

フェーズは危険度ではないんですね。よくわかりました。 ご回答どうもありがとうございました。

関連するQ&A