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マズルコントロールを行う理由、行わない理由
(教えてください) マズルコントロールに関する成功談、失敗談、私はこう考えるなどを教えてください。 マズルコントロールが不要な条件なども経験談で結構ですので教えてください。 これに関するサイトや動物行動学成書の紹介でもかまいません。 宜しくお願いします。 (質問理由) 個人的には「マズルコントロールは服従訓練の一部です。必ず行ってください」と載っていたしつけ書から入った者です。 子犬もしつけが入っていない成犬を引き取るときも行ってきました。 ガウガウ唸る犬にも、内心ビビリながらやってきました。 気強い犬や臆病犬との方が積極的に行ってきました。 気強い犬や臆病犬とこちらとの関係が悪くなっても、他の家族や先住犬に癒される逃げ場もあると思い、しつこくやってきました。 このように自分では、犬種や犬の性格に関係なくマズルコントロールを重要な位置づけとして家に迎える最初は行っていました。 ところが、ここ10年くらいで「マズルコントロールは絶対に必要ではない」「犬の性格によってはマズルコントロール無しでしつけてください」という専門書やドッグトレーナーのエッセイなどで目にします。 マズルコントロールを行う理由はわかっていても行わない理由がわからなければ体験をしたことがないからこのような質問をしました。 いずれ、しつけの入っていない犬をお預かりしたときなどに、条件があえばマズルコントロールなしでもトライしてみたいと思います。 (参考程度に我が家の犬の生活) 家の中ではのんびりリラックス状態でいる成犬軍団です。家族のテンションにあわせてハイになったり静かになってくれています。 毎日時間不定の2回散歩準備中にハイテンションスイッチが入りますが、玄関を出たらアイコンタクトを意識してくれます。 散歩先でのご近所さん、お友達犬だけではなく初対面犬にも興味を示し、そつなく過ごすことが多いのですが、約1匹スイッチが入るのもいます。 大きなトラブルもクレームも無いので一応安心してご近所つきあいができています。 参照URL(今日現在のここでのマズルコントロール関連質問欄) http://oshiete.goo.ne.jp/search_goo/?status=select&MT=%A5%DE%A5%BA%A5%EB%A5%B3%A5%F3%A5%C8%A5%ED%A1%BC%A5%EB&nsMT=&ct_select=1&ct0=214&ct1=429&ct2=531 参考動画 http://www.youtube.com/watch?v=T-Hxag1zMwc http://www.youtube.com/watch?v=SlvjITWhKTg http://www.youtube.com/watch?v=rVaH_cCTppE
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「犬は本能的に家族を群れとみなし、その中で(自分を含め)明確な順位付けを行います。その結果、犬が最上位にたつと人間にとっての様々な問題行動が起こります。」 というような文章をお読みになったことがあるかと思います。 少なくとも私の知る限り5年ほど前まではこの考え方が主流でした。そしてこの考え方は一般の飼い主さんの間にもかなり定着していると思います。 しかし最近では「犬は人間との間には順位付けは行っていない」「犬と飼い主との関係は上下関係ではなく信頼関係である」という考え方が(プロ間では)主流になっています。 さて、マズルコントロールというのは犬(オオカミ)の真似事です。上位の犬が下位の犬のマズルをくわえても下位の犬は抵抗しないという習性を取り入れて、口の代わりに手でマズルを覆うことによって飼い主の方が上位であるということを理解させるために行われてきました。 しかし、上記のように犬は人間との間に明確な上下関係を築かないのであれば、マズルコントロールの意義がなくなってしまいます。 さらに、マズルコントロールの効果を曲解している方がかなり多い(甘噛みの対処として使われる等)のも事実です。 ですから、不特定多数の方に発信する情報としては >「マズルコントロールは絶対に必要ではない」「犬の性格によってはマズルコントロール無しでしつけてください」 という書き方が無難であると思います。 また、マズルコントロールは早いうちから無理矢理に行うことで、飼い主の手に対する嫌悪感・不快感を植え付けてしまうこともあります。 ただ、家庭犬として「どこを触られても平気である」というのは重要な条件ですので口周りを触る練習としてマズルコントロールのような形をとることはあります。 という風に私は考えています。参考まで。
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- 123admin
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マズルコントロールが吠え癖とか味癖の矯正として使うかという趣旨の質問でしたら、我が家のラブにはまったく効果ありませんでした。 我が家に来た頃からカミカミ犬でした。 もちろん甘噛みレベルですので大怪我するような噛み方ではありませんでしたが乳歯の頃は下手に噛まれると傷だらけになり、他人に怪我させたらいけないと色々試行錯誤をしました。 噛んできたら口を押さえるなんてのもやりましたが、確信犯で何回も繰り返しました。 All AboutのQ&A http://profile.allabout.co.jp/ask/qa_detail.php/1471 まぁ最近は特に体罰としてのマズルコントロールは主流ではないようです。 どうも最近はさじ加減が分からない飼い主が増えたのかもしれませんね。 我が家のラブは幸い口元を触られるのが大好きな犬に育ってくれました。 ブラッシングでも口のところをブラッシングしろと口をこすりつけてきます。 レトリバーは食い意地がはっているので油断すると拾い喰いしてしまいますので、その際にはマズルコントロールしておいてよかったと思います。 甘噛みは結局「痛い」とか言って無視作戦が一番応えた様で10ヶ月を過ぎるまで絶好調でした。 まぁ子犬の頃には多めに見てもらった先輩犬にも甘噛みすると散々起こられたのも要因だったかも。
補足
>体罰としてのマズルコントロールは主流ではない 参照URLにも「体罰としての・・・」の表記はみられませんでした。今までも「体罰としての・・・」のを一切目にしたことがありません。 ちょっと衝撃的な表現ですので、そのような表現、表記する方や書籍なども紹介いただければ幸いです。
- tabataba3
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狼のマズルコントロールも、上下関係を確認するためにやってはいても、上下関係を作るためにやっているのではないのではないでしょうか? それに比べて、仰向けにして抑えつけるのは、親犬や先輩犬が、子犬に服従を教えるためにやることだと思いますので、 服従を教えたいなら人間もこちらをまねた方がよいのではないかと思います。 成犬でもらったうちの犬はもともと大人しい個体でしたが、 保護団体の人が「この子マズルコントロール嫌がるわね」とつぶやいていたのを思い出しました。 その後しつけとしては特に行わず、 歯磨きのときなど自然にやっていますが、おとなしくさせています。 この経験からも、生活の中で信頼関係ができたうえで信頼関係の確認にはなる、という考えで、ことさらにやらねばならないことだとは思いません。 しかし、無理やり、おとなしくなるまでマズルコントロールを完遂することも、こちらがやろうと思ったことは必ずやるよ、という態度を示す点で有効かもしれません。 他方ジェントル・リーダーは鼻面を抑えることで、犬も馬のように従順になる習性があるというコンセプトで作られていますよね。 そうするとやはり従順にする意味はある?? 犬関係の本は、翻訳本を含め比較的たくさん持っているのですが 質問者さまとは逆で、マズルコントロールを行うべきという本には出会わなかったので、してきませんでした。 一冊だけ、だいぶ以前にかかれた本ですが、ホールドスチールとかマズルコントロールが載っている本がありますが、これも必ずやるべしというより、こういうやり方があるという紹介のようなものです。 あと一冊、体の手入れのために必要になるため、マズルコントロールを練習した方がよいという本もありました(これはマズルコントロール自体が目的ということですね)。 仰向けにして押さえるというのは、何冊かで散見されます。 (本の選択自体に好みが出ているせいかもしれません。) なお、わたしが行っていた保護施設の訓練士さんは、マズルコントロールに服従を教える意味は認めていませんでした。
お礼
No.1さんとは別の相反する例を出していただき興味深いです。ありがとうございました。
お礼
相反する例をあげていただき大変興味深いです。ありがとうございます。